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台湾の優先順位

続く台湾のワクチン危機
2021/6/15 17:03矢板 明夫有料会員記事 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210615-Q26VGCEGGFOGXI3CGLFGUM5JEM/

 台湾のワクチン危機について、産経の有料記事が触れている。冒頭の部分は公開されているため、引用する。

 6月4日に日本から台湾に届いた124万回分の新型コロナウイルスワクチンは、12日から各地で接種が始まった。台湾では医療従事者、税関職員、警察官、人工透析患者といった順番で接種する。軍は優先順位がその後に位置するため、ようやく4万5000回分が配られたという。

 台湾の軍関係者は約20万人。1人2回接種すれば40万回分が必要で、4万5000回分はその1割強に過ぎない。中国と対峙する最前線の防空部隊や艦船部隊などに優先的に接種し、緊急事態に備える。台湾の国防部(国防省に相当)の資料によると、6月10日までに計11人の軍人が新型コロナに感染したことが確認された。感染拡大防止のため、毎年初夏に行う大規模軍事演習「漢光」の実動演習は今年、9月に延期することが決まった。

 人口約2300万人の台湾で、当局が5月末までに海外から調達したワクチンは約85万回分。6月上旬でほぼ全て接種に使用されており、「ワクチンがない」という窮地に陥る直前に、日本から124万回分が届いたことで最悪の事態を回避できた形だ。


 拙稿では、5月28日「優先順位が間違っている」という記事を配信し、我が国の政策不在を指摘した。

 引用した記事は、日本からワクチンを贈呈された台湾におけるワクチン接種の優先順位について伝えている。

 台湾では医療従事者、税関職員、警察官、人工透析患者といった順番で接種し、軍は優先順位がその後に位置する、ということだ。

 台湾の危機意識がひしひしと伝わってくる記事だ。医療従事者、税関職員は、コロナ感染防止と医療体制の維持、警察官は治安の維持、人工透析患者は、最もリスクの高い者だ。これらは、台湾という国を維持するうえで、必要不可欠だと台湾当局が考えているということだ。

 軍は、その次に来る。内を固めたうえで、外からの脅威に備える、台湾当局の優先順位の考え方には、台湾の置かれた政治的・軍事的情勢が色濃く反映されている。

 医療が崩壊してはならないし、これ以上拡散させてもならない。治安の維持は、国家統治の根幹だ。感染した場合、命の危険が一番大きいのは人工透析患者、こう考えている。

 その次が軍だ。おそらく台湾当局としては、警察と同じくらいの優先順位を与えたいのだろうが、そもそもワクチンが不足しているので、そこにも優先順位を付けざるを得ない、外事よりも国内治安、特に国内に浸透している対象勢力の動きを封じるため、やむを得ない、と酒楽は想像する。対象勢力については、説明せずとも慧眼なる読者諸兄には理解していただけると思料する。

 記事では、台湾軍関係者が約20万人と表現されている。人口は2300万人。比率は0.87%。我が国は、人口約1億2000万人。自衛官約25万人。比率は0.2%になる。

 おかれている安全保障環境が異なるので、そのまま比較するのにはやや無理があるが、台湾の置かれている安全保障環境が如何に厳しいかは、この数字を見れば理解できるだろう。

 翻って、我が国政府は、大規模接種会場で、予定数を下回っているので、“自衛官にも接種する”と発表した。

 “自衛官にも”という表現に酒楽は違和感を覚えると同時に、無責任な政府に怒りを覚えるものである。

 まるで付け足しのように、接種してやる、と言わんばかりの言い草ではないか。この物言いは、「君たち勝てるのか?」と他人事のように質問した総理大臣閣下の認識が、今も変わっていないことを表している。
蔡英文
蔡英文総統 画像はWikiから引用

