日本の学者の「新疆ジェノサイド」反論文、日本メディアに掲載されず
2021年05月21日16:52 人民網
http://j.people.com.cn/n3/2021/0521/c94474-9852793.html
新疆「ジェノサイド」論は無知と偏見に由来する嘘
横浜国立大学名誉教授で中国問題専門家の村田忠禧(ただよし)氏は、「新疆ウイグル自治区の『ジェノサイド』は無知と偏見の産物」と題した文章の中で、「新疆維吾爾(ウイグル)族は安定的に増加している」、「このような歴然とした事実を無視して、『ジェノサイド』が進行している、といくら声高に叫んだところで、(中略)アメリカ政府の『人権外交』の本質が無知と偏見で作られた『デマ情報』に基づいていることを全世界人民に知らせる結果となるであろう」としている。
人民網は、5月21日付記事で日本の学者の新疆ジェノサイド反論文が、日本メディアに掲載されないと、批判的に報じている。記事では、日本人学者である村田忠禧氏が、新疆のジェノサイドはデマであると主張していることを伝えている。
さて、村田忠禧氏とはいかなる人物なのか?Wikiから引用する。
〇来歴
1946年、神奈川県に生まれる。1986年、東京大学文学部中国文学科卒、同大学院博士課程中国哲学専攻単位取得満期退学。東京大学教養学部助手、横浜国立大学教育学部助教授、同教授、教育人間科学部教授を経て、2012年3月定年退職し、横浜国立大学名誉教授。
〇人物
中国共産党史、毛沢東専門家。中国共産党中央文献室が書いた『毛沢東伝』の翻訳者。中国政府寄りの発言で知られる。『毛沢東伝』は中国の公式プロパガンダの一環としての毛沢東像で書かれており、都合の悪い事件や事象は一切書かれていないが、解説等でその矛盾を指摘することなく、ひたすら毛沢東を礼賛したことが『ワイルド・スワン』を書いたユン・チアンらから非難を浴びている。
〇天安門広場での虐殺否定
1993年10月23日に神戸商科大学で開催された「日本現代中国学会」の全国学術大会で、1989年の六四天安門事件において天安門広場での虐殺は無かったとする報告を自由論題でおこない、国際人権団体から抗議を受けたという。その後、中国共産党中央委員会の主張にそった「1989年天安門事件における「虐殺」説の再検討」を『東京大学教養学部外国語科紀要』に発表した[1]。その中で村田は、「実際には89年6月の天安門広場では「残虐な殺戮」とか「虐殺」と称すべき事態は発生しなかった。」とし、マスコミ報道を含めた思い入れ先行の「研究」の危険性を指摘した。ただし、村田も、軍が北京市内に侵攻する過程で発砲による死亡事件が起きたことは否定していない。
〇尖閣諸島領有権中国保持
尖閣諸島は日清戦争以前は中国に属しており、日本や琉球の付属島嶼ではなかったと主張している。
以上、Wikiから主要部分を引用した。
5月24日の記事では、福田元首相の主張を紹介した。本日は、中国共産党機関紙人民網から、東大卒、横浜国立大学名誉教授 村田忠禧氏なる人物の主張を紹介した。
福田元首相は、その経歴から日本人に対して、一定の責任を有していると酒楽は思っている。では、この村田忠禧氏なる人物についてはどうか?
無視してもいいのだが、わざわざ人民網が紹介しているのである。東京大学を卒業し、大学院博士課程を修了している英才である。かつ、東大及び横浜国立大学で教鞭をとり、定年退職されている。
日本の英才が集まる東京大学、旧帝大に次ぐ横浜国立大学、これらで教鞭をとった村田名誉教授とは何なのか?
Wikiの説明を読めば、若い頃から中国のプロパガンダのお先棒を担いでいる。現在もそのようである。だから、人民網がわざわざ紹介しているのだ。
それでも、日本のメディアは、村田名誉教授を無視していると批判している。
おかしいではないか?朝日や毎日、あるいは、全国の地方紙は、中国のプロパガンダ機関ではないのか?あるいは、地上波の殆ども中国政府のお先棒を担いでいるのではないのか?
それでも無視されるほど、人民網と村田名誉教授の主張は、日本人には受け入れられないということだよ。さすがの朝日毎日でも、村田名誉教授の論考を載せてしまっては、日本人から総スカンを食らうことを予想しているのだ。それほど、新疆ジェノサイドは、日本人に嫌悪感を覚えさせたのだ。
日本人の大半が、中国に批判的なのは当たり前だ。まさか、村田名誉教授や福田元首相の主張をもって、日中が友好的な関係に戻るとでも思っているのか?
