「さざ波」「屁みたい」 高橋洋一氏が内閣官房参与退職
2021.5.24 17:14| 産経ニュース
https://www.sankei.com/politics/news/210524/plt2105240009-n1.html
菅義偉(すが・よしひで)首相は24日、都内で記者団に「今回(ツイッター投稿が)あったので、本人から『大変申し訳ない。訂正をしたい』とおわびを申し上げている。『これ以上ご迷惑をかけることはできない』ということで辞任した。大変反省されておられた」と述べた。
何だろう、この他人事のようなコメントは。高橋洋一内閣参与を招聘したのは日本国政府、つまりあなたでしょ、菅総理?
内閣府参与は、その道のプロ、政治家以外から碩学や名人を招き、国策に参与させるのではないのか?
三顧の礼とは、劉備玄徳が諸葛亮孔明を招いた時の故事に由来するが、内閣府参与とは、そう言う待遇をすべき人材ではないのか?
そのような人材を活用するでもなく、舌禍とも言えない言辞を論(あげつら)われて辞職を願い出ても、慰留もしないのか?
これでは、今後内閣府参与に招聘されても、固辞されることになろう。参与として意見を聞かれることも無く(実態は知り様もないが)、失言とも思われない言辞を攻撃されても、内閣は応援するでも援護射撃するでもない。
最後は、本人が辞職を申し出、それを慰留することも無く聞き入れる。そして、あろうことか「大変反省しておられた」と、他人事のように発言する内閣総理大臣。

画像は諸葛亮孔明像 Wikiから引用
このような内閣に招聘されて、喜んで参画する人物は、よほどのお人好しか、売名目的の浅はかな人物しかいないだろう。そういう未来しか見えない。
菅政権は、知らずに内閣府参与という国策遂行上効果的な制度を形骸化させてしまった。いや、既に形骸化していたのかもしれないが、もしそうであれば、それにとどめを刺したという方が正確かもしれない。
いずれにしても、内閣総理大臣は、招聘した側の責任者ではないか。それがこのような冷たい仕打ちをするなら、最早誰も自民党政権下の参与になろうとする人材はいないだろう。嬉しそうなM外交評論家を除き。
見ていないようで、国民は見ているのだ。総理の素っ気ない態度を。何のために招聘したのだ?
高橋氏は、本当のことを言っただけではないか。本当のことを言ったから、野党が怒ったのだろ?本当のことを言った内閣府参与は辞任させ、論った野党は、今後も国会で大きな顔をし、国家の足を引っ張るのだ。
慰留しないなら、高橋氏にも責任があったと総理大臣が認識したのと同じなのだ。ならば辞職させればよかったではないか。きちんと理由を説明して。本人にも国民にも。それもせず、他人事のようにコメントする。いったいあなたは誰?まさか内閣総理大臣じゃないよね?
<PS>
菅総理大臣を支持する姿勢に変化はありません。これはこれです。
個別の政策に賛否はつきものです。
隗より始めよという言葉の意味は、広く人材を求めるならば、私、隗(かい)を礼遇すればいいと言った故事によりります。事実、隗を礼遇したことにより、志那全土から人材が集まったということです。春秋戦国時代の燕の國(現在の北京)の話です。
人材が集まるということは、その国の将来が明るくなることを意味します。逆に、政権から人材が離れるということは、人々がその国の将来に期待していないことの現れです。
内閣府参与を慰留しないのは、政権と国家の危機を招く原因になります。人材が離れるのは国家の危機なのです。その認識が無いのでしょうか、菅総理大臣には。
菅総理大臣をサポートする知恵者が側近にいないということでしょう。始皇帝が皇帝に即位したときの宰相李斯は、始皇帝の韓非子に会いたいという機先を制し、韓非子を罪に落として殺害してしまいました。韓非子は、李斯よりも優秀だったのです。
人材が集まるのを妨害している(有能な人材が政権を離れることを諌止しない)者が、もし政権内にいるのなら、我が国に危機が訪れるかもしれません。有能・憂国の士が離れるのを阻止しなければなりません。
2021.5.24 17:14| 産経ニュース
https://www.sankei.com/politics/news/210524/plt2105240009-n1.html
菅義偉(すが・よしひで)首相は24日、都内で記者団に「今回(ツイッター投稿が)あったので、本人から『大変申し訳ない。訂正をしたい』とおわびを申し上げている。『これ以上ご迷惑をかけることはできない』ということで辞任した。大変反省されておられた」と述べた。
何だろう、この他人事のようなコメントは。高橋洋一内閣参与を招聘したのは日本国政府、つまりあなたでしょ、菅総理?
