AERA dot. 記事への防衛省の申し入れに対する見解
2021年5月19日 株式会社 朝日新聞出版
https://dot.asahi.com/info/2021051900065.html?page=1
以前、朝日新聞は、「新聞は社会の木鐸」だと称していた。こういうのを傲岸不遜というのだ。
そして今回は、「政府の施策を検証することは報道機関の使命であり、記事は極めて公益性の高いものと考えております。」と言っている。こういうのは、傲慢というのだ。
朝日新聞は何様なのだ。政府の施策を検証することは、報道機関の使命だと言っているが、何を根拠に言っているのだ。
使命という言葉を軽々しく語らないでもらいたい。使命とは、任務を命ぜられた者が使うことを許される言葉なのだ。たとえば、自衛官が使命という言葉を使うのは当然なのだ。国家から使命を受けて、活動するからだ。使命とはそういうものだ。
自衛官の心構えというものがあり、その第一が「使命の自覚」というものだ。以下、抜粋する。
自衛官の心がまえ(昭和36年6月28日制定)
われわれは自衛官の本質にかえりみ、政治的活動に関与せず、自衛官としての名誉ある使命に深く思いをいたし、高い誇りをもち、次に掲げるところを基本として日夜訓練に励み、修養を怠らず、ことに臨んでは、身をもって職責を完遂する覚悟がなくてはならない。
1 使命の自覚
(1) 祖先より受けつぎ、これを充実発展せしめて次の世代に伝える日本の国、その国民と国土を外部の侵略から守る。
(2) 自由と責任の上に築かれる国民生活の平和と秩序を守る。
以下略。

海上自衛隊自衛艦隊HPから引用
使命とはこういうものだ。
朝日新聞は、誰から命ぜられたのだ?重要なことなので、もう一度聞こう。朝日新聞は誰から命ぜられているのだ?
公益性が高いと主張しているからには、どこぞの公的機関からでも任務を授けられたのか?
朝日新聞は、江戸の時代から変わらない瓦版ではないのか。誰に頼まれたわけでもなく、世の中の出来事を面白おかしく伝え、噂話の好きな庶民の望みに応ずる記事を書き、それを売ることによって生計を立てているのではないのか?
江戸時代も、明治以降も、瓦版や新聞に任務は与えられていない。もう一度言う、新聞に任務はない。だから、報道機関に使命は無いのだ。報道機関は、公的機関ではない。公益性を主張する根拠も必要性も無いのだ。
あるというなら示してもらいたい。君たちの言う使命は、誰に命ぜられたのだ?誰に頼まれたのだ?
そんなものはない。新聞に使命などない。新聞の活動とは、商業行為に他ならない。新聞を売って生きているのだろう?新聞を売ることの使命とは何ぞや?誰も頼んでないぞ。それが証拠に、年々販売部数が減ってきているではないか。
自分だけが正しいという傲岸不遜な主張、報道機関の使命という嘘の主張、それが朝日新聞だ。きちんと日本語を勉強したまえ。
<PS>
参考のために、自衛官の心構えの第2項以下を紹介します。
2 個人の充実
(1) 積極的でかたよりのない立派な社会人としての性格の形成に努め、正しい判断力を養う。
(2) 知性、自発率先、信頼性及び体力等の諸要素について、ひろく調和のとれた個性を伸展する。
3 責任の遂行
(1) 勇気と忍耐をもって、責任の命ずるところ、身をていして任務を遂行する。
(2) 僚友互いに真愛の情をもって結び、公に奉ずる心を基とし、その持場を守りぬく。
4 規律の厳守
(1) 規律を部隊の生命とし、法令の遵守と命令に対する服従は、誠実厳正に行なう。
(2) 命令を適切にするとともに、自覚に基づく積極的な服従の習性を育成する。
5 団結の強化
(1) 卓越した統率と情味ある結合のなかに、苦難と試練に耐える集団としての確信をつちかう。
(2) 陸、海、空、心を一にして精強に励み、祖国と民族の存立のため、全力をつくしてその負託にこたえる。
いかがですか?すごいですね。でもですね。自衛官と雖も人間です。こんなことが全て実行可能なわけではありません。これは心構えですからね。朝から晩まで、こんなことを考えて仕事をしていたら、頭がおかしくなってしまいます。
自衛官がこういう心構えで仕事をしているのを知ってもらいたいと思いますね。
東日本大震災で、自衛官がトラックの荷台で、民間人に見られないように、缶飯(かんめし)を食べていたのをご存じでしょう。食事にありつけない人がいるかもしれない。ひもじい思いをしている人がいるかもしれない。肉親を失い、涙で食べ物が喉を通らない人がいるかもしれない。そう考えると、皆さんの見えるところで、堂々と食事をするわけにはいかないのですね。
だから隠れて食べるわけです。缶飯というのは栄養満点ですが、ビタミンなどのバランスがとれたものではありません。毎日缶飯ばかりを食べていると、口内炎になるのです。なので自衛官は、自分で栄養補助食品(サプリメント)を購入し、缶飯の後に飲むのです。そのためのお金は出ません。
もっと優れた野外糧食もあります。栄養バランスの取れた。でもですね。それは高いのです。値段が。だから予算不足の自衛隊に、十分には補給されないのです。従って、缶飯になるわけですね。
寝る場所も、状況によっては、トラックの荷台だったり、体育館の片隅に、みなさんの邪魔にならないようにして、ごろ寝することもあります。固い床の上にそのまま。まあ、掘った穴の中に寝るよりはましですからね。
こういう過酷な環境でも自衛官は黙々と任務を遂行します。何故でしょう?それは使命感です。それ以外にはありません。
使命とはこういうものです。ご理解いただけましたでしょうか。こういう事実に照らして、朝日の主張は傲慢だというのです。
2021年5月19日 株式会社 朝日新聞出版
