与那国島に電子戦部隊配備を検討 岸防衛相表明、中国を念頭
2021/8/3 13:11 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210803-7TJIPRPDLBNPPKOTCKB4UZZOCM/
秋葉局長、インド高官と安保連携確認 中国念頭に
2021/8/3 20:11 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210803-CUDURNDFTJJEZOA6Q7YQMI6P2A/
日米空挺部隊がグアムで共同訓練 国内発→海外への直接降下は初
2021/8/1 19:04 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210801-KWOALGHQMBOCNHJDMUNERYFWYY/
日本政府が矢継ぎ早にシグナルを発信している。
まず、与那国島に電子戦部隊配備を検討すると岸防衛大臣が発言した。
岸信夫防衛相は3日の記者会見で、電磁波で相手の通信やレーダーを妨害する車載型ネットワーク電子戦システム(NEWS)を運用する陸上自衛隊「電子戦部隊」について、令和5年度ごろに沖縄県・与那国島の陸自与那国駐屯地への配備を検討していると明らかにした。南西諸島周辺への進出を強める中国への対応が念頭にある。
記事では触れていないが、自衛隊の部隊を南西諸島方面に配備するには、いろいろ検討すべき事項がある。まず、新編。文字通り新しく部隊を編成し、配備することだ。
次は、移駐。既に存在する部隊を必要な場所に移動させることだ。駐屯地を移動することになるため、移駐という。
そして、スクラップアンドビルド。これは新たに部隊を編成する新編に付随する処置で、新編部隊に相応する規模の部隊を削減し、新編部隊の人的資源を捻出することだ。
近年の自衛隊の事業を見ると、ほとんどがこのスクラップアンドビルドである。それは、自衛官の人数を見ればわかる。ほとんど変化が無いのだ。つまり、部隊を配備するために、どこかで部隊が廃止されているということだ。
これは、防衛費(だけではないが)の増額を嫌がる財務省の方針なのだ。新たに部隊を新編し、純増すれば、それだけ人件費の負担が増え、当然、防衛費は増える。だから純増を許さないのだ。
新たに部隊が必要なら、何処かを潰すか、移す以外に手段が無いのだ。ケチな財務省のせいで、自衛隊は、国家防衛に必要な部隊を持つことができないのだ。
ただ、与那国島に電子戦部隊を配備する構想には賛成する。近辺を航行する艦船や航空機は、簡単には通さないぞということだ。
秋葉剛男国家安全保障局長は3日、インドのドバル国家安全保障担当補佐官と電話で協議した。軍事的に台頭する中国を念頭に、日本とインドが安全保障面で引き続き緊密に連携し、「自由で開かれたインド太平洋」のさらなる推進を図っていくことで一致した。
昨日配信した、マラバールの続報だ。この記事の肝は、安全保障局長に就任したばかりの秋葉氏とインドのバル国家安全保障担当補佐官が速やかに会談したこと、そしてその事実を速やかに公にしたことだ。かつて、この種の電話会談を殊更公にすることは珍しかった。相手国のあることであり、報道するためには相手国の同意を必要とするからだ。
今回速やかに会談し、かつ事実を公表したということは、インドもその事実を公表したかったからに他ならない。インドの本気度が伝わってくる。我が国も。
