【思ふことあり】スポーツジャーナリスト・増田明美 的外れな告げ口に対抗を
2021.3.23 産経新聞
https://www.sankei.com/column/news/210323/clm2103230007-n1.html
スポーツジャーナリストの増田明美氏が正論を吐いている。
氏の主張については、全面的に同意する。記事の詳細は、URLで参照してください。
さて、増田氏と同じように、酒楽が疑問に思ったのは、この発言が1年前のことだったからだ。
1年前?何故すぐにメディアに告げ口しなかったのだろうか?告げ口と言うのは、非難されるべき行為だと酒楽は思っている。何故なら、発言に問題があるならその場で言えばいいし、実際その場で批判され、発言を謝罪している。
もし、それでも不満で、辞任するべきだというなら、その場で意見を表明するべきだろう。増田氏の記事を読む限り、そのような意見表明はなかったようだ。
ではなぜ、今になってメディアに情報提供したのだろうか?
ここまで書いておきながら、実は酒楽は、誰が言ったか、何故今なのか、については関心がない。
問題の核心は、こういった不適切発言は、いったい何年前まで遡るのか?ということが一つ。もう一つは、世の中に、こういった不適切発言はそれこそ山のようにあるはずだが、何故かオリンピックに関する不適切発言が問題視されている現状についてだ。
最初の問題。いったいいつまで遡るのか?という問題意識だ。今回は、一年前だが、それ以前にもいろいろ不適切発言があった筈だが、では、何年前なら許されるのか?そもそも過去の発言にいつまで責任を持つ必要があるのだろうか。
酒楽は、佐々木氏の発言は不適切だと思うが、その場で謝罪しているので、不問に付すのが普通の考え方だと思う。誰も何も言ってないなら、それこそ会議参加者の見識が問われるだろうが、どなたかが指摘し、佐々木氏が謝罪し、発言を撤回している。それでいいではないか?
何故殊更に言挙げして1年前の氏の発言を非難するのだ?増田氏と同じように、1年前の発言をとらえ、謝罪し、発言を撤回しているにも拘らず、辞任させたのだ。
酒楽が恐れていた言論統制が始まっている。これから先、この種の発言はタブーとして人の口から発せられることはないだろう。しかし、増田氏の意見のごとく、クリエイティブな、ブレーンストーミング的な場では、言葉の枠を取り払い、自由闊達に考えを表明してもいいではないか。それでこそ、いい案が浮かんでくるのだろう。
それを殊更に非難すれば、この種の合意形成はこれから先、無くなってしまうだろう。誰も会議に参加しなくなり、参加したとしても、後難を恐れて誰も積極的に発言をしなくなるだろう。これが言論統制の怖いところだ。
もう一つの問題。実はこちらの方が問題は大きいと酒楽は思う。酒楽の考えすぎならそれに越したことはない。だが、オリンピックに関して、立て続けに同じようなことが起きれば、誰だって何故?と思うだろう。
なぜなら、国会議員や、その他公的な会議などで、この種の不適切発言が皆無だとは考えられない。だがそれは表に出てこない。
酒楽は、そこに悪意を感じるのだ。森発言に飽き足らず、1年前の佐々木発言を取り上げて、辞任に追い込む悪意を感ずるのだ。
でなければ、今まで黙っていたと推測される「告げ口した人物」が、何故今になってメディアに情報提供したのだ。佐々木氏の辞任により、そして、増田氏の記事により、発言が事実だったのは理解するが、何故、今になって情報提供したのだ?
仮にX氏だとしよう。X氏は、本来なら、その場で非難すべきだ。だが、X氏かどなたかが、非難し、その場でことは収まったのだ。
X氏が、その状況に不満があるなら、その場で言うか、速やかにメディアに情報提供していると思うのが自然だ。それが、1年後の今になって情報提供したのは、どう考えても取材した某週刊誌に意図があった以外には考えられないではないか。
もちろん、X氏が、森会長辞任劇を見て、佐々木氏も辞任すべきだと、今になって考えた可能性もゼロではない。だから断定はできない。
だが、今になって、という時期的特徴と、オリンピックがらみが2件続いたという特殊性を考えると、「偶然」ではないと、酒楽は思う。
諜報の世界では、こういう偶然はあり得ないのだ。穿ちすぎだと言われようとも、特殊な事例が続くと、それは特殊ではないし、偶然ではないと考えるのが、普通ではないか。
いずれにしても、正論を言った増田氏は天晴れだ。
<PS>
大谷選手が絶好調ですね♪昨日、1番、投手で試合に出て、いい結果を出したようです。大谷が日本人で誇らしいね。エースで4番というのは、野球漫画で定番のヒーロー像ですが、それを世界のメジャーリーグで実現してしまう大谷に感動です。
次は、4番、投手 大谷で出場してほしいと思います。
ダルビッシュも前田も調子が良いですね。今年は、それぞれ期待できそうです。
ところで横綱二人は、いったいいつまで横綱をするつもりなのでしょうね?日本人の美学からは遠いものを感じます。潔く引退したらいかがか?晩節を汚すのは政治家だけにしてほしい。
2021.3.23 産経新聞
https://www.sankei.com/column/news/210323/clm2103230007-n1.html
スポーツジャーナリストの増田明美氏が正論を吐いている。
氏の主張については、全面的に同意する。記事の詳細は、URLで参照してください。
さて、増田氏と同じように、酒楽が疑問に思ったのは、この発言が1年前のことだったからだ。
1年前?何故すぐにメディアに告げ口しなかったのだろうか?告げ口と言うのは、非難されるべき行為だと酒楽は思っている。何故なら、発言に問題があるならその場で言えばいいし、実際その場で批判され、発言を謝罪している。
もし、それでも不満で、辞任するべきだというなら、その場で意見を表明するべきだろう。増田氏の記事を読む限り、そのような意見表明はなかったようだ。
ではなぜ、今になってメディアに情報提供したのだろうか?