 台湾当局は、国家の危機に対して、極めて敏感だ。日本は真逆。政府に危機意識はない。以前も書いたが、軍事力の増勢には時間が必要なのだ。米国新太平洋軍司令官が指摘したように、今後6年以内に中国の台湾侵攻が予想されているのだ。

 6年以内ということは、早ければ3~4年後に起きてもおかしくないということだ。日中の軍事格差は、拡大している。このままの状態を放置していれば、中国の軍事的野心を抑止することは困難だ。

 そこが問題なのだ。台湾有事は、尖閣有事であり、我が国の危機なのだ。中国の台湾侵攻を日米同盟は見過ごすことはできない。見過ごせば、米国の太平洋戦略も同盟政策も破綻するからだ。米国は必ず介入するだろう。

 我が国が傍観するわけにはいかない。傍観すれば、日米同盟は破綻し、次は日本が標的になる。無同盟の日本は破局する運命だ。

 プライマリーバランスを優先して、防衛費の増額をしなければ、いずれ中国との軍事的衝突を抑止できなくなり、米国の不信を買い、国家は滅亡に向かって走っていることになる。

 中国との軍事衝突で失われる損失は、防衛予算増額をはるかに上回ることだろう。これが問題の本質だ。何度も繰り返すが、軍事力は一朝一夕に増強できないのだ。

 自衛官を増やし、艦艇、戦闘機、潜水艦を増やし、情報網を整え、兵站を準備しなければならないのだ。最低でも現状の2倍程度の防衛費は必要だろう。それを数年以上継続する覚悟が求められているのだ。

 台湾は、覚悟している。優先順位にそれが現れている。我が国には、覚悟がない。そもそも優先順位すら考えていない。医療関係者と65歳以上の高齢者、そしてそれ以外。ここに国家の意志はない。国家防衛の覚悟は見えないのだ。

 リアリスト中国は、それをじっと観察している。我が国の覚悟と準備を。そして、我が国が覚悟したときには手遅れになるくらい一段と軍を増強している。いずれ、我が国の軍事的努力が間に合わない時期が来るだろう。それからでは“手遅れ”になる危険性がある。

 時間との戦いが始まっているのだ。政府は、速やかに防衛費を倍増すべきだ。

 李登輝が亡くなったのは返す返すも残念だ。彼は、台湾初の本省人総統にして「日本人」だった。李登輝は、常々「敗戦の日まで私は日本人だった」ことを誇りとしていた。日本の台湾統治が成功した証が、李登輝の存在というものだろう。

 蔡英文現総統は、李登輝元総統の愛弟子だ。馬英九とは違う。大陸は、ここでも失敗している。もう少しで大陸の意のままになる台湾になったのかもしれないが、やり過ぎたために、台湾国民は、反旗を翻し、蔡英文を選んだのだ。台湾国民は支那の言う通りにはならなかったということだ。

 台湾には、台湾のアイデンティティがある。蔣介石が台湾に逃げ込み、中華民国となったが、台湾は台湾である。1949年、支那を中国共産党が支配したが、台湾まで支配したわけではない。一度も支配していない。支配したのは中華民国であり、現在統治しているのはその後裔である。

 中国共産党が「台湾は中国の一部である」という主張に説得力はない。間違いは、ニクソンにあり、その災厄は現在も続いている。幸運なのは、未だ台湾は中共の支配を免れ、独立を保っていることだ。だが、習は必ず台湾併合を目論むだろう。盾になるのは日米連合とクワッドだ。

 最後にもう一度言いたい。我が国優先順位の考え方は間違っている。政権に国民を説得できるだけの勇気がないだけだ。国民を説得し、野党の反対を押し切るくらいの勇気がなければ国を守ることなぞできないぞ。

 腰砕けの政府の命令を受ける自衛官が悲しすぎるではないか。いったい誰のために彼らが命を懸けると思っているのだ。国民のためだ!国民を守るために自衛官は命を懸けるのだ。何故ならそれが使命だからだ。
 
 
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