岸防衛大臣が、1月13日、陸上自衛隊習志野演習場で行われた第1空挺団による降下訓練始めを視察した、と産経新聞が伝えている。
陸上自衛隊第1空挺団は、パラシュート降下部隊である。習志野駐屯地に所在する空挺団標語は「精鋭無比」である。
例年、この時期に訓練始めを行い、防衛大臣が視察するのも恒例となっている。今回は、コロナ禍での訓練となり、隊員はマスクを装着し、徹底的な感染防止対策を実施しての訓練となった。
空挺部隊は、その名の通り、落下傘部隊であり、空中機動をして、適宜の地に機動的に展開できるのが特徴だ。そのため、作戦の要地占領などに主に用いられる。
第226・第227期空挺レンジャー課程(第1空挺団HPから引用)
記事にもある通り、尖閣諸島が敵に占領された際には、空挺団が尖閣諸島奪取の部隊になることが想定されている。
空挺団は精強である。精鋭無比の標語がそれを表している。昨年、河野前大臣が、習志野駐屯地で訓練に参加し、(飛び出し塔からの降下訓練)世間を賑わしたのも記憶に新しい。
空挺隊員は、猛者ばかりだ。なにしろ、20~30キロの装備と共に落下傘降下し、その後は、敵を排除しつつ目標を攻撃奪取し、後続部隊の作戦を容易にするのである。
空挺レンジャーは、陸自最強の称号だ。その課程を経て、空挺レンジャーの資格を得るのは、至難の技である。
まず強靭な体力と精神力が必要だ。20~30キロの荷物を背負って何十キロも行軍し、あるいは、何昼夜も行動し、その後に戦闘に参加し、目標を奪取するのが彼らの任務だ。
携行する装備、食料は限られ、現地で生き残らなければならない。雨水を飲み、蛇や野生生物を食料とし、道なき道を踏破する。いつ、どこで敵の襲撃があるかわからない。味方との連絡は無線機に頼るが、居場所を特定されないように、必要最小限の連絡に限られる。
任務は多岐にわたる。緊要地形の奪取、情報収集のための適地潜入、捕虜の救出、兵站施設や指揮所の破壊など、危険な任務ばかりだ。
天候気象に関わりなく任務を付与される。これだから、精神力だけではなく、様々な知識を要求される。一人前の空挺レンジャーになるには、何年もかかるのだ。
それが、精鋭無比という標語に現れているのだ。空挺レンジャーのバッジは、陸自隊員の憧れの的であり、誇りなのだ。
訓練は過酷を極める。空挺体操の最後の種目は、無限の持久走だ。教官がいいというまで走る。体力だけではない、強靭な精神力は、こういった地道な訓練から生まれるのである。
見てきたような話だが、知人からの受け売りである。それにしても、聞いただけで恐れをなすような部隊だ。
彼らが、日本を守っている。そういうことだ。NHKが報じている。少しはまともな報道もするようだ。
酒楽は、彼らに感謝している。自衛隊の隊員が、日夜オペレーションを行い、過酷な訓練を実施、国民を守るため、様々な活動を行っているのだ。彼らの存在が、我が国の独立と平和を守っているのである。
感謝以外の言葉はないではないか。ありがとう自衛隊。ありがとう第1空挺団。
岸防衛相、空挺団降下訓練視察 「必要な訓練で高い技量を維持」
2021.1.13 13:52 産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/210113/plt2101130012-n1.html
岸防衛相 空挺団訓練視察 防衛省公式サイト
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2021/0113a_r.html
陸上自衛隊 パラシュート降下訓練はじめ 防衛相も視察
2021年1月13日 15時38分 NHKWeb
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210113/k10012811961000.html
陸上自衛隊第1空挺団は、パラシュート降下部隊である。習志野駐屯地に所在する空挺団標語は「精鋭無比」である。
例年、この時期に訓練始めを行い、防衛大臣が視察するのも恒例となっている。今回は、コロナ禍での訓練となり、隊員はマスクを装着し、徹底的な感染防止対策を実施しての訓練となった。
空挺部隊は、その名の通り、落下傘部隊であり、空中機動をして、適宜の地に機動的に展開できるのが特徴だ。そのため、作戦の要地占領などに主に用いられる。
第226・第227期空挺レンジャー課程(第1空挺団HPから引用)

記事にもある通り、尖閣諸島が敵に占領された際には、空挺団が尖閣諸島奪取の部隊になることが想定されている。
空挺団は精強である。精鋭無比の標語がそれを表している。昨年、河野前大臣が、習志野駐屯地で訓練に参加し、(飛び出し塔からの降下訓練)世間を賑わしたのも記憶に新しい。
空挺隊員は、猛者ばかりだ。なにしろ、20~30キロの装備と共に落下傘降下し、その後は、敵を排除しつつ目標を攻撃奪取し、後続部隊の作戦を容易にするのである。
空挺レンジャーは、陸自最強の称号だ。その課程を経て、空挺レンジャーの資格を得るのは、至難の技である。
まず強靭な体力と精神力が必要だ。20~30キロの荷物を背負って何十キロも行軍し、あるいは、何昼夜も行動し、その後に戦闘に参加し、目標を奪取するのが彼らの任務だ。
携行する装備、食料は限られ、現地で生き残らなければならない。雨水を飲み、蛇や野生生物を食料とし、道なき道を踏破する。いつ、どこで敵の襲撃があるかわからない。味方との連絡は無線機に頼るが、居場所を特定されないように、必要最小限の連絡に限られる。
任務は多岐にわたる。緊要地形の奪取、情報収集のための適地潜入、捕虜の救出、兵站施設や指揮所の破壊など、危険な任務ばかりだ。
天候気象に関わりなく任務を付与される。これだから、精神力だけではなく、様々な知識を要求される。一人前の空挺レンジャーになるには、何年もかかるのだ。
それが、精鋭無比という標語に現れているのだ。空挺レンジャーのバッジは、陸自隊員の憧れの的であり、誇りなのだ。
訓練は過酷を極める。空挺体操の最後の種目は、無限の持久走だ。教官がいいというまで走る。体力だけではない、強靭な精神力は、こういった地道な訓練から生まれるのである。
見てきたような話だが、知人からの受け売りである。それにしても、聞いただけで恐れをなすような部隊だ。
彼らが、日本を守っている。そういうことだ。NHKが報じている。少しはまともな報道もするようだ。
酒楽は、彼らに感謝している。自衛隊の隊員が、日夜オペレーションを行い、過酷な訓練を実施、国民を守るため、様々な活動を行っているのだ。彼らの存在が、我が国の独立と平和を守っているのである。
感謝以外の言葉はないではないか。ありがとう自衛隊。ありがとう第1空挺団。
岸防衛相、空挺団降下訓練視察 「必要な訓練で高い技量を維持」
2021.1.13 13:52 産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/210113/plt2101130012-n1.html
岸防衛相 空挺団訓練視察 防衛省公式サイト
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2021/0113a_r.html
陸上自衛隊 パラシュート降下訓練はじめ 防衛相も視察
2021年1月13日 15時38分 NHKWeb
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210113/k10012811961000.html
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