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国会改革案

 国会の問題点はいくつかあるが、緊急を要するものが二つあると酒楽は思っている。

 その一つは、大臣・長官の国会出席を縮小するべきだということ。総理大臣以下、各省庁大臣閣下が、連日予算委員会の不毛な議論に付き合わされ、本来の大臣としての職務遂行が疎かになっていることが、日本国の国益を毀損しているからだ。

 二つ目は、国会議員、特に野党議員の横暴によって、官僚が疲弊し、有能な人材確保が難しくなっていることだ。

 処方箋。

 第一の問題について。国会対応は副大臣にさせる。大臣は、所管の省庁で職務に専念させる。国民が大臣に期待しているのは、国会での不毛な議論ではない。職務に専念し、国民のために働いてもらうことだ。どうせまともな質問が無いのは明らかなのだから、副大臣で十分だ。

 第二の問題について。国会各委員会での質問趣意書の提出を厳格に守らせること。期限を超過した質問については却下する。

 当然でしょう。我が国は、法治国家なのだ。法治国家の理念とは、約束を守ることを前提に成り立っているのだ。約束を守らない野党は、質問禁止だ。

 質問趣意書は、前々日の夕方5時前に提出させればよろしい。以後は受け付けない。文句を言ってきたら、遅れた理由を国会で明らかにし、懲罰すればいい。

 国会議員や、各政党は勝手に官僚に説明を求めてはならない。あくまで国会の各委員会で説明を求めるようにすること。これで夜盗による官僚いじめはなくなる。

 その代わり、各議員に対する政策秘書を3名に増員させる。これで議員閣下も少しは勉強するだろう。

 ここまですれば、官僚の勤務環境は劇的に向上し、優秀な人材が雲霞のごとく集まることは必定だ。

 各省庁における行政は停滞することなく、国民の福祉は向上するに違いない。政策秘書の給料など安いものだ。
国会
 大臣閣下が省庁を不在にしているのに、行政の停滞が起きていない(起きていると酒楽は思っているが)ことの方が不思議で、だからドラスティックな改革ができないのだ。かつて、大久保利通が大蔵卿時代、登庁しているか否かは、省内の雰囲気でわかったと言われている。登庁している場合の大蔵省の中は、ピーンと張りつめた空気だったと司馬遼太郎が書いている。司馬遼の話が本当かどうかは知らないが、官僚というものの特性をよく表している。

 大臣がいなかったら、仕事半分なのだ。そもそも大臣がいないのに、政令省令通達の決裁は誰がやっているのだ?もちろん、委任決裁で、次官、局長、部長がやっているのだ。大臣閣下は、部下が何を決裁しているのかさえご存じない。

 こういう状況で遅滞なく、遺漏なく、国民のために行政を進められると考える方がおかしいのだ。

 国会法の改正は急務だと酒楽は思う。

<PS>
 字を間違えてしまいました。夜盗ではなく、野党の間違いです。

 議員先生や大臣閣下が居眠りしているのを批判する人が多いが、的外れだ。居眠りするほど不毛な質問をするからなのだ。それから、直接関係もないのに、出席させられているから眠くなるのだ。

 居眠りするような質問は禁止するべきだ。代替案のない批判も封じ込めるべきだ。これだけで、国会は良くなる。

 ついでに、国家機密に関するような質問を堂々とする議員については、委員会から排除するべきだ。理由は「不勉強」何が秘密なのかも知らないような議員に質問させてはならない。

 総理大臣閣下に対する失礼な物言いをする議員も出席を停止するべきだ。誰とは言わないが。閣下を侮辱するような言辞を弄した議員は、各院で懲罰会議にかけ、厳罰に処するべきだ。

 なぜなら、国会は「良識の府」だからだ。恥ずかしくて教育のために国会を参観させることさえできないではないか。日本人ならな恥じて議員を辞職するところだ。
 
 
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