産経抄
7月10日
https://www.sankei.com/article/20210710-SQJALVA2EVLNFOGYOCKCOMUIWE/
もう冗談はやめてもらいたい。自民党本部で7日開かれた党中央政治大学院では、こんなやりとりがあった。岩屋毅元防衛相が「多様性を包含できるのがリベラルだという勢力が、党の中になければいけない」と訴えると、講師を務めた河野洋平元党総裁が応じた。「涙が出るほどうれしい」
▼岩屋氏はリベラル派として知られ、河野氏は根拠なく慰安婦募集の強制性を認めた河野官房長官談話の作り手で、日本の謝罪外交の根拠となった村山富市首相談話にもかかわった。政治大学院の中谷元(げん)学院長(元防衛相)もまた、リベラル派である。今や自民党はリベラル花盛りにみえる。
▼自民党が昨年来、党を二分して熱心に議論してきたテーマは何か。新たな感染症の猛威に備える緊急事態条項盛り込みなど憲法改正でも、中国や北朝鮮の脅威に対応した安全保障でもない。リベラル派が好む選択的夫婦別姓問題や、同性愛者など性的少数者(LGBT)への理解増進だった。
五輪だけ無観客は「極めて不平等」 宮城県知事が強調
徳島慎也、三井新、高橋昌宏2021年7月13日 9時04分 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASP7F2V52P7DUNHB01C.html
宮城スタジアム(宮城県利府町)で21日から始まる東京五輪のサッカー競技について、村井嘉浩知事は12日、有観客で行う考えを改めて示した。だが県や町には、新型コロナウイルスの感染拡大につながることを懸念し、無観客を求める意見が殺到している。
さて、一見脈絡のない二件の記事を紹介する。一件は、7月10日付産経抄。自民党中央政治大学院に自民党元総裁の河野洋平氏を招聘して、リベラル全開の講義をしたことを産経は口を極めて罵っている。
二件目は、村井宮城県知事が宮城県内で行われるオリンピックサッカー競技を有観客で行うと表明したことに対し、朝日新聞が批判的に報じていることについて紹介した。
それぞれ有料記事なので、全文を紹介することはできないのが残念である。
この2件の記事には、一つの共通点がある。それは、自民党中央政治大学院長・中谷元氏と宮城県知事・村井嘉浩氏が、ともに防衛大学校卒業生だということだ。中谷氏は防大24期、村井氏は28期。
産経が批判する自民党中央政治大学院の学院長・中谷元氏と朝日新聞が批判する村井嘉浩氏、当然酒楽は村井氏の主張を是とし、中谷氏の主張には同意しない。
産経抄が触れている岩屋某は、数年前、防衛大臣だったが、日韓防衛省会談を行い、ニコニコと韓国防衛相とツーショットに収まった人物だ。近来まれに見る噴飯物の防衛大臣だった。余計なことだが。
中谷氏は、防大出身で、もっと硬派だと思っていたがそうではないようだ。そもそも学院長として河野洋平を講師に招く時点で終わっている。現状、我が国が、米国をはじめ、諸外国からいわれのない辱めを受ける原因を作ったのは河野洋平である。
それを講師に呼んでどうする?産経でなくとも怒るぞ。どうせなら、何故河野談話になったのか、その過程を話させるべきだった。嘘をついたと。それなら許す。だが、どうしようもない話をさせて、喜んでいると産経は批判している。酒楽も同じ。自民党の負の側面を世間に晒してどうする?
あなたはそれでも元自衛官か。国を憂う気持ちはないのか?
かたや村井知事は朝日・毎日に批判されている。素晴らしい!この反日2紙に批判されるということは、正しい行いをしていることの証明になるのだ。素晴らしい!
村井知事は、プロ野球などが有観客で実施されているのに、オリンピックだけ無観客なのは不公平だ!と主張されている。その通り!
