<独自>英空母「クイーン・エリザベス」 日本に寄港へ
2021.4.26 産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/210426/plt2104260014-n1.html
英国空母クイーン・エリザベスが日本に寄港することが分かったと産経新聞が伝えている。
ドイツ、オランダの艦艇も東アジアに派遣されることになっている。対中包囲網は、着々と構築され、中国の擡頭に対応しようとしている。
中共当局は、この動きを静かに見守っている。黙っているわけではないが、普段の中共の姿勢に比較すると、驚くほど冷静に事態を静観していると言っていい。
尖閣への海警局艦船の侵入は相変わらずだ。台湾、日本の防空識別圏への侵入も大きな変化があったとは報道されていないので、これも変わらないのだろう。
クアッドは、日米豪印4か国連合だが、これに、英国、オランダ、ドイツ、フランスが海軍のプレゼンスを発揮しようとしている。
支那の故事になぞらえれば合従だ。それは、1強の秦に対する同盟である。では、秦はどうしたかと言えば、連衡したのだ。
中共は、対中包囲網を破ろうと画策するだろう。そして、包囲網を破るために、弱いところを突くのは、古来からの常道だ。

クアッドで弱いところと言えば、日本か、インドだろう。インドはそもそも非同盟政策が看板だ。クアッドが、なかなか軍事同盟に昇格しないのは、インドの消極的姿勢に原因がある。
日本も盤石とは言えない。まず、政府与党内に親中派がいて、隠然たる勢力を誇示している。日本人の対中感情は、年々悪化しているのにもかかわらず、親中派の言動に大きな変化は見られない。
中共は、我が国の政界、官界、経済界に静かにかつ、大規模に浸透し、影響力の増大を図っているのだ。
我が国保守の念願、憲法改正が実現しない原因の一つは、中共の影響力なのは公然の秘密だろう。
もっとも米国も同じだ。先の大統領選でそれが露わになった。我が国に勝るとも劣らないほど、中共の影響力が浸透しているのだ。
クアッドや、クアッドプラスが機能するには、まだまだ紆余曲折があるにちがいない。中共の切り崩しも激しくなるだろう。
韓国の脱落は、ほぼ決定的だ。ただ、韓国の地政学的位置は、従属変数的なので、韓国が脱落しても、包囲網全体への影響は軽微だと言えよう。
豪州の世論は、強硬になりつつある。やはりアングロサクソンの血は争えない。
包囲網の主である米国は、日本をしっかりとコントロールし、インドが脱落しないようにあらゆる影響力を行使するだろう。
そして、同じように、中国も、日本やインド、韓国、ASEAN諸国に影響力を行使しつつある。
合従連衡時代と異なるところと言えば、連衡の盟主中共よりも、合唱の盟主米国の方が国力が大きいことだ。そして、戦いの場は、支那大陸から、東・南支那海に移っている。海軍の伝統のない中共が海で戦うのは不利だ。
中共の海軍力が東アジアで局地的優勢を築いたとしても、総合的な戦力は、日米が中国を圧倒している。
だが、中国の経済力は、継続して増大している。いずれ、米国に匹敵するところまで国力が上昇することが予想される。包囲網は、それを未然に防ぐ手立てが必要なのだが、肝腎の米国の足取りは重い。
そういう意味では、米国内の親中派は、侮れない力を持っていると言わねばならない。日米の経済界が、中国との経済的結びつきを断ち切れないなら、包囲網の将来は暗い。日米の企業群が既に中共の連衡策に嵌っている可能性があるということだ。それが事実なら由々しき事態だ。
<PS>
我が国も数年後に空母を保有する予定になっている。喜ばしいことだ。
大東亜戦争敗北後、漸くにして空母を保有することができる。名実ともに海洋国家として再出発できるということだ。
中国は既に空母を保有し、2番艦、、3番艦も建造中だ。だが大陸国家中国に空母の運用は難しいだろう。そもそも海軍としての伝統が短く、海上戦闘の経験もほとんどない。
支那の陸戦の歴史を見てみると、自軍が不利だと思うえば、胡散霧消するのが特徴だ。兵隊さんの両親は、息子に対し、「危なくなったらすぐに逃げ帰れ」と言っているらしい。さもありなんと思う。
海の上で逃げるわけにはいかない。とどのつまり、最初から戦意は低いものと思われる。もっとも、相手を侮ることは敗戦の予兆なので、決して中国海軍を侮ってはならないのだが、海上自衛隊が緒戦で致命的な敗北を蒙らない限り、中国海軍に負ける可能性は低いと思う。
米海軍と帝国海上自衛隊が勢揃いしたら、中共海軍はしっぽを巻いて逃げ出すだろう。
