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最高裁判所の責務

最高裁判事に長嶺安政氏就任 外国の事例 活用に意欲2021.2.8 産経新聞
https://www.sankei.com/affairs/news/210208/afr2102080016-n1.html

 2月8日付で最高裁判事に長嶺安政氏が就任したと産経新聞が伝えている。

 さて、最高裁判所の裁判官は、どのような人達によって構成されているのか、酒楽も勉強を兼ねて調べてみた。

 最高裁判所裁判官は、長官を筆頭として15名であり、「識見が高く法律の素養がある40歳以上の者から任命される」と定められている(裁判所法第41条)。

 識見が高く法律の素養があると判断されれば法曹資格を持たない者からも登用できるが、少なくとも10名は10年以上の裁判官経験又は20年以上の法律専門家(検察官、弁護士、簡易裁判所裁判官、大学法学部の教授及び准教授)経験を持つ者から登用しなければならない(裁判所法第41条)。

 最高裁判所裁判官は、下級裁判所の判事を務めた裁判官だけでなく、検察官・弁護士・行政官・学識経験者(法学の教授等)からも任命される。これは最高裁判所が法律の運用や解釈に最終判断を下すために、多様な立場の法律専門家の見解を反映するためであると説明されている。
(以上Wikiから引用)
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 長嶺氏が外交官出身だったので、関心を持たれた読者が多いようだった。酒楽もその一人である。

 最高裁判所の裁判官が、裁判官出身だけではなかったことは、今回初めて知った。前任者も外交官出身である。幅広い知見を集めるという点ではいい制度だと思う。

 長嶺氏は、長く外交官を務めているが、外務省国際法局や内閣法制局に勤務した経験が今回の最高裁判事就任の背景であろうと推量する。

 最高裁判所は、法治の守護神だ。その責任は重大である。酒楽は、何度も永山基準を批判しているが、最高裁判所は、頑としてこれを変更しようとはしない。

 判断がその都度ぶれても困るが、間違いは正すべきだろう。裁判所は、責任逃れをしていると酒楽は認識している。どう考えても永山基準は間違っている。裁判所は、死刑という究極の刑について、間違いを指摘されるのを恐れるがあまり、永山基準を用いて、逃げ道を用意したのだ。

 それは、かつて誤審があって、無実の者を刑に処したからだ。これが裁判所を過度に身構えさせることになり、最終的に、死刑に幅を持たせることになった。究極の刑である死刑において、仮に誤審があっても、裁判官の責任を少しでも軽くするために考えだされた基準だ。それ以外に考えようがない。

 こういうあからさまな自己保全の基準を恥ずかしげもなく踏襲している裁判所とは何者なのだ。裁判所に自己改革能力がなければ、我が国に自己改革能力がないのと同義になるのだ。我が国の国民全員に対する重大な責務を裁判所は負っているのである。

 それを逃げるとは何ぞや。裁判官としてそれで恥ずかしくないのか?

 これは、日本という国と、日本人全体に対する冒とくだ。誰か永山基準を廃止する勇気のある裁判官はいないのか?

 最高裁判事の人事を握る部署は、我が国の将来のため、永山基準の廃止に賛成で、かつ、健全で、責任感があり、勇気のある判事を選出してくれ。殺人を犯した者は死罪に処するのが我が国の国柄だ。天孫が降臨し、大和朝廷が成立して以来の伝統だ。

 法律とは、畢竟、その国の歴史と伝統そのものなのだ。現在の司法は、それを忘れている。最高裁判所は、正常な道に戻す責任があるのだ。

<PS>
 問題の一つは、為政者に永山基準に対する問題認識がないこと、従って、最高裁判事の人選にそのような視点がないことだ。
 誰かが国家に責任を負わなければならないのだ。国家とは、即ち我々だ。永山基準の問題点を我々が認識しなければ永遠に解決できない。酒楽は、少しでも司法改革の一助になればと、毎回筆を執っている。諸兄の応援を期待しております。
 
 
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