中共当局としては珍しく下手を打った。いや相変わらず下手糞というべきか。せめて、福田元首相が同じ主張をしていれば、日本のメディアも無視することはなかったであろう。
だが、中国にとっても福田元首相にとっても期待に反する結果になることは明らかだ。
今回は、日本人の中に、このような人物がいることを読者諸兄に知ってもらいたいが為に記事を起こした。読者諸兄の参考になればと願うものである。
村田名誉教授以外にも中共のプロパガンダを担っている者は多数存在する。いちいち紹介するのも面倒なほど。
だが、今回のウィグル弾圧を巡っては、さすがにこれを正面から否定する言論は数少ない。だからこそ、人民網は、村田名誉教授を採用せざるを得なかったのだろう。こんな恥ずべき意見を披歴する日本人は、さすがに少ないのだ。
村田名誉教授を採用した人民網はよほど困っているのだ。他に有名な人士もおらず、説得力のある論考を表明したものもいないのだ。中共の苦境は、図らずも人民網が証明して見せた。
氏の経歴を見ると、若い頃から姿勢が変わっていない。見事なほどだ。かつて学生運動華やかりし頃、先頭に立っていた者は、見事に転身し、実業界で活躍したものだ。祭り上げられたり、逃げ遅れたものは、悲惨な運命を辿っている。
機を見るに敏なものは、現実世界に立ち戻るのだ。逃げ遅れた者の典型が名誉教授なのだろう。そして、その道で大成したものが、立憲民主党や共産党の幹部だ。
名誉教授は、うまく立ち回れなかったのだろうか。だがまだまだ中共は見捨てていない。存在価値があるのだろう。良かったな教授。転ぶことも無く、最後まで意志を曲げない信念の行動には敬意を表する。だが日本人の敵だ。
その勇気には驚くが、主張は事実を無視している。曲学阿世の輩とは、このような人物を言うのだろう。中共人民網の目的は残念ながら達成されていないぞ。習皇帝は怒っているだろう。担当者の無事を祈る。
2021年05月21日16:52 人民網
http://j.people.com.cn/n3/2021/0521/c94474-9852793.html
新疆「ジェノサイド」論は無知と偏見に由来する嘘
横浜国立大学名誉教授で中国問題専門家の村田忠禧(ただよし)氏は、「新疆ウイグル自治区の『ジェノサイド』は無知と偏見の産物」と題した文章の中で、「新疆維吾爾(ウイグル)族は安定的に増加している」、「このような歴然とした事実を無視して、『ジェノサイド』が進行している、といくら声高に叫んだところで、(中略)アメリカ政府の『人権外交』の本質が無知と偏見で作られた『デマ情報』に基づいていることを全世界人民に知らせる結果となるであろう」としている。
人民網は、5月21日付記事で日本の学者の新疆ジェノサイド反論文が、日本メディアに掲載されないと、批判的に報じている。記事では、日本人学者である村田忠禧氏が、新疆のジェノサイドはデマであると主張していることを伝えている。
さて、村田忠禧氏とはいかなる人物なのか?Wikiから引用する。
〇来歴
1946年、神奈川県に生まれる。1986年、東京大学文学部中国文学科卒、同大学院博士課程中国哲学専攻単位取得満期退学。東京大学教養学部助手、横浜国立大学教育学部助教授、同教授、教育人間科学部教授を経て、2012年3月定年退職し、横浜国立大学名誉教授。
〇人物
中国共産党史、毛沢東専門家。中国共産党中央文献室が書いた『毛沢東伝』の翻訳者。中国政府寄りの発言で知られる。『毛沢東伝』は中国の公式プロパガンダの一環としての毛沢東像で書かれており、都合の悪い事件や事象は一切書かれていないが、解説等でその矛盾を指摘することなく、ひたすら毛沢東を礼賛したことが『ワイルド・スワン』を書いたユン・チアンらから非難を浴びている。
〇天安門広場での虐殺否定
1993年10月23日に神戸商科大学で開催された「日本現代中国学会」の全国学術大会で、1989年の六四天安門事件において天安門広場での虐殺は無かったとする報告を自由論題でおこない、国際人権団体から抗議を受けたという。その後、中国共産党中央委員会の主張にそった「1989年天安門事件における「虐殺」説の再検討」を『東京大学教養学部外国語科紀要』に発表した[1]。その中で村田は、「実際には89年6月の天安門広場では「残虐な殺戮」とか「虐殺」と称すべき事態は発生しなかった。」とし、マスコミ報道を含めた思い入れ先行の「研究」の危険性を指摘した。ただし、村田も、軍が北京市内に侵攻する過程で発砲による死亡事件が起きたことは否定していない。
〇尖閣諸島領有権中国保持
尖閣諸島は日清戦争以前は中国に属しており、日本や琉球の付属島嶼ではなかったと主張している。
以上、Wikiから主要部分を引用した。
5月24日の記事では、福田元首相の主張を紹介した。本日は、中国共産党機関紙人民網から、東大卒、横浜国立大学名誉教授 村田忠禧氏なる人物の主張を紹介した。
福田元首相は、その経歴から日本人に対して、一定の責任を有していると酒楽は思っている。では、この村田忠禧氏なる人物についてはどうか?
