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青山繫晴氏に期待する理由

 重要土地利用規制法案は、公明党との調整で骨抜きにされたと、ここ数日、メディアやネットを賑わしていた。由々しき事態だと酒楽も思っていた。

 だが、そうではなかったらしい。本日(4月2日)、青山繫晴氏の道すがらエッセイを読むと、骨抜きにはなっていないと、明言されています。詳しい内容は、エッセイをお読みください。

 青山氏こそ憂国の士というのだろう。自民党内には、青山氏をはじめとして、保守を自認する議員が多数存在する。酒楽は彼らを応援している。その代表格が青山氏だ。

 青山氏は、参議院議員ということもあり、どんな組織からも後援を受けていない、と断言されています。彼のような立ち位置で自民党議員をされている方を他に知りません。

 だが、青山氏のような行動ができるのは、青山氏のこれまでの実績や経歴があるからできるのであって、誰でも真似ができるものではないでしょう。そこに青山氏の独自性と主張があるのだと酒楽は理解している。

 青山氏が主宰する国益を護る会は、そういう意味でも際立っている。実績も上げつつある。機を見るに敏な議員が集まってきているようだが、どこまで氏の活動に賛同して参加しているのかはわからない。

 人数が集まるのはいいことだと思う。そうでなければ、主張を提言すること自体が困難だからだ。人が集まるのは、青山氏の人柄や主張、そしてこれまでの経歴と実績を評価してのことだろうと思う。

 酒楽は、青山氏が将来政権を担ってほしいと思っているが、氏の立ち位置を客観的に考えると極めて困難、だと言わざるを得ない。だが希望が無いわけではない。

 それは、派閥に属していないからと言うのが最も大きい理由だ。菅総理の例があるではないか、という意見もあろう。だが、菅総理では、国を抜本的に変えるような変革は期待できない。後ろ盾がいないからと言うのがその理由だ。

 酒楽が不思議に思うのは、中選挙区から小選挙区に選挙制度が変わる時、自民党の派閥選挙はなくなり、派閥も存在意義を失うと、当時喧伝されていたが、派閥連合体の事実は何も変わらなかった。

 つまり、選挙や金ではないのだ。権力を目指すには、集団に属していなければ難しいのだ。米国の場合、民主党と共和党が日本で言うところの派閥と同じ存在なのだ。

 つまり、自民党内での派閥と言うのは、権力を目指す政党と同じなのだ。菅さんが頂点に立てたのは、各派閥(政党)が有力な候補者を立てられなかったということだ。派閥の長は、ご老人が大半だが、彼らこそ、我が国の権力者なのだ。菅さんは、彼らの意思を無視することはできない。

 青山さんに期待するのは、これら既存の派閥の外にいて、派閥と同様の効力を発揮しつつあるということだ。護る会に参加する議員が、派閥を無視して、青山氏と行動を共にする流れができたら、自民党は生まれ変わるかもしれない、と酒楽は期待している。

 これまでにはなかった、政策本位での集団が権力の頂点を目指すことが可能になったら、派閥は文字通り自民内政党となり、自民党は真の政権政党となるだろう。

 青山氏には期待している。

<PS>
 骨抜きにされた、とか誰が言い出したのだろうね。

 国民がそう思うことを期待する勢力、しか思い浮かばない。誰とは言わないが。

 だが、青山氏のエッセイを読んでいなければ、今でも国民の大多数は、骨抜きにされたと思っているに違いない。それは、自民党の支持率を下げたいからに他ならない。

 こういうのを姑息な手段と言うのだ。野党の支持率は相変わらず低迷したままだ。国民は騙されていないということだろう。

 中国の戦狼外交もそうだが、正攻法が最後には有利なのだ。搦手から行ったり、裏口から行ったのでは、誰も認めてくれないのだ。目の前の成果ではなく、遠い将来を見据えた目標を立て、きちんとした筋道を通って進むことが支持を得る近道なのだ。迂遠なようだがそれが正しい道だ。急がば回れというではないか。

 青山氏を支持する理由である。

 
 
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