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総務省接待について 安かろう悪かろう

雑記です。記事の引用もありません。

 総務省、たぶんそれだけではないだろうが、組織の箍(たが)が外れていると感じる。

 許認可権限を有する中央省庁は、歴史的に汚職の温床になってきた。戦前の各府省もそうだったし、徳川幕府においても、少なからぬ汚職があった。

 古代ローマでも同じようなことはあった。ローマから派遣された属州の総督は、現地で汚職を働き、帰任後、弾劾された例は枚挙に暇がない。

 古今東西変わることの無い事象だ。

 ヒロさんの「外から見る日本、見られる日本人」というブログが酒楽は大好きである。そのヒロさんが、接待について言及していた。

 「接待は、する方もされる方も嫌なものだ」というのが、ヒロさんの結論である。

 そういうものだと思う。接待する側には、当然下心がある。接待される側には、許認可権限がある。ここに接待が発生する。

 数千年にわたって、この種の接待や汚職が無くならないのは、そこにうまみがあるからだ。
キャリア官僚

 以前、シンガポールが汚職を根絶した、という記事を配信した。

 建国の父リー・クアンユーは、中央省庁官僚の給与を驚くほどの高給にしたのだ。最高で年収1億円くらいだったと思う。酒楽がこの記事を読んだのは、はるか昔、30~40年くらい前だったと思うので、証拠をお見せすることはできないが。ネットを検索すると、現在も大きくは変わっていないようである。

 これは、いわゆるキャリア官僚のことである。それでも、年収1億円は凄いと思う。これだけの年収を前に、汚職を働いて、キャリアと収入を絶たれる覚悟で汚職するには、もの凄い金額を積まなければならないだろう。

 これが味噌なのだ。官僚の側も、こんなにおいしい仕事を簡単に投げうつ訳がない。汚職は激減したそうだ。リー・クアンユーは人間というものをよく理解している。

 官僚と雖も、利害得失を秤にかけるのだ。汚職に手を染めるには、それなりの理由がある。こうして、いつまでたっても汚職を根絶できない役人を許容するのか、予算を増額してでも給料を上げて、公平な役人にするのか、道は二つあるということだ。

 酒楽は、高給に賛成だ。防衛費を倍増させて、中国の野望を挫く方が、領土を侵略されて、現実の戦争に突き進むより決定的に安上がりだからだ。これと同じ理屈だ。

 こういうところをケチってはいかんのだ。実力のある会社が勝利するように公正な手続きを踏んでくれるだろう。

 それには、高給という投資が必要なのだと酒楽は思う。安かろう悪かろうは、結局損だ。

<PS>
 菅さんとご子息は別人格なので、これをもって菅さんを批判するのは的外れである。

 だが、庶民はそうは思わないだろう。ご子息が菅総理のご子息だからこの件が発生したと思っている。

 道義的責任はあると酒楽も思う。ご子息に対して、キツク指導しておくべきだった。

 政治的責任と同義的責任の境界は曖昧なので、これ以上菅さんを批判することは控えたいと思う。だが、これでは韓国や中国を笑えないな。我が国にも汚職はあるということだ。

 我が国にリー・クアンユーのような傑物が出現することを酒楽は期待している。
 
 
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