中国人が思わず吹き出しそうになった、日本のとんでもないハンコ文化
2021年4月22日 11時12分 サーチナ
https://news.livedoor.com/article/detail/20070124/
この記事を読んだら、中国人でなくとも吹き出すだろう。
上司だけが平らで、部下のハンコが傾いていて、それが上司への敬意を表す?。
酒楽も長年仕事をしていて、ハンコにはいろいろと思い入れや思い出があるが、これは知らなかった。
部下のハンコがみんな斜めを向いている?プププ・・・。
酒楽も強烈な思い出がある。それは20年ほど前のこと。酒楽の所属する部署と、とある部署、仮にBとしましょう。ちなみに酒楽の部署はA。
AとBは利害が相反する関係にありました。つまりいつも争っていて、仲が悪かったのですね。そして、あるとき、とある案件を巡ってAとBは一大抗争を始めたのです。
数か月後、決着がつきました。合意文書を作ったのは私、酒楽です。それぞれの親分のハンコをもらって、正式な合意文書とするというやつです。手打ちですね、ヤクザの。
それで、合意文書をもって、Bに赴きました。B親分のハンコをもらわねばならないのです。

いやー、緊張しましたね。敵地に行くわけですから。周りは全て敵。静かに入室して、B親分の前に。
そして、合意文書への押印を求めたのです。ピーンと張りつめた空気の中で親分は、しばらく文書を眺め、おもむろに押印してくれました。無言で。
脇に汗が滴りました。押印してもらった文書を持って帰り、確認しました。
するとですね・・・。驚くなかれ、ハンコが逆さまに押してあったのです。
酒楽も長年仕事をしていますが、逆さまのハンコを見たのは、このときが最初で最後です。
仲間が集まってきて、ワイワイ言いました。
結論は、「よっぽど押したくなかったのだな」でした。
まあ、そうでしょうな。抗争の結果は、我がAに有利な形で決着したからです。それにしても、逆さまのハンコΣ(・□・;)
別の機会に、やはりある文書の作成を命ぜられ、担当者として稟議をいただいたのですが、その数約30名。文書を起案し、関係者に説明して稟議をいただくこと2か月です。
それだけ広範囲にわたる関係者がいて、それぞれに少しずつ責任があるわけです。日本の社会は、上手くできているというか、だから意思決定が遅いというか、だから無責任体制になるというか、全てが当てはまりますな。
これで一件落着、事業は前へと進むわけですが、責任は等分に引き受けることとなり、即ち無責任体制となるわけです。
このへんが、日本人的社会というか会社というものの利点であり、欠点です。いやはっきり言えば欠点ですね。遅すぎるからであり、だれも責任をとろうとしないからであります。
ここで紹介した事例は、多かれ少なかれどんな会社や組織でも日常的にあると思います。話がずれましたが、日本的意思決定は、バブル後の日本を象徴しているように思えてなりません。
責任を分担しあい、結果としてだれも責任をとろうとしない無責任体制は、組織を亡ぼす原因です。その逆をいかねばならないのです。酒楽はそう思います。
<PS>
ハンコはこれからなくなっていくのでしょうね。無い方がいいとは思いますが、少々残念な気もします。
それはですね、ハンコをもらうのが命だからです。まあサインでもいいのですが、朱肉にハンコを押し付けて、静かに押印する。これはけっこうイケてる文化だと思うのですがね。古いですか?
