米、台湾との接触制限撤廃 「歓迎と感謝」と台湾外交部
2021.1.10 21:30 産経新聞
https://www.sankei.com/smp/world/news/210110/wor2101100007-s1.html
米国政府は、台湾との接触禁止を撤廃したと、産経新聞が伝えている。
長い期間がかかった。しかし、ようやく米国は、台湾の重要性と、中共の問題点に気付いて、政策を変更した。朗報である。ポンペオはさすがだ。
日本は、台湾と国交を正常化すべきだ。台湾は、日本と基本的な価値観を共有する極めて重要な隣国なのだ。
韓国は違う。基本的な価値観を共有していない。だから、外交摩擦が発生するのだ。極論を言えば、韓国とは、永久に価値観を共有することが不可能だ。つまり、永遠の敵国だということだ。
次に、中国だ。中国とも基本的な価値観を共有していない。していないどころか、価値観が全く異なる。韓国の場合は、一応表向き、資本主義であり、法治国家ということになっているが、中国は、資本主義でもなく、法治国家でもない。つまり民主主義ではない。かの国は、人治主義、徳治主義なのだ。習近平に徳があるとはとても思えない。お先真っ暗だ。
そもそも、中国は、一度も民主主義国家になったことはない。法治国家であったことも無い。かの国の歴史を見れば、これから先も民主主義になることも、法治国家になることも困難なのは明らかだ。従って、中国も、永遠の敵国認定だ。

台湾は違う。台湾を文明化したのは日本だ。台湾人の基底には、日本人としての価値観と、戦後大陸から侵入してきた大陸華人の文化が並立している。台湾・中華民国は、蒋介石~蒋経国~李登輝と権力を継承し、徐々に民主化していった。
蒋介石は、暴虐の独裁者だ。だが、経国は違った。彼は、現実主義者だ。だから、有能な李登輝を重用し、後継者に指名したのだ。これは、台湾にとっては、僥倖だったと言うべきだろう。
李登輝は、生まれは台湾だが、日本式教育の申し子だ。彼の価値観は、日本人と同一であり、戦後日本人の忘れた古き良き価値観を継承する者だ。残念ながら、昨年亡くなられたが、彼のお陰で、日本と台湾は、水面下で意思の疎通を図ってきたのだ。
約50年前、米国は台湾を見捨て、大陸中国を選択した。選択そのものは、対ソ連という観点からしてみれば時宜に適したものであろう。だが、米国は、致命的な過ちを犯した。それは、経済の発展とともに、大陸中国が民主化するという幻想を抱いていたことだ。
それが、幻想であり、誤りだったことが近年明らかになった。長年、キッシンジャーらの中共エージェントや、中共のプロパガンダに騙され、あろうことか、ライバルを育ててしまったのである。
米国は、お人好しだ。だから、長年にわたって、中国を優遇し、貿易を促進し、技術を盗まれても黙ってみていたのだ。そして、気が付いたら、暴虐の帝国が目の前に立っていたのだ。
気が付いてよかったというべきだろう。そうでなければ、我が国は、いずれ中国の足下に跪くことになった筈だ。
遅きに失したとはいえ、まだ間に合う。問題は、バイデン次期米国大統領だ。彼は、恐らく徐々に対中融和策に傾くだろう。
バイデン政権を対中同盟から脱落しないように立ち回らなければならないのだ。菅さんには無理だろう。国内政治だけでも、今の体たらくだ。とても、覇権国米国を相手にして、対中包囲策の綻びを修復するほどの力はあるまい。
仮に、安倍さんが総理だったとしても、舵取りは難しい。だが、そう言ってはいられないのだ。誰かがやらねばならない。いずれ、大陸は牙を剝いてくるのだ。台湾との関係強化は喫緊の課題であり、今が最高のチャンスなのだ。早ければ早いほどいい。
2021.1.10 21:30 産経新聞
https://www.sankei.com/smp/world/news/210110/wor2101100007-s1.html
米国政府は、台湾との接触禁止を撤廃したと、産経新聞が伝えている。
長い期間がかかった。しかし、ようやく米国は、台湾の重要性と、中共の問題点に気付いて、政策を変更した。朗報である。ポンペオはさすがだ。
日本は、台湾と国交を正常化すべきだ。台湾は、日本と基本的な価値観を共有する極めて重要な隣国なのだ。
韓国は違う。基本的な価値観を共有していない。だから、外交摩擦が発生するのだ。極論を言えば、韓国とは、永久に価値観を共有することが不可能だ。つまり、永遠の敵国だということだ。
次に、中国だ。中国とも基本的な価値観を共有していない。していないどころか、価値観が全く異なる。韓国の場合は、一応表向き、資本主義であり、法治国家ということになっているが、中国は、資本主義でもなく、法治国家でもない。つまり民主主義ではない。かの国は、人治主義、徳治主義なのだ。習近平に徳があるとはとても思えない。お先真っ暗だ。
そもそも、中国は、一度も民主主義国家になったことはない。法治国家であったことも無い。かの国の歴史を見れば、これから先も民主主義になることも、法治国家になることも困難なのは明らかだ。従って、中国も、永遠の敵国認定だ。

台湾は違う。台湾を文明化したのは日本だ。台湾人の基底には、日本人としての価値観と、戦後大陸から侵入してきた大陸華人の文化が並立している。台湾・中華民国は、蒋介石~蒋経国~李登輝と権力を継承し、徐々に民主化していった。
蒋介石は、暴虐の独裁者だ。だが、経国は違った。彼は、現実主義者だ。だから、有能な李登輝を重用し、後継者に指名したのだ。これは、台湾にとっては、僥倖だったと言うべきだろう。
李登輝は、生まれは台湾だが、日本式教育の申し子だ。彼の価値観は、日本人と同一であり、戦後日本人の忘れた古き良き価値観を継承する者だ。残念ながら、昨年亡くなられたが、彼のお陰で、日本と台湾は、水面下で意思の疎通を図ってきたのだ。
約50年前、米国は台湾を見捨て、大陸中国を選択した。選択そのものは、対ソ連という観点からしてみれば時宜に適したものであろう。だが、米国は、致命的な過ちを犯した。それは、経済の発展とともに、大陸中国が民主化するという幻想を抱いていたことだ。
それが、幻想であり、誤りだったことが近年明らかになった。長年、キッシンジャーらの中共エージェントや、中共のプロパガンダに騙され、あろうことか、ライバルを育ててしまったのである。
米国は、お人好しだ。だから、長年にわたって、中国を優遇し、貿易を促進し、技術を盗まれても黙ってみていたのだ。そして、気が付いたら、暴虐の帝国が目の前に立っていたのだ。
気が付いてよかったというべきだろう。そうでなければ、我が国は、いずれ中国の足下に跪くことになった筈だ。
遅きに失したとはいえ、まだ間に合う。問題は、バイデン次期米国大統領だ。彼は、恐らく徐々に対中融和策に傾くだろう。
バイデン政権を対中同盟から脱落しないように立ち回らなければならないのだ。菅さんには無理だろう。国内政治だけでも、今の体たらくだ。とても、覇権国米国を相手にして、対中包囲策の綻びを修復するほどの力はあるまい。
仮に、安倍さんが総理だったとしても、舵取りは難しい。だが、そう言ってはいられないのだ。誰かがやらねばならない。いずれ、大陸は牙を剝いてくるのだ。台湾との関係強化は喫緊の課題であり、今が最高のチャンスなのだ。早ければ早いほどいい。
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