元「保護観察所長」が語る「少年法」の欺瞞 「保護一辺倒では犯罪は抑止できない」
週刊新潮 2021年5月27日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/05310556/?all=1&page=1
拙稿は、少年法について3月11日「少年法について」という記事を配信している。
少年法に関する酒楽の主張は、その記事を参照していただきたい。
引用したのは、5月27日号に掲載された週刊新潮の記事だ。DAIRY新潮に掲載されていたので引用した。
酒楽の主張とほぼ同じ意見が開陳されていた。この中で気になったのは、以下の部分。
しかし、反発したのが、政界では公明党と野党、司法界では日弁連。また、少年院や家裁判事、調査官などのOBに加え、朝日新聞、毎日新聞などメディアも猛反対し、賛否双方の主張を「足して2で割る」折衷案として今回の改正案が生まれた。具体的には、年齢引き下げは見送り、従来通り、20歳未満は全件家裁送致することに。その代わり、逆送の範囲拡大と推知報道の一部解禁を試みたのだが、結果、「大山鳴動――」となったのは、高池さんの指摘の通りである。
やはり公明党は反日勢力なのは明白だ。与党内野党。公明党が厄介なのは、法案提出前の段階で、与党自民党への影響力を行使し、しかもその悪影響の内容が公にされないことだ。国会での議論ではないので致し方なし。しかし、そうして法案は提出段階で妥協の産物となり、国会での議論で骨抜きにされる。あきれてものが言えない。
話がずれた。今回は、国会で少年法が改正されたたため、産経その他の論点とは異なり、そもそも少年法の根本理念である、「少年の更生」について焦点を当ててみたい。
少年法の第1条は、「この法律は、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とする」としている。
週刊新潮の記事で指摘されているように、少年法の理念である「更生」は、社会に悪をまき散らしている。当然だ。そもそも少年だから更生できるという前提は誤っているからだ。
少年法は、人間という生き物を誤って認識している。非行のある少年に対して性格の矯正ができるという前提で法律が定められているのだが、馬鹿も休み休み言え。
20歳未満なら性格の矯正が可能で、20歳を過ぎて成人になると性格の矯正はできない、となる。ほんとか?
公明党も野党も日弁連も朝日新聞も毎日新聞も奢り高ぶり、理想論をかざして国民を欺いている。
未成年なら性格の矯正が可能である根拠を示してもらいたい。新潮記事で明らかなように、少年法に関わる現場の声は全く違う。
ほとんどの少年が確信犯なのだ。しかも少年法の理念は無視され、逆送される少年は僅かだ。本来、全員逆送の筈なのに。法務省は法の番人でありながら、法の無作為を放置しているのだ。
一般常識人なら、幼稚園~小学校~中学校~高校~大学の中で、少年の非行を目の当たりにしてきていると思うが、少なくとも酒楽の経験からは、彼らに矯正の可能性はない。
しかも少年法の本質である甘い体質を熟知し、悪行を積み重ねている。再度いう。彼らは確信犯だ。彼らに矯正の可能性はない。少年法のために社会悪が蔓延り、悪人の拡大再生産が行われている。
刑法の対象になっていれば、再犯の確率が減るかもしれいないが、少年法はその可能性を摘み取っている。また、少年法は、少年による犯罪を助長している。記事を読めばそれがわかるが、酒楽がここで言うまでもなく、世間一般の方は、少年法の悪を理解している。
問題は、それを理解していながら、公明党、野党、メディア、日弁連などからの攻撃を恐れて少年法の悪を放置している政府自民党にある。
産経新聞は、少年法の玉虫色の決着を批判しているが、本質を理解していないか、少年法の欺瞞を理解しつつも指摘を恐れているとしか思えない。彼らもまた同類だ。情けなし。
<PS>
ワクチン接種が加速しようとしていますね。1日100万人の接種を目指していると政府は発信しています。
一日100万人なら100日で1億人ですか。9月末までに大方の日本人は接種を終える計算になりますね。素晴らしいと思います。政府の努力に感謝しましょう。
オリンピックを阻止し、ワクチン接種を妨害しようとメディアは全力を挙げています。反日野党も与党内野党の公明党も。
オリンピックが成功し、ワクチン接種が進んで感染者が劇的に減少することを反日勢力は恐れています。そのタイミングで総選挙が行われれば、自民は圧勝し、野党は風前の灯火となるでしょう。
今は、批判の嵐に見舞われていますが、空前の圧勝劇は目に見えています。菅さんに期待するのは、圧勝するのがわかっているのだから、この際、自民党内の似非保守、隠れ反日、憲法改正を阻止しようとしている公明党を自民党から切り離すことです。
今回が絶好の機会です。鵺のような公明党は、このままでは日本の癌になるでしょう。切除するなら早い方がいいのです。