本来、菅総理大臣がこのように表明し、小池某を無視して有観客にすればよかったのだ。百歩譲って、有観客に反対したものは、誰々、理由はかくかくしかじかと言えばよかったではないか。日本国民に説明する義務があるぞ、総理大臣閣下。それをしないから、支持率が下がるのだ。国民を馬鹿にするな。
さて、先日、国会に3名の元自衛官がいると紹介した。中谷氏、佐藤氏、宇都氏だ。だが、この中から中谷氏は削除する必要を感じた。彼は、武士(もののふ)ではない。単に、防衛大学校を卒業しただけだった。
先日、文治の弱点という記事を配信した。鎌倉幕府成立から大東亜戦争敗戦までの間は、広い意味で武断政治だった。その武断政治の系譜を引き継いでいるのが佐藤・宇都両名だ。中谷は除く。
武断政治の本質は何かといえば、責任を取ることだ。だから民が着いていくのだ。安心して。そしてそれは政治の本質でもある。
国民の安全を保障するのが政治の最大の役割なのだ。安全を保障するためには、政治家に命を懸けるほどの責任感がなければ成しえないのだ。連合軍に降伏したとはいえ、日本国が天皇陛下を戴く国として存続したのは、ひとえに武断政治の最後の輝きだったのだ。
その本質を現在の政治家は忘れてしまっている。流行に迎合し、リベラル的言辞を弄する自民党政治家。これほど醜いものはない。それほどリベラルが好きなら、立憲民主や社民党にでも行けばいい。
佐藤氏、宇都氏に政治を任せろと言っているのではない。武士の系譜を引き継ぐものは、武士なのだ。出身に関わりなく。
自民党が標榜する責任政党という看板が泣いているぞ。責任を取ろうとするなら、まず最初に、日本人に恥辱を与えた河野談話を否定すべきだろう。安倍前総理でさえ、それをしようとしなかった。
安倍談話を発表し、河野談話に被せたが、所詮付け焼刃だ。米国議会の非難決議を真っ向から否定するものではない。それは、アメリカが怖いからだ。アメリカが怖くて、河野洋平の嘘を否定せず、相変わらず、事実誤認の談話を放置するのは、責任のある政治家の行いではない。
これが文治の限界なのだ。責任を取ろうとしない政治に明日はないのだ。有権者は、よく考えたほうがいいと酒楽は思っている。
地上波や左翼メディアは、何としてでもオリンピックの成功を妨害したいらしい。村井知事は、勇気のある政治家だ。やはり武士の系譜に連なるものだ。地方政治に甘んずることなく、次の総選挙で国政に進出してもらいたいものだ。
コロナによる重傷者、死者が明らかに減少傾向にあるl。だがこれもメディアは巧妙に隠している。いったいいつまでこのような報道を続けるのだろうか。地上波の視聴率は逐年低下し、テレビ業界は、オワコン化しつつある。電〇やテレビに群がる業界関係者は焦っているのだろう。
朝の某TV局は、一定の時間帯に、韓国人の宣伝をしている。我が家ではこれを「韓国枠」と称している。他局も似たり寄ったりで、最近は韓国関係の報道や芸能枠が多くなってきている。もはや隠そうともしないのか。それが視聴率低下に拍車をかけていたとしても。
一昨日、NHKは世論調査を発表し、菅政権の支持率が低下し、不支持率が支持率を上回ったと報道していた。だが、酒楽は割と安心している。ワクチン接種が怒涛の勢いで進んでいるからだ。重症者、死者が減少傾向という事実を裏付けるものだ。このまま順調に接種が進めば、9月末には、国民の70~80%が2回目の接種を終えることになると思われる。
その時点で、感染者は激減するだろうし、死者、重症者も激減しているだろう。総選挙はその直後になるのだから、与党自民党に追い風になる筈だ。
メディアは、それが見えているからなりふり構わず政府を攻撃するのだろう。彼らがそう思っているのか、彼らを操っている者がそう思っているのか知る由もないが。
大谷選手、残念でしたね、ホームランダービー。でも酒楽的には、1回戦で負けて、体を消耗せずに済んだことを喜んでいる。過去、ホームランダービーで故障者リスト入りした選手が何人もいると聞いたので。でも、ちょっと残念。来年は頑張ってね。
