脳とコンピューターをワイヤレス接続して「思考」でコンピューター操作することに成功
2021年04月05日 17時00分 サイエンス GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20210405-wireless-brain-computer-interface/
2021年04月11日 22時00分 サイエンス GIGAZINE
脳にチップを埋め込んだサルが「思考」だけでゲームをする映像が公開される
https://gigazine.net/news/20210411-monkey-neuralink-pong-movie/
酒楽のオタク的世界では、広範な話題を取り上げていますが、人間やAIの未来予測は、重要なテーマの一つです。
今回取り上げるのは、人間の脳とコンピューターの直接通信が予想以上に進化しているということです。
脳とコンピューターを接続して「考えただけでコンピューターを制御する」「思考で義肢を制御する」というシステムを開発するアメリカのブラウン大学が、2021年3月31日新たに「これまで患者がケーブルにつながれる必要があったシステムをワイヤレスにすることに成功した」と発表しました。これにより、患者が研究室に赴かなくても実験が行えるほか、有線ではできなかった新たな臨床試験も可能になるとみられています。
すごいですね。脳とコンピューターの直接通信というのは、マンマシンインターフェースの究極の形態です。ただ、まだ脳の思考の一部を伝達できるだけということなので、大量のデータ通信、つまり、意識を持ったAIと人間の脳が、ワイヤレスで直接思考のやり取りをする、といった最高度のランクではないですね。
そんなことが可能なのか?という質問に対しては、いずれ可能になると酒楽は思っています。SFでは当たり前に出てくる、古くからあるテーマです。その第一歩が実現したということですね。
同じことをイーロン・マスクがやってます。こちらは、サルを使っていますが、脳にチップを埋め込んでいるところがミソですね。イーロン・マスクは、「驚異的な認知」が最終目的だと言っています。それは何を意味するのかは分かりませんが、AIが意識を持つのは危険だという発言から考えれば、脳とコンピューターの直接通信により、脳の思考を助けるのにコンピューターを使う、ということではないかと酒楽は思っています。
さて、そんなことが可能なのでしょうか?可能だと思います。だけれども、人間の思考は、生体脳を使った思考なので、進化したAIの前では、比較の対象にもならないでしょう。人間の脳は、AIの思考速度についていけないはずです。

そういう意味では、スーパーコンピューターや量子コンピューターの開発競争の方がAIの本丸なのではないでしょうか。先日、マイクロソフトの量子コンピューターが、理論的な予想の誤りによって、想定していた計算速度を達成できなかったというニュースが世界を駆け巡りましたね。
また、スーパーコンピューターは、そろそろ開発の限界に近付いているのではないかと囁かれています。それは、半導体チップの微細化技術が限界に近付きつつあるという予想があるからです。もう一つは、スーパーコンピューターを稼働させるためには、莫大な電力が必要である、ということだそうです。
グーグルやアマゾン、アップルなどが量子コンピューターやAIの開発競争に鎬を削っています。それはなぜかというと、技術の上流を抑えたいということなのでしょう。量子コンピューターは、従来のコンピューターと異なり、量子揺らぎという技術を使って、従来のノイマン型マシーンを上回る驚異的な計算速度を達成できると言われています。
量子コンピューターが実用化されれば、その驚異的な計算速度により、従来のコンピューターは、先端技術の世界から駆逐されてしまうでしょう。最初に量子コンピューターを実用化した企業が、圧倒的に有利な体制を作り上げるのは、火を見るよりも明らかです。
だから、GAFAをはじめとする先端企業が血眼になって開発競争をしているわけです。(これは、あくまで、酒楽の妄想です。決して信用しないようにしてください)

日本企業がこの中に含まれていないのは寂しい限りです。
さて、量子コンピューターが実用化され、いずれAIが意識を持ち、その知能が総量として人類を上回る日・シンギュラリティは、2045年だとレイ・カーツワイルが予言していますが、それよりも早くなる可能性は捨てきれませんね。カーツワイルのいう「収穫加速の法則」によれば、シンギュラリティは早まるだろうと酒楽は思います。