最後が第1空挺団のニュースだ。 陸自にとって、中国が活動を強めている南西地域の態勢強化は喫緊の課題だ。台湾から約110キロの距離にある与那国島(沖縄県与那国町)には平成28年に駐屯地を開設。宮古島(同宮古島市)にも同31年に駐屯地をつくり、石垣島(同石垣市)でも計画を進めている。

Wikiから引用
例えば米軍横田基地から尖閣周辺まで、米軍が空挺団を輸送し、そのまま空挺降下する、ことも可能だ。
中国共産党結党100周年における台湾併合宣言、尖閣核心的利益発言、日本に対する核恫喝、これらに対する日米同盟、クアッド、自由で開かれたインド太平洋構想の答えがこれだ。
少なくとも、日米防衛当局は、台湾尖閣の防衛意志をはっきりと中国に伝えたということだ。中国の恫喝に屈しないと宣言したということだ。
習は拳を振り上げて台湾を恫喝し、インドを殴り、返す刀で日本を核恫喝した。アラスカでは、記者団を前に、アメリカに喧嘩を売った。戦狼外交は頂点に達しつつある。
民主主義国家においては、国の方針や政策に問題ありと有権者が考えれば、選挙によって、為政者は交代する。だが独裁政権にはそれはない。政権が交代するためには、現独裁者が倒れるか、権力闘争に敗れるか、クーデターが発生するくらいしか方法はない。
いずれも血なまぐさい闘争を経る。独裁者は、当然、倒されまいと努力する。そのために政策変更の幅はますます狭くなる。弱腰は、政敵の格好の標的になるからだ。
そして、独裁者の顔色を見ている軍部は、軍の権限拡大のため、勢力拡大のため、自己の栄達と保身のために独裁者に媚を売り、忖度し、成果を上げようとする。徐氏のインド攻撃はそれだ。
独裁者習近平は、後に引けなくなり、栄進のために戦果を挙げようとする軍部、戦狼外交で習のご機嫌を取る側近だけが生き残っている。
漢王朝を立てた後、劉邦はなぜ自分が項羽に勝てたのかについてこう論評した。
「自分は、張良(ちょうりょう)(劉邦の軍師のひとり)のように策を帷幕(いばく)の中に巡らし、勝ちを千里の外に決することはできない。蕭何(しょうか)(行政官)のように民を慰撫(いぶ)して補給を途絶えさせず、民を安心させることはできない。韓信(かんしん)(将軍のひとり)のように軍を率いて戦いに勝つことはできない。
だが、自分は張良、蕭何、韓信という『漢の三傑』を使いこなせた。反対に、項羽はというと、范増(はんぞう)(項羽の軍師)ひとりすら、うまく使いこなすことができなかった。これが、項羽が滅亡し、自分が天下を勝ち取った理由だ」と。
漢の高祖劉邦の言葉だ。習も高祖を目指しているのだろうが、彼の帷幄に張良や蕭何や韓信はいるのだろうか。
戦狼外交を見ると、とても張良がいるとは思えない。
軍事費以上の経費を費やしている国内治安を見れば、蕭何がいるとは思えない。
徐氏が戦区司令官になるくらいだから、韓信がいるとも思えない。
習皇帝の未来は暗いとしか言いようがない。
サッカースペイン戦は残念でした。試合内容は”惨敗”だと思います。選手個人の能力に圧倒的な差があったと思います。日本がサッカー強国になるには、まだまだ遠い道のりですね。ワールドカップに期待しましょう。
体操女子で銅メダルを取った村上茉愛選手はいいねー。こぼれんばかりの笑顔が最高です。素直に銅メダルを取れて嬉しい、と言ってるのがいい。こういうのがいいですね。銀メダルでも泣いている選手がいる中で、こういうのはいいです。
そんなに深刻になることなんてないのにね。金メダルでなくても、銀でも銅でもいいじゃないですか。6位入賞でも「嬉しい」と言っている選手が清々しくてさわやかでいいです。
ボクシングの入江選手は金メダルを取って君が代を響かせるのが夢だったと言っています。こりゃ最高にいい!ところで、選手たち、君が代を歌え!
