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日米首脳会談を前に

 鈴木善幸元総理は、1981年日米首脳会談後、日米同盟に軍事的意味合いは含まないと発言したことで有名である。そのとき外務大臣だった伊東正義は、「当然含まれる」と発言し、閣内不一致を理由に総理大臣に辞表を提出している。そして、日米同盟という言葉が初めて日米外交史に刻まれたことでも有名だ。

 このときのやり取りを紹介したいわけではない。「日米同盟」という言葉が、最初からあったわけではないということを紹介したいだけだ。

 現在、日米同盟と普通に発言できるが、1981年当時は、日米同盟は一般的なものではなかった。それは、戦後日本の外交的立ち位置と、軍事に対する日本人のアレルギーを象徴的に表している。

 もっとも、軍事アレルギーが本当にあったのかについては、酒楽は疑問に思っている。軍事に対する忌避感とは、つまり旧軍に対する漠然とした反抗心と言ったものだろう。そして、それは、反日メディアによって、不当に拡散され、あたかも日本人の総意であるかのように喧伝されていただけだ、と酒楽は思っている。

 日米同盟の根拠になっているのは、当然、日米安全保障条約だ。安全保障条約とは、軍事同盟に他ならない。だが、それを軍事同盟だと言えなかったのが、当時の国内政治状況だったと言えばご理解いただけるだろうか。

 隔世の感がある。さて、間もなく菅総理とバイデン大統領との日米首脳会談が行われる。日米首脳会談がこれほど重要視されるのは、日米安全保障条約改定前のアイゼンハワー大統領と岸信介総理大臣の会談以来ではないだろうか。

 米国は、いよいよ中国を覇権争いの主敵と認定したようだ。ただ、ケリー元国務長官を中国に派遣し、脱炭素で米中協力を模索すると報道されているため、どこまで本気なのか疑いはあるが。

 本気度についていえば、日米いずれも、サプライチェーンを含めて中国との経済的利害を共有している。覇権争いに勝とうとするなら、中国との経済関係を断ち切らなければならない。目標は明らかだ。

 果たして、日米両国は、対中国で一枚岩になれるのかが、今回の日米首脳会談で問われている。

 何度も言及しているが、同盟の本質は、国益の共有である。では、日米の国益は一致しているのだろうか?

 米国についていえば、米国の国益とは、中国を追い落とし、覇権を維持すること以外にない。脱炭素などを巡る融和姿勢に若干の疑念は残るが、中国の外堀を埋めるように外交政策を展開していくことだろう。

 我が国の国益は何だ?それは、尖閣など領土・領海を守ること、自由民主主義という体制を守ること、それによって国家を繁栄させ、独立を維持する、といったところだろうか。

 酒楽は、米国への疑念よりも我が国の姿勢そのものに危機感を抱いている。それは、国内の体制そのものにある。

 政権の内部に、親中勢力が存在していることだ。自民党内の親中勢力、公明党、これらが陰に陽に政府の対中政策を妨害している。

 野党はもちろん論ずるまでもない。こういった体制で、果たして米国と一緒に戦えるのだろうか?米国も同じように思っているだろう。会談では、その辺が核心的な議題になるのではないか?

 政府・与党内に親中勢力を抱え、反日メディアがそれを後押ししている。そして、中国にどっぷり漬かった経団連以下の親中企業が、我が国の国益を毀損しているのだ。

 従って、米国と国益を共有するためには、これら親中勢力、反日勢力と袂を分かち、保守勢力を結集するところから開始しなければならないのだ。

 それは、国内政治に大変革をもたらすことになるが、それを乗り越えなければ中国と正面から対峙することは困難だ。公明を切り離し、親中派を自民から追い出し、スパイ防止法を制定して、獅子身中の虫をあぶり出すことが先決だ。

 米国は甘くない。そのようなことを首脳会談で求められる可能性がゼロではない。心してかからなければ、日米同盟にひびが入る。覚悟が問われているのだ。最初の会談相手に選ばれたと喜んでいる場合ではない。

<PS>
 松山選手のマスターズ優勝おめでとうございます(^∇^)ノやってくれましたね。これが、安倍さんとトランプだったら、早速松山選手と一緒にゴルフをするところでしょうがバイデンも菅さんもそちらはどうも・・・。

 大谷選手も大活躍していますね\(^o^)/二刀流全開で、全米の話題をさらっています。野球の話題ならバイデンも乗っかってくるのかな?いずれにしても、日本人選手の活躍は誇らしい限りです。

 松山選手の「日本人にはできないというのを払拭できた」という発言には痺れました。拍手喝采ですv(o゚∀゚o)v

 IOCが東京オリンピックは必ず開催する、と発言したようです。閉塞感を打破し、明るい未来を予感させる言葉です。もう少しの辛抱です。みなさん、頑張りましょう((⊂(^ω^)⊃))


 
 
 
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