最近、人類の生物学的寿命や健康寿命が伸びるという記事を何件かアップしました。AIの進化は、この人間の寿命延長に大きな影響を及ぼすでしょう。寿命を延ばすということは、老化の原因を突き止めるということに他ならないわけです。それは、人類の遺伝子を多面的に解析するということです。膨大な遺伝情報が、生体である人間の寿命にどのように影響し、制約を与えているのかを解析するためには、膨大な計算が必要となるでしょう。AIの進歩が人間の寿命の延長に大きな影響を及ぼすというのは、そういうことです。(酒楽の勝手な妄想です、気にしないでください)
さて、何故いつもこんな妄想みたいなことを記事にするのかというと、一つは単なる好奇心であり、一つは、自分の将来に関係するかもしれないからです。えっ、どゆこと?いえ、そういうことです。はい、もしかすると、近い将来、人間の寿命が本当に大幅に伸びるかもしれないし、その先には、不老長寿が待っているかもしれないからです。(こりゃ、妄想を通り越して、狂ってるな)
えー、長々書きました。ほとんど妄想の産物ですね。でもですね、最先端を競っているGAFAも酒楽とほとんど変わらない妄想狂ですよ。負けたくない、不老長寿を手に入れたい、大金持ちになりたい、古くからの人間の望みを素直に追い求めているということです。
そこから、神が出現するのか、悪魔が出現するのか、それはわかりません。オーこわ!
<PS>
今日は休みです♪♪
休みの日くらい、政治じゃなくて面白い話題にしたいと思ってアップしました。もちろん、酒楽が面白いと思っていることが、読者様の思っている面白い話題と同じだとは限らないので、ご容赦ください。
AIが意識を持つのは確実だと思いますが「人類に対して絶対に敵対的にはならない」保証はないでしょう。やっぱりそこが一番の問題ですね。おそらく意識を持つことを前提に、あらゆるセーフガードを準備するでしょうが、ものごとに絶対はありません。
人類がAIに支配されるような未来は御免です。少なくとも、カーツワイルの言うように、人類も電脳化し、AIと共存するのがいいのでしょうか?それでもAIの圧倒的な計算能力の前では蟷螂の斧に過ぎないのでしょうか?
人類の英知は、AIに負けないと、信じたいものです。
2021年04月05日 17時00分 サイエンス GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20210405-wireless-brain-computer-interface/
2021年04月11日 22時00分 サイエンス GIGAZINE
脳にチップを埋め込んだサルが「思考」だけでゲームをする映像が公開される
https://gigazine.net/news/20210411-monkey-neuralink-pong-movie/
酒楽のオタク的世界では、広範な話題を取り上げていますが、人間やAIの未来予測は、重要なテーマの一つです。
今回取り上げるのは、人間の脳とコンピューターの直接通信が予想以上に進化しているということです。
脳とコンピューターを接続して「考えただけでコンピューターを制御する」「思考で義肢を制御する」というシステムを開発するアメリカのブラウン大学が、2021年3月31日新たに「これまで患者がケーブルにつながれる必要があったシステムをワイヤレスにすることに成功した」と発表しました。これにより、患者が研究室に赴かなくても実験が行えるほか、有線ではできなかった新たな臨床試験も可能になるとみられています。
すごいですね。脳とコンピューターの直接通信というのは、マンマシンインターフェースの究極の形態です。ただ、まだ脳の思考の一部を伝達できるだけということなので、大量のデータ通信、つまり、意識を持ったAIと人間の脳が、ワイヤレスで直接思考のやり取りをする、といった最高度のランクではないですね。
そんなことが可能なのか?という質問に対しては、いずれ可能になると酒楽は思っています。SFでは当たり前に出てくる、古くからあるテーマです。その第一歩が実現したということですね。
同じことをイーロン・マスクがやってます。こちらは、サルを使っていますが、脳にチップを埋め込んでいるところがミソですね。イーロン・マスクは、「驚異的な認知」が最終目的だと言っています。それは何を意味するのかは分かりませんが、AIが意識を持つのは危険だという発言から考えれば、脳とコンピューターの直接通信により、脳の思考を助けるのにコンピューターを使う、ということではないかと酒楽は思っています。
