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皇帝への道の裏付け

「赤い血統引き継ごう」…習近平主席、毛沢東の前で皇帝政権ほのめかす
結党100周年5日後に控え毛沢東の旧執務室訪れた習近平氏
「新たな業績作るため努力せねば」
記事入力 : 2021/06/28 08:41 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/28/2021062880007.html

 やはり韓国人はよくわかっている。中華人民共和国国家主席習近平が皇帝の座を狙っているという記事を6月28日付朝鮮日報が報じている。

 昨日、拙稿は、習近平が皇帝を目指しているという論考を配信したが、朝鮮日報がその裏付けとなる記事を配信してくれた。

 詳細は記事を参照していただきたい。実に的確な分析だ。さすがに志那の千年属国だった朝鮮だ。志那の政権の状況は、朝鮮の政治に直接影響するので、常に情報収集を怠らない。そして、政権内の権力構造についても、その行方についても、的確な分析を行っている。

 こういうところは、我が国も韓国を見習うべきだ。地続きの朝鮮半島に位置する韓国は、中国の一挙手一投足がダイレクトに韓国内政に影響するので、その状況を的確に分析することが習い性になっているのであろう。もっとも、大東亜戦争終了後は、北朝鮮が間に存在するので、間接的な影響と言った方が正確である。

 しかし、中国と韓国の国交回復後の関係を観察していると、まさに千年属国の関係が復活している。朴槿恵が、習近平の横に並んだ姿は、韓国の立ち位置を象徴している。

 習近平の野望については、昨日の記事で、書き忘れたことが一点ある。それは、習近平には皇帝に就任する「実績」と「権威」が不足していることだ。

 ただし、この意見は、酒楽の専売特許ではない。中国ウオッチャーの第一人者である石平氏の主張である。酒楽は、長年石氏の意見を参考にさせていただいている。習に実績が不足していることを石氏は何度となく言及され、その考え方を披歴している。

 毛沢東が絶対的な独裁体制を築けたのは、毛沢東が、建国の父であるという圧倒的な実績があったからなのだ。大躍進政策の失敗により、一時期劉少奇に主席の座を譲ったが、すぐさま文化大革命というクーデーターを起こし、権力を奪還した。劉少奇は、あえなく権力の座を追われた。これを可能にしたのは、毛沢東の実績である。中国共産党を創設し、長征という逃走劇をも美化して歴史を作り、帝国陸軍の遺産を引き継いで中原に覇を唱えたのだ。

 鄧小平が毛沢東亡き後、華国鋒を追い出し、速やかに権力を掌握できたのも、毛沢東同様革命第一世代に属し、建国の英雄だったからだ。

 習にはそのような実績も権威もない。権威と言えば、習近平は、我が国への国賓来日と天皇陛下への拝謁をあきらめていない。何故なら、世界最古の王朝国家の象徴、天皇陛下への拝謁は、中華人民共和国主席としての権威を裏付けるからなのだ。

 習は、一度陛下(現上皇陛下)に拝謁している。まだ主席になる前だ。拝謁するために必要な手続きを経ずに、売国奴小沢一郎を使って、強引に陛下に拝謁したのである。思い返すだけで、酒楽は怒りを覚える。連合王国の元首であるエリザベス女王よりも公の場における序列が高いのが天皇陛下である。日本国天皇陛下に並べるのは、ローマ教皇猊下だけだ。しかも、ローマ教皇は血のつながりではない。王朝ではないのだ。

 世界最古の王朝国家の象徴、天皇陛下の権威というのはそういうものである。はっきり言えば世界最高の権威を有するのが、日本国天皇陛下なのだ。

 その天皇陛下に中華人民共和国を代表して拝謁することで、習近平の国内外における権威は圧倒的に高まるのである。いや、酒楽はそうは思わないが、少なくとも中国国内の政治的特性からは、拝謁は、権威を高めるために、極めて有効なのだ。石平氏の言葉を借りれば。

 そういう意味で、習近平の天皇陛下への拝謁は阻止するべきなのだ。幸運なことに、習の戦狼外交の効果によって、我が国国民の中国嫌いは加速している。この状況で、習近平の国賓来日と陛下への拝謁が行われたら、自民党政権が倒れるのは必定だ。菅さんもそこまで音痴ではあるまい。茂木は危ういが。

 習が目指している中華皇帝への道には、権威と戦果(実績)が欠けているのである。だから、習近平は、台湾併合をあきらめていないし、我が国への国賓訪問と陛下への拝謁を諦めていないのだ。皇帝になるための戦果と権威のために。

 それを阻止することができるのは、米帝とわが日本だけなのだ。

 朝鮮日報は、志那に関しては正直にものを言うようだ。我が国に対しては、口を極めて非難するのが日常であるにもかかわらず、志那は怖いのだ。朝鮮半島と朝鮮人の歴史認識がそうさせるのだ。

 たまには、朝鮮日報もいいことを言う。
 
 
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