週刊新潮 2021年5月27日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/05310556/?all=1&page=1
拙稿は、少年法について3月11日「少年法について」という記事を配信している。
少年法に関する酒楽の主張は、その記事を参照していただきたい。
引用したのは、5月27日号に掲載された週刊新潮の記事だ。DAIRY新潮に掲載されていたので引用した。
酒楽の主張とほぼ同じ意見が開陳されていた。この中で気になったのは、以下の部分。
しかし、反発したのが、政界では公明党と野党、司法界では日弁連。また、少年院や家裁判事、調査官などのOBに加え、朝日新聞、毎日新聞などメディアも猛反対し、賛否双方の主張を「足して2で割る」折衷案として今回の改正案が生まれた。具体的には、年齢引き下げは見送り、従来通り、20歳未満は全件家裁送致することに。その代わり、逆送の範囲拡大と推知報道の一部解禁を試みたのだが、結果、「大山鳴動――」となったのは、高池さんの指摘の通りである。
やはり公明党は反日勢力なのは明白だ。与党内野党。公明党が厄介なのは、法案提出前の段階で、与党自民党への影響力を行使し、しかもその悪影響の内容が公にされないことだ。国会での議論ではないので致し方なし。しかし、そうして法案は提出段階で妥協の産物となり、国会での議論で骨抜きにされる。あきれてものが言えない。
話がずれた。今回は、国会で少年法が改正されたたため、産経その他の論点とは異なり、そもそも少年法の根本理念である、「少年の更生」について焦点を当ててみたい。
少年法の第1条は、「この法律は、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とする」としている。
週刊新潮の記事で指摘されているように、少年法の理念である「更生」は、社会に悪をまき散らしている。当然だ。そもそも少年だから更生できるという前提は誤っているからだ。
少年法は、人間という生き物を誤って認識している。非行のある少年に対して性格の矯正ができるという前提で法律が定められているのだが、馬鹿も休み休み言え。
20歳未満なら性格の矯正が可能で、20歳を過ぎて成人になると性格の矯正はできない、となる。ほんとか?
公明党も野党も日弁連も朝日新聞も毎日新聞も奢り高ぶり、理想論をかざして国民を欺いている。
未成年なら性格の矯正が可能である根拠を示してもらいたい。新潮記事で明らかなように、少年法に関わる現場の声は全く違う。
ほとんどの少年が確信犯なのだ。しかも少年法の理念は無視され、逆送される少年は僅かだ。本来、全員逆送の筈なのに。法務省は法の番人でありながら、法の無作為を放置しているのだ。
一般常識人なら、幼稚園~小学校~中学校~高校~大学の中で、少年の非行を目の当たりにしてきていると思うが、少なくとも酒楽の経験からは、彼らに矯正の可能性はない。
しかも少年法の本質である甘い体質を熟知し、悪行を積み重ねている。再度いう。彼らは確信犯だ。彼らに矯正の可能性はない。少年法のために社会悪が蔓延り、悪人の拡大再生産が行われている。
刑法の対象になっていれば、再犯の確率が減るかもしれいないが、少年法はその可能性を摘み取っている。また、少年法は、少年による犯罪を助長している。記事を読めばそれがわかるが、酒楽がここで言うまでもなく、世間一般の方は、少年法の悪を理解している。
問題は、それを理解していながら、公明党、野党、メディア、日弁連などからの攻撃を恐れて少年法の悪を放置している政府自民党にある。
産経新聞は、少年法の玉虫色の決着を批判しているが、本質を理解していないか、少年法の欺瞞を理解しつつも指摘を恐れているとしか思えない。彼らもまた同類だ。情けなし。
<PS>
ワクチン接種が加速しようとしていますね。1日100万人の接種を目指していると政府は発信しています。
一日100万人なら100日で1億人ですか。9月末までに大方の日本人は接種を終える計算になりますね。素晴らしいと思います。政府の努力に感謝しましょう。
オリンピックを阻止し、ワクチン接種を妨害しようとメディアは全力を挙げています。反日野党も与党内野党の公明党も。
オリンピックが成功し、ワクチン接種が進んで感染者が劇的に減少することを反日勢力は恐れています。そのタイミングで総選挙が行われれば、自民は圧勝し、野党は風前の灯火となるでしょう。
今は、批判の嵐に見舞われていますが、空前の圧勝劇は目に見えています。菅さんに期待するのは、圧勝するのがわかっているのだから、この際、自民党内の似非保守、隠れ反日、憲法改正を阻止しようとしている公明党を自民党から切り離すことです。
今回が絶好の機会です。鵺のような公明党は、このままでは日本の癌になるでしょう。切除するなら早い方がいいのです。
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