無視してもいいのだが、わざわざ人民網が紹介しているのである。東京大学を卒業し、大学院博士課程を修了している英才である。かつ、東大及び横浜国立大学で教鞭をとり、定年退職されている。
日本の英才が集まる東京大学、旧帝大に次ぐ横浜国立大学、これらで教鞭をとった村田名誉教授とは何なのか?
Wikiの説明を読めば、若い頃から中国のプロパガンダのお先棒を担いでいる。現在もそのようである。だから、人民網がわざわざ紹介しているのだ。
それでも、日本のメディアは、村田名誉教授を無視していると批判している。
おかしいではないか?朝日や毎日、あるいは、全国の地方紙は、中国のプロパガンダ機関ではないのか?あるいは、地上波の殆ども中国政府のお先棒を担いでいるのではないのか?
それでも無視されるほど、人民網と村田名誉教授の主張は、日本人には受け入れられないということだよ。さすがの朝日毎日でも、村田名誉教授の論考を載せてしまっては、日本人から総スカンを食らうことを予想しているのだ。それほど、新疆ジェノサイドは、日本人に嫌悪感を覚えさせたのだ。
日本人の大半が、中国に批判的なのは当たり前だ。まさか、村田名誉教授や福田元首相の主張をもって、日中が友好的な関係に戻るとでも思っているのか?
中共当局としては珍しく下手を打った。いや相変わらず下手糞というべきか。せめて、福田元首相が同じ主張をしていれば、日本のメディアも無視することはなかったであろう。
だが、中国にとっても福田元首相にとっても期待に反する結果になることは明らかだ。
今回は、日本人の中に、このような人物がいることを読者諸兄に知ってもらいたいが為に記事を起こした。読者諸兄の参考になればと願うものである。
村田名誉教授以外にも中共のプロパガンダを担っている者は多数存在する。いちいち紹介するのも面倒なほど。
だが、今回のウィグル弾圧を巡っては、さすがにこれを正面から否定する言論は数少ない。だからこそ、人民網は、村田名誉教授を採用せざるを得なかったのだろう。こんな恥ずべき意見を披歴する日本人は、さすがに少ないのだ。
村田名誉教授を採用した人民網はよほど困っているのだ。他に有名な人士もおらず、説得力のある論考を表明したものもいないのだ。中共の苦境は、図らずも人民網が証明して見せた。
氏の経歴を見ると、若い頃から姿勢が変わっていない。見事なほどだ。かつて学生運動華やかりし頃、先頭に立っていた者は、見事に転身し、実業界で活躍したものだ。祭り上げられたり、逃げ遅れたものは、悲惨な運命を辿っている。
機を見るに敏なものは、現実世界に立ち戻るのだ。逃げ遅れた者の典型が名誉教授なのだろう。そして、その道で大成したものが、立憲民主党や共産党の幹部だ。
名誉教授は、うまく立ち回れなかったのだろうか。だがまだまだ中共は見捨てていない。存在価値があるのだろう。良かったな教授。転ぶことも無く、最後まで意志を曲げない信念の行動には敬意を表する。だが日本人の敵だ。
その勇気には驚くが、主張は事実を無視している。曲学阿世の輩とは、このような人物を言うのだろう。中共人民網の目的は残念ながら達成されていないぞ。習皇帝は怒っているだろう。担当者の無事を祈る。
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