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知に飢えた日本 焚書坑儒の志那

中国が捨てた「宝物」、日本はそれを拾ってアジア一の国になった=中国
2021年2月3日 10時12分サーチナ
http://news.searchina.net/id/1696561?page=1

 シルクロードの終着点、と言うのが我が国の形容詞として定着しつつあるようだ。日本を象徴するいい言葉だと思う。

 記事は、中国が捨てた宝物を日本が拾って、アジア一の国になった、ということだそうだ。

 日本に文化的影響を与えた国と言えば、支那だ。文献に登場するのは、魏志倭人伝なので、その前後から本邦と支那の間に交易と文化的交流があったのだろう。

 文化的交流と言っても、当初は、本邦が支那の文化を吸収するというのが正しい認識だろう。我が国は、中国を介して、世界を知ったのだ。

 シルクロードの終着点とは言い得て妙だと思う。古代日本の技術では、先進的な文化、文物は、支那を通じてしか得ることができなかったのだ。

 書物、陶磁器、その他の文化、文物は、殆どが支那経由であり、日本から見れば、支那は「世界」だったと言っても過言ではない。
天工開物
 中国由来、唐物は貴重品として扱われた。遣唐使、遣隋使が持ち帰った書物、経典は、日本にとって、「宝」以外の何物でもなかったのである。

 そういう意味では、この記事の表現は当たっている。世界の果てにあった日本と日本人は、知に飢えていたのだ。だから、支那から得られる文物は、とても貴重なものだったのだ。

 小さい窓から世界を見て、想像し、近づく努力を営々と続けてきた国、それが日本だ。中国由来の書物を隅から隅まで読んで、理解し、我がものとする。日本人はそうやって生きてきたのだ。驚くにはあたらない。

 支那はそうではない。支那は世界の中心だ。彼らの世界観は常にそうだ。そして、自らの価値観に合わない、為政者の徳を貶めるものは、在ってはならない、そういう世界だ。

 だから、在ってはならない書物も、在ってはならない言辞を弄する儒者も坑に埋めるのが、かの国の伝統なのだ。これが焚書坑儒というものだ。

 中国四千年の伝統などと中国は言うが、間違いだ。支那大陸四千年の歴史は存在するが、伝統は存在しない。仮にあるとすれば、ルールのない、適者生存の世界が支那の伝統だと言えばいえるかもしれない。

 易姓革命は、貧しい文化だ。我が国に王朝の交代がなかったのは、大和の民の幸福だ。そして幸運だ。

 支那は違う。アフリカのサバンナと同じように、適者が生存できる世界だ。ルールが無いことが唯一のルールだ。騙される方が悪いのだ。

 だが、世界は、支那の世界とほとんど変わらない。国際法だとか、条約だとかに違反していると言っても、何の役にも立たない。これが現実世界であり、国際社会なのだ。

 生き残るためには、何でもしなければならないのだ。

 アジアで唯一法治の根付く日本は、世界史の奇跡であろう。だが、将来にわたって、奇跡だと言われるためには、取敢えず、生き残らなければならぬ。坑に埋められないように。


 
 
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