【最新国防ファイル】冬に備え階級関係なく徹底訓練 大雪の災害派遣で生かされた冬季戦闘能力の高さ2021.1.22 ZAKZAK
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210122/pol2101220001-n1.html
ZAKZAKにフォトジャーナリスト菊池雅之氏が寄稿している。大雪による陸自災害派遣について、その戦技能力の高さを称賛している。
読者諸兄の皆様は、「八甲田山 死の咆哮」という映画をご存じだろうか。新田次郎原作の小説を映画化したものである。
青森歩兵第五連隊神田大尉/中隊長(北大路欣也)と弘前歩兵第三十一連隊徳島大尉/中隊長(高倉健)がダブル主演だった。
八甲田山雪中行軍と事故は、実際にあった話である。1901年、明治34年のことだ。このとき、青森五連隊は、雪中行軍に失敗し、多数の死傷者を出した。一方の弘前三十一連隊は、事前の周到な準備、案内人の先導及び少数精鋭主義で臨み、無事雪中行軍を成功させた。
このときの教訓は、後の陸軍及び現陸上自衛隊に引き継がれ、「積雪寒冷地における作戦戦闘」という教範に結実している。
一口に冬季戦闘能力と言っても、これだけの歴史的積み上げがあってはじめて実戦に供し得るものになるのだ。
装備も格段に進歩している。国内のメーカーの協力により、防寒戦闘服、スキーなど、最新式の装備になっている。

陸上自衛隊冬季戦技教育隊HPより引用
さて、今回、災害派遣の対象地域は、北陸だったが、記事にもあるように、積雪寒冷地の最前線と言えば、北海道だ。
米ソ冷戦時代、北方重視の掛け声の下、北海道の陸上自衛隊の充足は高かった。北海道の冬は厳しい。1~2月に氷点下30度になるのも珍しくはなかった。
風が吹いていれば、体感温度はさらに下がる。しんしんと降る雪と、凍える寒さの中、自衛官は、黙々と訓練・演習に励み、海を越えてにらみ合うソ連を抑止したのである。
彼らの存在なくして我が国の国防を語ることはできまい。現場の第一線で任務に邁進する自衛官が、我が国を守っているのだ。災害派遣は、その一端に過ぎない。メディアに言いたいのは、こういった災害派遣のときだけ報道するのではなく、日頃の演習・訓練を、国防の第一線を報道してくれ、ということだ。
氷点下30度の中を行進し、敵を攻撃することがどれほど困難かは、筆舌に尽くしがたいのである。20キロの装備を背負い、自衛隊スキーで山を越えるのは、極めて困難なのだ。そういう過酷な戦場に自衛官は身を置いているのだ。メディアが報道しない限り、彼らの活躍や努力は国民の目に見えないのだ。
ごく少数のジャーナリストが応援してくれているが、多勢に無勢、国民に周知することは未だに難しいのが現状だ。
菊池さん、ありがとうございます。
退職した元自衛官が何かしらの犯罪や不祥事で報道されるときだけ、デカデカと「元自衛官」と報道するのはやめてくれ。退職して何年たっても「元自衛官」と報道される。それも、悪い時だけ。いい加減にしろよ(# ゚Д゚)
おお、いかん、まだ脱線してしまった。皆様、自衛隊は、今日も黙々と訓練演習に励み、我が国を守るため努力しております。応援してやってください。
酒楽
<PS>
フジテレビの日曜報道 THE PRIME はなかなかおもしろい。これって全国ネットで放映されているのだろうか?
報道は首都東京を中心になっている。で、小池都知事、黒岩神奈川県知事、大野埼玉県知事、森田千葉県知事がプレーヤーになる。これにコメンテーター橋下徹だ。
自然淘汰の結果、大野埼玉県知事が常任コメンテーターのようになっている。埼玉県民のためにおめでとうと言いたい。1都3県知事の中で、大野知事が最も有能である。フジテレビも馬鹿ではない。視聴者を納得させられる意見を言えるのは、大野知事だけ、ということだ。
今回のコロナ禍は、普段はあまり関係ない各首長の能力ををさらけ出してしまった。特に都道府県知事の人物、識見、実務処理能力全てが衆人環視の目に晒され、その実力が明らかになった。埼玉県民は、幸せである。
沖縄県知事は、宮古島のクラスター発生処理のため、自衛隊に災害派遣を求めた。知事は、自衛隊反対だ。それでも自衛隊に災害派遣を要請した。だが、感謝の一言もない。ふざけんな!自衛隊は、国民と国家のために黙々と勤務しているのだ。彼らには政治的発言は許されていない。だが、政治的意見がないわけではないぞ。自衛官も人間だ。国民のために働いている自衛官を人間扱いしない沖縄県知事は、いったいなにものなのだ。酒楽は、怒りを禁じえない。産経新聞でも、ジャーナリストの宮島茂樹氏が吠えていたが、酒楽も吠えている。ふざけんじゃねー!
