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覚悟されよ

 2月3日に尖閣3連発で、尖閣諸島の危機について意見を表明した。その中で。自民党の日本の尊厳と国益を護る会会長 青山繫晴氏が防衛省に意見を提言したと紹介した。

 今日は、その内容を紹介する。基本的には、青山氏の道すがらエッセイを参照していただければいいのだが、それでは不親切と思うので、文末に、提言書をそのまま添付し、皆様に供覧いたします。青山氏の道すがらエッセイからの引用です。
https://shiaoyama.com/
 さて、提言の内容は、二つ。

一 尖閣諸島周辺での定期的な日米共同演習の実施

二 自衛隊と在沖米軍との統合連絡本部を那覇に設置

 この二つである。提言の内容は至極尤もな意見なので、酒楽としては特にコメントは必要ないと思っている。

 だが、酒楽が不思議に思うのは、護る会の提言でも触れられていないし、安倍前総理も公務員常駐については、途中で取り下げている。

 尖閣に何某かの人員を常駐させるのは、外交安保の総合判断として、よろしくない。こう考えているのだろう。

 常駐させない理由は何か?

① 政府が中国を刺激したくないと考えている。
② 政府が常駐はリスクが高いと判断している。
③ 米国が常駐に反対している。

考えられるのは、この三つくらいだろうか。

 このうち、③の可能性は低いと思う。もし③なら米国の尖閣防衛意志は信頼が置けないということになり、日米同盟は破綻し、日本は単独で尖閣を守らなければならない。これはちょっと考えられない。

 残るは①と②。①は、いかにもありそうな理由だ。特に外務省が考えそうな理由だ。だが、ここで考えなければならないのは、安倍前総理が、公務員常駐を途中で取り下げたことだ。

 つまり、①ではなく、何らかの不都合あるいはリスクがあるので、常駐しない方が適切だ、と判断した可能性が高いということだろう。

 では、尖閣常駐で考えられるリスクとは何なのか?

 一番可能性が高いのは、人的被害を恐れているということだろう。公務員であれ、自衛隊であれ、常駐している尖閣を中国が奪取しようとすれば、軍事力を行使する以外に考えられない。

 軍事力を行使すれば、日中双方に人的被害が出ることは、容易に予想される。政府は、人的被害を避けたいと考えているのではないだろうか。これが酒楽の予想だ。

 さて、もし本当に人的被害を恐れているのならば、尖閣が奪取される可能性は高いと言わざるを得ない。

 中国にとって、無人の尖閣を奪取し、既成事実を作ってしまえば、全てが有利になると考えているだろう。恥知らずの中国に、後出しじゃんけんは通用しない。今度は、中国が実効支配する尖閣を日米同盟が奪取しなければならないのだ。

 どう考えても不利だ。

 自衛隊を常駐させていれば、我が国の自衛官を殺害して、尖閣を強奪した中国ということを世界に発信できる。そうでなければ、中国が同じことを言う。そういうことだ。

 常駐していないリスクの方が高いと酒楽は思料する。中国と雖も、日本の自衛官を殺害して尖閣を奪取しても汚名を着せられることになるので、簡単には侵攻できない。だから政府は、さっさと常駐させろ、と言っているのだ。

護る会提言
青山氏の道すがらエッセイから引用
 
 
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