https://dot.asahi.com/info/2021051900065.html?page=1
以前、朝日新聞は、「新聞は社会の木鐸」だと称していた。こういうのを傲岸不遜というのだ。
そして今回は、「政府の施策を検証することは報道機関の使命であり、記事は極めて公益性の高いものと考えております。」と言っている。こういうのは、傲慢というのだ。
朝日新聞は何様なのだ。政府の施策を検証することは、報道機関の使命だと言っているが、何を根拠に言っているのだ。
使命という言葉を軽々しく語らないでもらいたい。使命とは、任務を命ぜられた者が使うことを許される言葉なのだ。たとえば、自衛官が使命という言葉を使うのは当然なのだ。国家から使命を受けて、活動するからだ。使命とはそういうものだ。
自衛官の心構えというものがあり、その第一が「使命の自覚」というものだ。以下、抜粋する。
自衛官の心がまえ(昭和36年6月28日制定)
われわれは自衛官の本質にかえりみ、政治的活動に関与せず、自衛官としての名誉ある使命に深く思いをいたし、高い誇りをもち、次に掲げるところを基本として日夜訓練に励み、修養を怠らず、ことに臨んでは、身をもって職責を完遂する覚悟がなくてはならない。
1 使命の自覚
(1) 祖先より受けつぎ、これを充実発展せしめて次の世代に伝える日本の国、その国民と国土を外部の侵略から守る。
(2) 自由と責任の上に築かれる国民生活の平和と秩序を守る。
以下略。

海上自衛隊自衛艦隊HPから引用
使命とはこういうものだ。
朝日新聞は、誰から命ぜられたのだ?重要なことなので、もう一度聞こう。朝日新聞は誰から命ぜられているのだ?
公益性が高いと主張しているからには、どこぞの公的機関からでも任務を授けられたのか?
朝日新聞は、江戸の時代から変わらない瓦版ではないのか。誰に頼まれたわけでもなく、世の中の出来事を面白おかしく伝え、噂話の好きな庶民の望みに応ずる記事を書き、それを売ることによって生計を立てているのではないのか?
江戸時代も、明治以降も、瓦版や新聞に任務は与えられていない。もう一度言う、新聞に任務はない。だから、報道機関に使命は無いのだ。報道機関は、公的機関ではない。公益性を主張する根拠も必要性も無いのだ。
あるというなら示してもらいたい。君たちの言う使命は、誰に命ぜられたのだ?誰に頼まれたのだ?
そんなものはない。新聞に使命などない。新聞の活動とは、商業行為に他ならない。新聞を売って生きているのだろう?新聞を売ることの使命とは何ぞや?誰も頼んでないぞ。それが証拠に、年々販売部数が減ってきているではないか。
自分だけが正しいという傲岸不遜な主張、報道機関の使命という嘘の主張、それが朝日新聞だ。きちんと日本語を勉強したまえ。
<PS>
参考のために、自衛官の心構えの第2項以下を紹介します。
2 個人の充実
(1) 積極的でかたよりのない立派な社会人としての性格の形成に努め、正しい判断力を養う。
(2) 知性、自発率先、信頼性及び体力等の諸要素について、ひろく調和のとれた個性を伸展する。
3 責任の遂行
(1) 勇気と忍耐をもって、責任の命ずるところ、身をていして任務を遂行する。
(2) 僚友互いに真愛の情をもって結び、公に奉ずる心を基とし、その持場を守りぬく。
4 規律の厳守
(1) 規律を部隊の生命とし、法令の遵守と命令に対する服従は、誠実厳正に行なう。
(2) 命令を適切にするとともに、自覚に基づく積極的な服従の習性を育成する。
5 団結の強化
(1) 卓越した統率と情味ある結合のなかに、苦難と試練に耐える集団としての確信をつちかう。
(2) 陸、海、空、心を一にして精強に励み、祖国と民族の存立のため、全力をつくしてその負託にこたえる。
いかがですか?すごいですね。でもですね。自衛官と雖も人間です。こんなことが全て実行可能なわけではありません。これは心構えですからね。朝から晩まで、こんなことを考えて仕事をしていたら、頭がおかしくなってしまいます。
自衛官がこういう心構えで仕事をしているのを知ってもらいたいと思いますね。
東日本大震災で、自衛官がトラックの荷台で、民間人に見られないように、缶飯(かんめし)を食べていたのをご存じでしょう。食事にありつけない人がいるかもしれない。ひもじい思いをしている人がいるかもしれない。肉親を失い、涙で食べ物が喉を通らない人がいるかもしれない。そう考えると、皆さんの見えるところで、堂々と食事をするわけにはいかないのですね。
だから隠れて食べるわけです。缶飯というのは栄養満点ですが、ビタミンなどのバランスがとれたものではありません。毎日缶飯ばかりを食べていると、口内炎になるのです。なので自衛官は、自分で栄養補助食品(サプリメント)を購入し、缶飯の後に飲むのです。そのためのお金は出ません。
もっと優れた野外糧食もあります。栄養バランスの取れた。でもですね。それは高いのです。値段が。だから予算不足の自衛隊に、十分には補給されないのです。従って、缶飯になるわけですね。
寝る場所も、状況によっては、トラックの荷台だったり、体育館の片隅に、みなさんの邪魔にならないようにして、ごろ寝することもあります。固い床の上にそのまま。まあ、掘った穴の中に寝るよりはましですからね。
こういう過酷な環境でも自衛官は黙々と任務を遂行します。何故でしょう?それは使命感です。それ以外にはありません。
使命とはこういうものです。ご理解いただけましたでしょうか。こういう事実に照らして、朝日の主張は傲慢だというのです。
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