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210122/pol2101220001-n1.html
ZAKZAKにフォトジャーナリスト菊池雅之氏が寄稿している。大雪による陸自災害派遣について、その戦技能力の高さを称賛している。
読者諸兄の皆様は、「八甲田山 死の咆哮」という映画をご存じだろうか。新田次郎原作の小説を映画化したものである。
青森歩兵第五連隊神田大尉/中隊長(北大路欣也)と弘前歩兵第三十一連隊徳島大尉/中隊長(高倉健)がダブル主演だった。
八甲田山雪中行軍と事故は、実際にあった話である。1901年、明治34年のことだ。このとき、青森五連隊は、雪中行軍に失敗し、多数の死傷者を出した。一方の弘前三十一連隊は、事前の周到な準備、案内人の先導及び少数精鋭主義で臨み、無事雪中行軍を成功させた。
このときの教訓は、後の陸軍及び現陸上自衛隊に引き継がれ、「積雪寒冷地における作戦戦闘」という教範に結実している。
一口に冬季戦闘能力と言っても、これだけの歴史的積み上げがあってはじめて実戦に供し得るものになるのだ。
装備も格段に進歩している。国内のメーカーの協力により、防寒戦闘服、スキーなど、最新式の装備になっている。

陸上自衛隊冬季戦技教育隊HPより引用
さて、今回、災害派遣の対象地域は、北陸だったが、記事にもあるように、積雪寒冷地の最前線と言えば、北海道だ。
米ソ冷戦時代、北方重視の掛け声の下、北海道の陸上自衛隊の充足は高かった。北海道の冬は厳しい。1~2月に氷点下30度になるのも珍しくはなかった。
風が吹いていれば、体感温度はさらに下がる。しんしんと降る雪と、凍える寒さの中、自衛官は、黙々と訓練・演習に励み、海を越えてにらみ合うソ連を抑止したのである。
彼らの存在なくして我が国の国防を語ることはできまい。現場の第一線で任務に邁進する自衛官が、我が国を守っているのだ。災害派遣は、その一端に過ぎない。メディアに言いたいのは、こういった災害派遣のときだけ報道するのではなく、日頃の演習・訓練を、国防の第一線を報道してくれ、ということだ。
氷点下30度の中を行進し、敵を攻撃することがどれほど困難かは、筆舌に尽くしがたいのである。20キロの装備を背負い、自衛隊スキーで山を越えるのは、極めて困難なのだ。そういう過酷な戦場に自衛官は身を置いているのだ。メディアが報道しない限り、彼らの活躍や努力は国民の目に見えないのだ。
ごく少数のジャーナリストが応援してくれているが、多勢に無勢、国民に周知することは未だに難しいのが現状だ。
菊池さん、ありがとうございます。
退職した元自衛官が何かしらの犯罪や不祥事で報道されるときだけ、デカデカと「元自衛官」と報道するのはやめてくれ。退職して何年たっても「元自衛官」と報道される。それも、悪い時だけ。いい加減にしろよ(# ゚Д゚)
おお、いかん、まだ脱線してしまった。皆様、自衛隊は、今日も黙々と訓練演習に励み、我が国を守るため努力しております。応援してやってください。
酒楽
<PS>
フジテレビの日曜報道 THE PRIME はなかなかおもしろい。これって全国ネットで放映されているのだろうか?
報道は首都東京を中心になっている。で、小池都知事、黒岩神奈川県知事、大野埼玉県知事、森田千葉県知事がプレーヤーになる。これにコメンテーター橋下徹だ。
自然淘汰の結果、大野埼玉県知事が常任コメンテーターのようになっている。埼玉県民のためにおめでとうと言いたい。1都3県知事の中で、大野知事が最も有能である。フジテレビも馬鹿ではない。視聴者を納得させられる意見を言えるのは、大野知事だけ、ということだ。
今回のコロナ禍は、普段はあまり関係ない各首長の能力ををさらけ出してしまった。特に都道府県知事の人物、識見、実務処理能力全てが衆人環視の目に晒され、その実力が明らかになった。埼玉県民は、幸せである。
沖縄県知事は、宮古島のクラスター発生処理のため、自衛隊に災害派遣を求めた。知事は、自衛隊反対だ。それでも自衛隊に災害派遣を要請した。だが、感謝の一言もない。ふざけんな!自衛隊は、国民と国家のために黙々と勤務しているのだ。彼らには政治的発言は許されていない。だが、政治的意見がないわけではないぞ。自衛官も人間だ。国民のために働いている自衛官を人間扱いしない沖縄県知事は、いったいなにものなのだ。酒楽は、怒りを禁じえない。産経新聞でも、ジャーナリストの宮島茂樹氏が吠えていたが、酒楽も吠えている。ふざけんじゃねー!
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