2021.4.26 産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/210426/plt2104260014-n1.html
英国空母クイーン・エリザベスが日本に寄港することが分かったと産経新聞が伝えている。
ドイツ、オランダの艦艇も東アジアに派遣されることになっている。対中包囲網は、着々と構築され、中国の擡頭に対応しようとしている。
中共当局は、この動きを静かに見守っている。黙っているわけではないが、普段の中共の姿勢に比較すると、驚くほど冷静に事態を静観していると言っていい。
尖閣への海警局艦船の侵入は相変わらずだ。台湾、日本の防空識別圏への侵入も大きな変化があったとは報道されていないので、これも変わらないのだろう。
クアッドは、日米豪印4か国連合だが、これに、英国、オランダ、ドイツ、フランスが海軍のプレゼンスを発揮しようとしている。
支那の故事になぞらえれば合従だ。それは、1強の秦に対する同盟である。では、秦はどうしたかと言えば、連衡したのだ。
中共は、対中包囲網を破ろうと画策するだろう。そして、包囲網を破るために、弱いところを突くのは、古来からの常道だ。

クアッドで弱いところと言えば、日本か、インドだろう。インドはそもそも非同盟政策が看板だ。クアッドが、なかなか軍事同盟に昇格しないのは、インドの消極的姿勢に原因がある。
日本も盤石とは言えない。まず、政府与党内に親中派がいて、隠然たる勢力を誇示している。日本人の対中感情は、年々悪化しているのにもかかわらず、親中派の言動に大きな変化は見られない。
中共は、我が国の政界、官界、経済界に静かにかつ、大規模に浸透し、影響力の増大を図っているのだ。
我が国保守の念願、憲法改正が実現しない原因の一つは、中共の影響力なのは公然の秘密だろう。
もっとも米国も同じだ。先の大統領選でそれが露わになった。我が国に勝るとも劣らないほど、中共の影響力が浸透しているのだ。
クアッドや、クアッドプラスが機能するには、まだまだ紆余曲折があるにちがいない。中共の切り崩しも激しくなるだろう。
韓国の脱落は、ほぼ決定的だ。ただ、韓国の地政学的位置は、従属変数的なので、韓国が脱落しても、包囲網全体への影響は軽微だと言えよう。
豪州の世論は、強硬になりつつある。やはりアングロサクソンの血は争えない。
包囲網の主である米国は、日本をしっかりとコントロールし、インドが脱落しないようにあらゆる影響力を行使するだろう。
そして、同じように、中国も、日本やインド、韓国、ASEAN諸国に影響力を行使しつつある。
合従連衡時代と異なるところと言えば、連衡の盟主中共よりも、合唱の盟主米国の方が国力が大きいことだ。そして、戦いの場は、支那大陸から、東・南支那海に移っている。海軍の伝統のない中共が海で戦うのは不利だ。
中共の海軍力が東アジアで局地的優勢を築いたとしても、総合的な戦力は、日米が中国を圧倒している。
だが、中国の経済力は、継続して増大している。いずれ、米国に匹敵するところまで国力が上昇することが予想される。包囲網は、それを未然に防ぐ手立てが必要なのだが、肝腎の米国の足取りは重い。
そういう意味では、米国内の親中派は、侮れない力を持っていると言わねばならない。日米の経済界が、中国との経済的結びつきを断ち切れないなら、包囲網の将来は暗い。日米の企業群が既に中共の連衡策に嵌っている可能性があるということだ。それが事実なら由々しき事態だ。
<PS>
我が国も数年後に空母を保有する予定になっている。喜ばしいことだ。
大東亜戦争敗北後、漸くにして空母を保有することができる。名実ともに海洋国家として再出発できるということだ。
中国は既に空母を保有し、2番艦、、3番艦も建造中だ。だが大陸国家中国に空母の運用は難しいだろう。そもそも海軍としての伝統が短く、海上戦闘の経験もほとんどない。
支那の陸戦の歴史を見てみると、自軍が不利だと思うえば、胡散霧消するのが特徴だ。兵隊さんの両親は、息子に対し、「危なくなったらすぐに逃げ帰れ」と言っているらしい。さもありなんと思う。
海の上で逃げるわけにはいかない。とどのつまり、最初から戦意は低いものと思われる。もっとも、相手を侮ることは敗戦の予兆なので、決して中国海軍を侮ってはならないのだが、海上自衛隊が緒戦で致命的な敗北を蒙らない限り、中国海軍に負ける可能性は低いと思う。
米海軍と帝国海上自衛隊が勢揃いしたら、中共海軍はしっぽを巻いて逃げ出すだろう。
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