自宅には三文判が腐るほどありますが、あれもこれから先はなくなるのでしょうね。
そうそう、そいえばですね、ハンコにも掟があるのをご存知ですか?それはですね、上司より大きいハンコを使ってはならない、というものです。まあ、常識的に誰でも知っているとは思いますが、あるとき、新人が掟破りをしました。
そうです、でっかいハンコを使っていたのです。先輩が誰も教えてやらなかったのでしょうね。酒楽が教え諭しました。「あのね、大きさ見りゃわかるだろ?」これで一発でした。えっ?わが社にはそんな文化はない?失礼しました(;゜0゜)
ハンコ業界は皆さん廃業するのでしょうね。かわいそうに。酒楽がその昔買った高価なはんこもこれでお蔵入りです・゚・(つД`)・゚・
2021年4月22日 11時12分 サーチナ
https://news.livedoor.com/article/detail/20070124/
この記事を読んだら、中国人でなくとも吹き出すだろう。
上司だけが平らで、部下のハンコが傾いていて、それが上司への敬意を表す?。
酒楽も長年仕事をしていて、ハンコにはいろいろと思い入れや思い出があるが、これは知らなかった。
部下のハンコがみんな斜めを向いている?プププ・・・。
酒楽も強烈な思い出がある。それは20年ほど前のこと。酒楽の所属する部署と、とある部署、仮にBとしましょう。ちなみに酒楽の部署はA。
AとBは利害が相反する関係にありました。つまりいつも争っていて、仲が悪かったのですね。そして、あるとき、とある案件を巡ってAとBは一大抗争を始めたのです。
数か月後、決着がつきました。合意文書を作ったのは私、酒楽です。それぞれの親分のハンコをもらって、正式な合意文書とするというやつです。手打ちですね、ヤクザの。
それで、合意文書をもって、Bに赴きました。B親分のハンコをもらわねばならないのです。

いやー、緊張しましたね。敵地に行くわけですから。周りは全て敵。静かに入室して、B親分の前に。
そして、合意文書への押印を求めたのです。ピーンと張りつめた空気の中で親分は、しばらく文書を眺め、おもむろに押印してくれました。無言で。
脇に汗が滴りました。押印してもらった文書を持って帰り、確認しました。
するとですね・・・。驚くなかれ、ハンコが逆さまに押してあったのです。
酒楽も長年仕事をしていますが、逆さまのハンコを見たのは、このときが最初で最後です。
仲間が集まってきて、ワイワイ言いました。
結論は、「よっぽど押したくなかったのだな」でした。
まあ、そうでしょうな。抗争の結果は、我がAに有利な形で決着したからです。それにしても、逆さまのハンコΣ(・□・;)
別の機会に、やはりある文書の作成を命ぜられ、担当者として稟議をいただいたのですが、その数約30名。文書を起案し、関係者に説明して稟議をいただくこと2か月です。
それだけ広範囲にわたる関係者がいて、それぞれに少しずつ責任があるわけです。日本の社会は、上手くできているというか、だから意思決定が遅いというか、だから無責任体制になるというか、全てが当てはまりますな。
これで一件落着、事業は前へと進むわけですが、責任は等分に引き受けることとなり、即ち無責任体制となるわけです。
このへんが、日本人的社会というか会社というものの利点であり、欠点です。いやはっきり言えば欠点ですね。遅すぎるからであり、だれも責任をとろうとしないからであります。
ここで紹介した事例は、多かれ少なかれどんな会社や組織でも日常的にあると思います。話がずれましたが、日本的意思決定は、バブル後の日本を象徴しているように思えてなりません。
責任を分担しあい、結果としてだれも責任をとろうとしない無責任体制は、組織を亡ぼす原因です。その逆をいかねばならないのです。酒楽はそう思います。
<PS>
ハンコはこれからなくなっていくのでしょうね。無い方がいいとは思いますが、少々残念な気もします。
それはですね、ハンコをもらうのが命だからです。まあサインでもいいのですが、朱肉にハンコを押し付けて、静かに押印する。これはけっこうイケてる文化だと思うのですがね。古いですか?
自宅には三文判が腐るほどありますが、あれもこれから先はなくなるのでしょうね。
そうそう、そいえばですね、ハンコにも掟があるのをご存知ですか?それはですね、上司より大きいハンコを使ってはならない、というものです。まあ、常識的に誰でも知っているとは思いますが、あるとき、新人が掟破りをしました。
そうです、でっかいハンコを使っていたのです。先輩が誰も教えてやらなかったのでしょうね。酒楽が教え諭しました。「あのね、大きさ見りゃわかるだろ?」これで一発でした。えっ?わが社にはそんな文化はない?失礼しました(;゜0゜)
ハンコ業界は皆さん廃業するのでしょうね。かわいそうに。酒楽がその昔買った高価なはんこもこれでお蔵入りです・゚・(つД`)・゚・
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