内閣府参与は、その道のプロ、政治家以外から碩学や名人を招き、国策に参与させるのではないのか?
三顧の礼とは、劉備玄徳が諸葛亮孔明を招いた時の故事に由来するが、内閣府参与とは、そう言う待遇をすべき人材ではないのか?
そのような人材を活用するでもなく、舌禍とも言えない言辞を論(あげつら)われて辞職を願い出ても、慰留もしないのか?
これでは、今後内閣府参与に招聘されても、固辞されることになろう。参与として意見を聞かれることも無く(実態は知り様もないが)、失言とも思われない言辞を攻撃されても、内閣は応援するでも援護射撃するでもない。
最後は、本人が辞職を申し出、それを慰留することも無く聞き入れる。そして、あろうことか「大変反省しておられた」と、他人事のように発言する内閣総理大臣。

画像は諸葛亮孔明像 Wikiから引用
このような内閣に招聘されて、喜んで参画する人物は、よほどのお人好しか、売名目的の浅はかな人物しかいないだろう。そういう未来しか見えない。
菅政権は、知らずに内閣府参与という国策遂行上効果的な制度を形骸化させてしまった。いや、既に形骸化していたのかもしれないが、もしそうであれば、それにとどめを刺したという方が正確かもしれない。
いずれにしても、内閣総理大臣は、招聘した側の責任者ではないか。それがこのような冷たい仕打ちをするなら、最早誰も自民党政権下の参与になろうとする人材はいないだろう。嬉しそうなM外交評論家を除き。
見ていないようで、国民は見ているのだ。総理の素っ気ない態度を。何のために招聘したのだ?
高橋氏は、本当のことを言っただけではないか。本当のことを言ったから、野党が怒ったのだろ?本当のことを言った内閣府参与は辞任させ、論った野党は、今後も国会で大きな顔をし、国家の足を引っ張るのだ。
慰留しないなら、高橋氏にも責任があったと総理大臣が認識したのと同じなのだ。ならば辞職させればよかったではないか。きちんと理由を説明して。本人にも国民にも。それもせず、他人事のようにコメントする。いったいあなたは誰?まさか内閣総理大臣じゃないよね?
<PS>
菅総理大臣を支持する姿勢に変化はありません。これはこれです。
個別の政策に賛否はつきものです。
隗より始めよという言葉の意味は、広く人材を求めるならば、私、隗(かい)を礼遇すればいいと言った故事によりります。事実、隗を礼遇したことにより、志那全土から人材が集まったということです。春秋戦国時代の燕の國(現在の北京)の話です。
人材が集まるということは、その国の将来が明るくなることを意味します。逆に、政権から人材が離れるということは、人々がその国の将来に期待していないことの現れです。
内閣府参与を慰留しないのは、政権と国家の危機を招く原因になります。人材が離れるのは国家の危機なのです。その認識が無いのでしょうか、菅総理大臣には。
菅総理大臣をサポートする知恵者が側近にいないということでしょう。始皇帝が皇帝に即位したときの宰相李斯は、始皇帝の韓非子に会いたいという機先を制し、韓非子を罪に落として殺害してしまいました。韓非子は、李斯よりも優秀だったのです。
人材が集まるのを妨害している(有能な人材が政権を離れることを諌止しない)者が、もし政権内にいるのなら、我が国に危機が訪れるかもしれません。有能・憂国の士が離れるのを阻止しなければなりません。
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