さて、そんなことが可能なのでしょうか?可能だと思います。だけれども、人間の思考は、生体脳を使った思考なので、進化したAIの前では、比較の対象にもならないでしょう。人間の脳は、AIの思考速度についていけないはずです。

そういう意味では、スーパーコンピューターや量子コンピューターの開発競争の方がAIの本丸なのではないでしょうか。先日、マイクロソフトの量子コンピューターが、理論的な予想の誤りによって、想定していた計算速度を達成できなかったというニュースが世界を駆け巡りましたね。
また、スーパーコンピューターは、そろそろ開発の限界に近付いているのではないかと囁かれています。それは、半導体チップの微細化技術が限界に近付きつつあるという予想があるからです。もう一つは、スーパーコンピューターを稼働させるためには、莫大な電力が必要である、ということだそうです。
グーグルやアマゾン、アップルなどが量子コンピューターやAIの開発競争に鎬を削っています。それはなぜかというと、技術の上流を抑えたいということなのでしょう。量子コンピューターは、従来のコンピューターと異なり、量子揺らぎという技術を使って、従来のノイマン型マシーンを上回る驚異的な計算速度を達成できると言われています。
量子コンピューターが実用化されれば、その驚異的な計算速度により、従来のコンピューターは、先端技術の世界から駆逐されてしまうでしょう。最初に量子コンピューターを実用化した企業が、圧倒的に有利な体制を作り上げるのは、火を見るよりも明らかです。
だから、GAFAをはじめとする先端企業が血眼になって開発競争をしているわけです。(これは、あくまで、酒楽の妄想です。決して信用しないようにしてください)

日本企業がこの中に含まれていないのは寂しい限りです。
さて、量子コンピューターが実用化され、いずれAIが意識を持ち、その知能が総量として人類を上回る日・シンギュラリティは、2045年だとレイ・カーツワイルが予言していますが、それよりも早くなる可能性は捨てきれませんね。カーツワイルのいう「収穫加速の法則」によれば、シンギュラリティは早まるだろうと酒楽は思います。
最近、人類の生物学的寿命や健康寿命が伸びるという記事を何件かアップしました。AIの進化は、この人間の寿命延長に大きな影響を及ぼすでしょう。寿命を延ばすということは、老化の原因を突き止めるということに他ならないわけです。それは、人類の遺伝子を多面的に解析するということです。膨大な遺伝情報が、生体である人間の寿命にどのように影響し、制約を与えているのかを解析するためには、膨大な計算が必要となるでしょう。AIの進歩が人間の寿命の延長に大きな影響を及ぼすというのは、そういうことです。(酒楽の勝手な妄想です、気にしないでください)
さて、何故いつもこんな妄想みたいなことを記事にするのかというと、一つは単なる好奇心であり、一つは、自分の将来に関係するかもしれないからです。えっ、どゆこと?いえ、そういうことです。はい、もしかすると、近い将来、人間の寿命が本当に大幅に伸びるかもしれないし、その先には、不老長寿が待っているかもしれないからです。(こりゃ、妄想を通り越して、狂ってるな)
えー、長々書きました。ほとんど妄想の産物ですね。でもですね、最先端を競っているGAFAも酒楽とほとんど変わらない妄想狂ですよ。負けたくない、不老長寿を手に入れたい、大金持ちになりたい、古くからの人間の望みを素直に追い求めているということです。
そこから、神が出現するのか、悪魔が出現するのか、それはわかりません。オーこわ!
<PS>
今日は休みです♪♪
休みの日くらい、政治じゃなくて面白い話題にしたいと思ってアップしました。もちろん、酒楽が面白いと思っていることが、読者様の思っている面白い話題と同じだとは限らないので、ご容赦ください。
AIが意識を持つのは確実だと思いますが「人類に対して絶対に敵対的にはならない」保証はないでしょう。やっぱりそこが一番の問題ですね。おそらく意識を持つことを前提に、あらゆるセーフガードを準備するでしょうが、ものごとに絶対はありません。
人類がAIに支配されるような未来は御免です。少なくとも、カーツワイルの言うように、人類も電脳化し、AIと共存するのがいいのでしょうか?それでもAIの圧倒的な計算能力の前では蟷螂の斧に過ぎないのでしょうか?
人類の英知は、AIに負けないと、信じたいものです。
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