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狼は封じ込めるべし(4) 封じ込め戦略以外に解決策はない

 国際社会は中共を受け入れ、そして、中共と連携してソ連と戦った時、アメリカ政府は経済、技術、軍事の分野に於いて、中共を強化した。こうして、中共は少しずつ経済を発展し、強くなった。しかし、経済発展をした後、中共は何をしたのだろうか? 彼らは国際社会で大プロパガンダを行い、国際機関に浸透し、グローバル金融システムへ参入し、人民元の国際化をした。ここまで来ると、中共は国際舞台で民主主義国家と対峙できる実力を持つようになった。
 このような結果になることを、米国政府は予測していなかっただろう。結局、古典民主化理論を手がかりに、過去の数十年間、中国を民主化させようとする米国政府の試みは失敗に終わった、と明教授は指摘した。(看中国から引用)

 仮に中国を民主化しようとするなら、中国を10カ国くらいに分割統治し、3世代くらいの時間をかけて、法治と民主を植え付けるくらいの長期間と強権を発動しなければ不可能だ。つまり、できない、これが結論だ。相変わらず幻想を抱いていてどうする?

 中国という狼を封じ込める以外に解決策はない。「より長い電報」は間違っており、「長い電報」の通り封じ込め政策を採るのが正解だ。COCOMを復活し、自由主義社会とのデカップリングを図ることが喫緊の課題だ。

 支那に覇権を目指さないという選択肢はないだろう。習近平や共産党指導部において、弱腰の発言や姿勢は、失脚と粛清が待っているからだ。

 それが、こういった独裁国家の特徴だ。ソ連が崩壊したのも基本的に同じ仕組みだ。大日本帝国における帝国陸軍も同じだった。独裁者が率いる独裁国家は、必然的に対外強硬姿勢にならざるを得ないのだ。

 そうしなければ、自分が生き残れないからだ。融和政策を示したら、野心満々の対抗馬にその座を追われるのだ。それが独裁国家の宿命なのだ。

 中国共産党に退却と言う文字はない。行くところまで行くだろう。我が国の対中政策はそういう前提で策定する必要があるのだ。

 彼らは、間違いなく台湾領有を試みるだろうし、その前に、尖閣を奪取しようとするだろう。中国を刺激したくないという日本政府の外交姿勢は、中国にとって、弱腰、としか映らないし、尖閣侵攻の防波堤とはならない。むしろ、尖閣侵攻を呼び込む政策としか言えない。

 中国は、日本をそのように見ているのだ。だから早急に尖閣に自衛隊を常駐させ、既成事実を作り、我が国の覚悟を示さなければならないのだ。

 それでも、いずれ中国は尖閣を奪取しようと試みるだろう。だが、尖閣に自衛隊が常駐しいていれば、軍事衝突、あるいは、日米同盟との本格的な戦争を予期しなければならない。ハードルは高い。それが目的だ。

 中国の野望の原動力は経済力だ。中国の経済力を削ぐことが勝利への近道だ。それが無理なら、中国が準備を整える前に叩くしかない。中国が現在恐れているのはそれだ。

 準備ができていないうちに、米国を中心とする包囲網と本格的な戦争になることは中国の滅亡を意味する。経済力を削ぐ封じ込め戦略が正解である所以だ。封じ込められたら中国に生き残るすべはない。

 COCOMとデカップリングを早急に実行に移すことが求められている。日本政府は、バイデンを説得しなければならない
(完)
 
 
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