7月10日
https://www.sankei.com/article/20210710-SQJALVA2EVLNFOGYOCKCOMUIWE/
もう冗談はやめてもらいたい。自民党本部で7日開かれた党中央政治大学院では、こんなやりとりがあった。岩屋毅元防衛相が「多様性を包含できるのがリベラルだという勢力が、党の中になければいけない」と訴えると、講師を務めた河野洋平元党総裁が応じた。「涙が出るほどうれしい」
▼岩屋氏はリベラル派として知られ、河野氏は根拠なく慰安婦募集の強制性を認めた河野官房長官談話の作り手で、日本の謝罪外交の根拠となった村山富市首相談話にもかかわった。政治大学院の中谷元(げん)学院長(元防衛相)もまた、リベラル派である。今や自民党はリベラル花盛りにみえる。
▼自民党が昨年来、党を二分して熱心に議論してきたテーマは何か。新たな感染症の猛威に備える緊急事態条項盛り込みなど憲法改正でも、中国や北朝鮮の脅威に対応した安全保障でもない。リベラル派が好む選択的夫婦別姓問題や、同性愛者など性的少数者(LGBT)への理解増進だった。
五輪だけ無観客は「極めて不平等」 宮城県知事が強調
徳島慎也、三井新、高橋昌宏2021年7月13日 9時04分 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASP7F2V52P7DUNHB01C.html
宮城スタジアム(宮城県利府町)で21日から始まる東京五輪のサッカー競技について、村井嘉浩知事は12日、有観客で行う考えを改めて示した。だが県や町には、新型コロナウイルスの感染拡大につながることを懸念し、無観客を求める意見が殺到している。
さて、一見脈絡のない二件の記事を紹介する。一件は、7月10日付産経抄。自民党中央政治大学院に自民党元総裁の河野洋平氏を招聘して、リベラル全開の講義をしたことを産経は口を極めて罵っている。
二件目は、村井宮城県知事が宮城県内で行われるオリンピックサッカー競技を有観客で行うと表明したことに対し、朝日新聞が批判的に報じていることについて紹介した。
それぞれ有料記事なので、全文を紹介することはできないのが残念である。
この2件の記事には、一つの共通点がある。それは、自民党中央政治大学院長・中谷元氏と宮城県知事・村井嘉浩氏が、ともに防衛大学校卒業生だということだ。中谷氏は防大24期、村井氏は28期。
産経が批判する自民党中央政治大学院の学院長・中谷元氏と朝日新聞が批判する村井嘉浩氏、当然酒楽は村井氏の主張を是とし、中谷氏の主張には同意しない。
産経抄が触れている岩屋某は、数年前、防衛大臣だったが、日韓防衛省会談を行い、ニコニコと韓国防衛相とツーショットに収まった人物だ。近来まれに見る噴飯物の防衛大臣だった。余計なことだが。
中谷氏は、防大出身で、もっと硬派だと思っていたがそうではないようだ。そもそも学院長として河野洋平を講師に招く時点で終わっている。現状、我が国が、米国をはじめ、諸外国からいわれのない辱めを受ける原因を作ったのは河野洋平である。
それを講師に呼んでどうする?産経でなくとも怒るぞ。どうせなら、何故河野談話になったのか、その過程を話させるべきだった。嘘をついたと。それなら許す。だが、どうしようもない話をさせて、喜んでいると産経は批判している。酒楽も同じ。自民党の負の側面を世間に晒してどうする?
あなたはそれでも元自衛官か。国を憂う気持ちはないのか?
かたや村井知事は朝日・毎日に批判されている。素晴らしい!この反日2紙に批判されるということは、正しい行いをしていることの証明になるのだ。素晴らしい!
村井知事は、プロ野球などが有観客で実施されているのに、オリンピックだけ無観客なのは不公平だ!と主張されている。その通り!