ここまで書いておきながら、実は酒楽は、誰が言ったか、何故今なのか、については関心がない。
問題の核心は、こういった不適切発言は、いったい何年前まで遡るのか?ということが一つ。もう一つは、世の中に、こういった不適切発言はそれこそ山のようにあるはずだが、何故かオリンピックに関する不適切発言が問題視されている現状についてだ。
最初の問題。いったいいつまで遡るのか?という問題意識だ。今回は、一年前だが、それ以前にもいろいろ不適切発言があった筈だが、では、何年前なら許されるのか?そもそも過去の発言にいつまで責任を持つ必要があるのだろうか。
酒楽は、佐々木氏の発言は不適切だと思うが、その場で謝罪しているので、不問に付すのが普通の考え方だと思う。誰も何も言ってないなら、それこそ会議参加者の見識が問われるだろうが、どなたかが指摘し、佐々木氏が謝罪し、発言を撤回している。それでいいではないか?
何故殊更に言挙げして1年前の氏の発言を非難するのだ?増田氏と同じように、1年前の発言をとらえ、謝罪し、発言を撤回しているにも拘らず、辞任させたのだ。
酒楽が恐れていた言論統制が始まっている。これから先、この種の発言はタブーとして人の口から発せられることはないだろう。しかし、増田氏の意見のごとく、クリエイティブな、ブレーンストーミング的な場では、言葉の枠を取り払い、自由闊達に考えを表明してもいいではないか。それでこそ、いい案が浮かんでくるのだろう。
それを殊更に非難すれば、この種の合意形成はこれから先、無くなってしまうだろう。誰も会議に参加しなくなり、参加したとしても、後難を恐れて誰も積極的に発言をしなくなるだろう。これが言論統制の怖いところだ。
もう一つの問題。実はこちらの方が問題は大きいと酒楽は思う。酒楽の考えすぎならそれに越したことはない。だが、オリンピックに関して、立て続けに同じようなことが起きれば、誰だって何故?と思うだろう。
なぜなら、国会議員や、その他公的な会議などで、この種の不適切発言が皆無だとは考えられない。だがそれは表に出てこない。
酒楽は、そこに悪意を感じるのだ。森発言に飽き足らず、1年前の佐々木発言を取り上げて、辞任に追い込む悪意を感ずるのだ。
でなければ、今まで黙っていたと推測される「告げ口した人物」が、何故今になってメディアに情報提供したのだ。佐々木氏の辞任により、そして、増田氏の記事により、発言が事実だったのは理解するが、何故、今になって情報提供したのだ?
仮にX氏だとしよう。X氏は、本来なら、その場で非難すべきだ。だが、X氏かどなたかが、非難し、その場でことは収まったのだ。
X氏が、その状況に不満があるなら、その場で言うか、速やかにメディアに情報提供していると思うのが自然だ。それが、1年後の今になって情報提供したのは、どう考えても取材した某週刊誌に意図があった以外には考えられないではないか。
もちろん、X氏が、森会長辞任劇を見て、佐々木氏も辞任すべきだと、今になって考えた可能性もゼロではない。だから断定はできない。
だが、今になって、という時期的特徴と、オリンピックがらみが2件続いたという特殊性を考えると、「偶然」ではないと、酒楽は思う。
諜報の世界では、こういう偶然はあり得ないのだ。穿ちすぎだと言われようとも、特殊な事例が続くと、それは特殊ではないし、偶然ではないと考えるのが、普通ではないか。
いずれにしても、正論を言った増田氏は天晴れだ。
<PS>
大谷選手が絶好調ですね♪昨日、1番、投手で試合に出て、いい結果を出したようです。大谷が日本人で誇らしいね。エースで4番というのは、野球漫画で定番のヒーロー像ですが、それを世界のメジャーリーグで実現してしまう大谷に感動です。
次は、4番、投手 大谷で出場してほしいと思います。
ダルビッシュも前田も調子が良いですね。今年は、それぞれ期待できそうです。
ところで横綱二人は、いったいいつまで横綱をするつもりなのでしょうね?日本人の美学からは遠いものを感じます。潔く引退したらいかがか?晩節を汚すのは政治家だけにしてほしい。
↓ブログを読んでいただき有難うございます。ポチッとしていただけると励みになります。

政治ランキング
- 関連記事
-
-
ジェノサイド条約 驚きの内幕 2021/03/29
-
ウィグル弾圧 国益を毀損する外務省 2021/03/27
-
法案ミスの背景 2021/03/25
-
姜昌一氏は大使なのか? 2021/03/25
-
不適切発言への疑問 2021/03/23
-
ブリンケン国務長官 2021/03/22
-
NTT幹部と与野党の会食 産経以外報道なし 2021/03/20
-
NHK 軍艦島の嘘 2021/03/18
-
事務次官に1億円の給与を 2021/03/13
-
スポンサーサイト