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見えざる敵とは誰なのか

 安倍総理の退陣が決まった。まずは、一言。安倍さん、お疲れ様でした。しばらく静養し、他日、再登板されることを期待しております。

 メディアもブロガーも次の総理は誰がいいか、という話題で盛り上がっている。小生も有権者の一人として、考えを述べようと思う。せっかく、ブログを始めたのであるから、こんなときに自分の意見を言わずに何時言うのだ。

 8月12日の記事で、見えざる敵こそ脅威、と題して、国内、あるいは国政の場に見えざる敵が存在すると訴えた。では、それはいったい誰なのか?

 第一の敵は、公明党だ。理由は、ただ一つ。憲法改正に賛成しないからだ。公明党の憲法に対するし姿勢は、加憲だ。つまり、現行憲法の基本を変えずに、不足している項目を追加するというのが基本的な考えだ。これのどこが問題か?つまり、憲法9条の改正には反対だということに他ならない。公明党の許しがたいところは、こういった、有権者を騙すように手口を使うことだ。護憲ではない、加憲だといい、反日野党と違いを際立たせ、その実、国民を騙す。そして、ちゃっかり、与党の一翼を担い、果実だけを貪るのだ。自民党は、この鵺のような政党を与党に加えたことにより、自ら獅子身中の虫を抱えることになった。真っ先にやるべきことは、公明党と決別することだ。

 8月16日の「保守の中核」という記事で触れた、日本の尊厳と国益を守る会(会長 青山繁晴 会員58名)、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会(会長 尾辻秀久 会員 自民党 50名)、伝統と創造の会(会長 稲田朋美 会員11名)及び保守団結の会(会長 高島修一 会員 17名)、これらの団体が、保守の中核である。もっとも、現自民党幹事長も靖国の会には名を連ねているので、すべてが真正保守とは限らないが、ここでは触れない。
               見えざる敵


 国益と靖国には重複している議員がいるので、多く見積もっても100名程度であろう。自民党の国会議員は、衆参合わせて397名。つまり、自民党議員のうち、4分の一が保守で、それ以外は、思想信条が明らかではないか、中道という名のリベラル、あるいは大陸や半島に阿る反日議員が隠れている。ここが問題なのだ。そして、これこそ、見えざる敵の本丸だ。

 自民党の結党の精神の一つは憲法の改正であるが、これを本当に願って活動している議員は、自民内に四分の一しかいないのである。だが、小選挙区比例代表並立制の公職選挙法では、選挙区に出馬する自民党議員か、あるいは公明党議員しか選択肢はない(衆議院の場合)。自民と公明は選挙協力しているため、選挙区から公明党の候補しか立候補していない場合、選択の余地はない。隠れた敵公明党に入れるか、棄権するか。反日政党に入れる馬鹿は除いて。

 次に、仮に自民党議員が選挙区から立候補していても、明らかに保守ではない、リベラルに染まっている議員だと、これも公明党と同じジレンマに陥る。問題はもう一つある。立候補する議員の憲法に対する考え方は、決して明らかにしなければならないわけでないということだ。選挙で、候補者は、必ずしも憲法に触れるわけではない。否、選挙に有利になるわけではないので、ほとんどの候補者は触れないであろう。これでどうやって、保守を選択するというのだ。

 ここに根本的な問題があるのだ。憲法改正を願い、戦後の軛から自由になり、日本人としての誇りを取り戻すべき選択肢が提示されていないのだ。これは悲しむべき事態である。

 大胆な意見こそ、聞くに値するというのが、小生の持論だ。まず、青山繁晴氏を党首とする日本の尊厳と国益を守る党を結党(略称 日本党)し、自民党から独立し、有権者に選択肢を与えたまえ。靖国神社を参拝する会ほか、同志を募る。日本党の党是に賛同するもののみ入党を許可。明確に選別すべき。小池某のように腰砕けになってはならない。

 敵と味方は、明らかにしなければならない。でないと、後ろから撃たれる。現にそういう議員が自民党内にいっぱいいるではないか。安倍総理が、宿願である憲法改正を実現できなかったのは、そのせいだ。有権者を馬鹿にしてはならない。明確な選択肢を与えられれば、おのずとあるべきところに落ち着くのだ。国士 青山繁晴議員、あなたが立つべきだ。議員経験など関係ない。アメリカ合衆国大統領トランプには、議員経験どころか、政治経験さえない。それでも、歴代大統領の中では、傑出している。それでいいのだ。

 現時点で名前が取りざたされている候補者の誰が総理総裁になっても、明るい未来は見えない。青山さん、あなたに期待する。


 青山繁晴氏をご存じない方は、是非、青山さんの道すがらエッセイをご一読ください。氏の人間性と考え方がよくわかります。いっぺんでファンになること請け合います。

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