本来、菅総理大臣がこのように表明し、小池某を無視して有観客にすればよかったのだ。百歩譲って、有観客に反対したものは、誰々、理由はかくかくしかじかと言えばよかったではないか。日本国民に説明する義務があるぞ、総理大臣閣下。それをしないから、支持率が下がるのだ。国民を馬鹿にするな。
さて、先日、国会に3名の元自衛官がいると紹介した。中谷氏、佐藤氏、宇都氏だ。だが、この中から中谷氏は削除する必要を感じた。彼は、武士(もののふ)ではない。単に、防衛大学校を卒業しただけだった。
先日、文治の弱点という記事を配信した。鎌倉幕府成立から大東亜戦争敗戦までの間は、広い意味で武断政治だった。その武断政治の系譜を引き継いでいるのが佐藤・宇都両名だ。中谷は除く。
武断政治の本質は何かといえば、責任を取ることだ。だから民が着いていくのだ。安心して。そしてそれは政治の本質でもある。
国民の安全を保障するのが政治の最大の役割なのだ。安全を保障するためには、政治家に命を懸けるほどの責任感がなければ成しえないのだ。連合軍に降伏したとはいえ、日本国が天皇陛下を戴く国として存続したのは、ひとえに武断政治の最後の輝きだったのだ。
その本質を現在の政治家は忘れてしまっている。流行に迎合し、リベラル的言辞を弄する自民党政治家。これほど醜いものはない。それほどリベラルが好きなら、立憲民主や社民党にでも行けばいい。
佐藤氏、宇都氏に政治を任せろと言っているのではない。武士の系譜を引き継ぐものは、武士なのだ。出身に関わりなく。
自民党が標榜する責任政党という看板が泣いているぞ。責任を取ろうとするなら、まず最初に、日本人に恥辱を与えた河野談話を否定すべきだろう。安倍前総理でさえ、それをしようとしなかった。
安倍談話を発表し、河野談話に被せたが、所詮付け焼刃だ。米国議会の非難決議を真っ向から否定するものではない。それは、アメリカが怖いからだ。アメリカが怖くて、河野洋平の嘘を否定せず、相変わらず、事実誤認の談話を放置するのは、責任のある政治家の行いではない。
これが文治の限界なのだ。責任を取ろうとしない政治に明日はないのだ。有権者は、よく考えたほうがいいと酒楽は思っている。
地上波や左翼メディアは、何としてでもオリンピックの成功を妨害したいらしい。村井知事は、勇気のある政治家だ。やはり武士の系譜に連なるものだ。地方政治に甘んずることなく、次の総選挙で国政に進出してもらいたいものだ。
コロナによる重傷者、死者が明らかに減少傾向にあるl。だがこれもメディアは巧妙に隠している。いったいいつまでこのような報道を続けるのだろうか。地上波の視聴率は逐年低下し、テレビ業界は、オワコン化しつつある。電〇やテレビに群がる業界関係者は焦っているのだろう。
朝の某TV局は、一定の時間帯に、韓国人の宣伝をしている。我が家ではこれを「韓国枠」と称している。他局も似たり寄ったりで、最近は韓国関係の報道や芸能枠が多くなってきている。もはや隠そうともしないのか。それが視聴率低下に拍車をかけていたとしても。
一昨日、NHKは世論調査を発表し、菅政権の支持率が低下し、不支持率が支持率を上回ったと報道していた。だが、酒楽は割と安心している。ワクチン接種が怒涛の勢いで進んでいるからだ。重症者、死者が減少傾向という事実を裏付けるものだ。このまま順調に接種が進めば、9月末には、国民の70~80%が2回目の接種を終えることになると思われる。
その時点で、感染者は激減するだろうし、死者、重症者も激減しているだろう。総選挙はその直後になるのだから、与党自民党に追い風になる筈だ。
メディアは、それが見えているからなりふり構わず政府を攻撃するのだろう。彼らがそう思っているのか、彼らを操っている者がそう思っているのか知る由もないが。
大谷選手、残念でしたね、ホームランダービー。でも酒楽的には、1回戦で負けて、体を消耗せずに済んだことを喜んでいる。過去、ホームランダービーで故障者リスト入りした選手が何人もいると聞いたので。でも、ちょっと残念。来年は頑張ってね。
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