19歳四十住さくらが金! 12歳・開心那が史上最年少で銀メダル獲得…スケボー女子パーク。スケボーは、十代がピークなのかね?オジサンには理解不能な世界だ(;_;)でも嬉しいね。日本の若いアスリートが弾けてる姿は。日本の未来も捨てたもんじゃないと思います。
2021/8/3 13:11 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210803-7TJIPRPDLBNPPKOTCKB4UZZOCM/
秋葉局長、インド高官と安保連携確認 中国念頭に
2021/8/3 20:11 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210803-CUDURNDFTJJEZOA6Q7YQMI6P2A/
日米空挺部隊がグアムで共同訓練 国内発→海外への直接降下は初
2021/8/1 19:04 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210801-KWOALGHQMBOCNHJDMUNERYFWYY/
日本政府が矢継ぎ早にシグナルを発信している。
まず、与那国島に電子戦部隊配備を検討すると岸防衛大臣が発言した。
岸信夫防衛相は3日の記者会見で、電磁波で相手の通信やレーダーを妨害する車載型ネットワーク電子戦システム(NEWS)を運用する陸上自衛隊「電子戦部隊」について、令和5年度ごろに沖縄県・与那国島の陸自与那国駐屯地への配備を検討していると明らかにした。南西諸島周辺への進出を強める中国への対応が念頭にある。
記事では触れていないが、自衛隊の部隊を南西諸島方面に配備するには、いろいろ検討すべき事項がある。まず、新編。文字通り新しく部隊を編成し、配備することだ。
次は、移駐。既に存在する部隊を必要な場所に移動させることだ。駐屯地を移動することになるため、移駐という。
そして、スクラップアンドビルド。これは新たに部隊を編成する新編に付随する処置で、新編部隊に相応する規模の部隊を削減し、新編部隊の人的資源を捻出することだ。
近年の自衛隊の事業を見ると、ほとんどがこのスクラップアンドビルドである。それは、自衛官の人数を見ればわかる。ほとんど変化が無いのだ。つまり、部隊を配備するために、どこかで部隊が廃止されているということだ。
これは、防衛費(だけではないが)の増額を嫌がる財務省の方針なのだ。新たに部隊を新編し、純増すれば、それだけ人件費の負担が増え、当然、防衛費は増える。だから純増を許さないのだ。
新たに部隊が必要なら、何処かを潰すか、移す以外に手段が無いのだ。ケチな財務省のせいで、自衛隊は、国家防衛に必要な部隊を持つことができないのだ。
ただ、与那国島に電子戦部隊を配備する構想には賛成する。近辺を航行する艦船や航空機は、簡単には通さないぞということだ。
秋葉剛男国家安全保障局長は3日、インドのドバル国家安全保障担当補佐官と電話で協議した。軍事的に台頭する中国を念頭に、日本とインドが安全保障面で引き続き緊密に連携し、「自由で開かれたインド太平洋」のさらなる推進を図っていくことで一致した。
昨日配信した、マラバールの続報だ。この記事の肝は、安全保障局長に就任したばかりの秋葉氏とインドのバル国家安全保障担当補佐官が速やかに会談したこと、そしてその事実を速やかに公にしたことだ。かつて、この種の電話会談を殊更公にすることは珍しかった。相手国のあることであり、報道するためには相手国の同意を必要とするからだ。
今回速やかに会談し、かつ事実を公表したということは、インドもその事実を公表したかったからに他ならない。インドの本気度が伝わってくる。我が国も。
最後が第1空挺団のニュースだ。 陸自にとって、中国が活動を強めている南西地域の態勢強化は喫緊の課題だ。台湾から約110キロの距離にある与那国島(沖縄県与那国町)には平成28年に駐屯地を開設。宮古島(同宮古島市)にも同31年に駐屯地をつくり、石垣島(同石垣市)でも計画を進めている。

Wikiから引用
例えば米軍横田基地から尖閣周辺まで、米軍が空挺団を輸送し、そのまま空挺降下する、ことも可能だ。
中国共産党結党100周年における台湾併合宣言、尖閣核心的利益発言、日本に対する核恫喝、これらに対する日米同盟、クアッド、自由で開かれたインド太平洋構想の答えがこれだ。
少なくとも、日米防衛当局は、台湾尖閣の防衛意志をはっきりと中国に伝えたということだ。中国の恫喝に屈しないと宣言したということだ。
習は拳を振り上げて台湾を恫喝し、インドを殴り、返す刀で日本を核恫喝した。アラスカでは、記者団を前に、アメリカに喧嘩を売った。戦狼外交は頂点に達しつつある。
民主主義国家においては、国の方針や政策に問題ありと有権者が考えれば、選挙によって、為政者は交代する。だが独裁政権にはそれはない。政権が交代するためには、現独裁者が倒れるか、権力闘争に敗れるか、クーデターが発生するくらいしか方法はない。
いずれも血なまぐさい闘争を経る。独裁者は、当然、倒されまいと努力する。そのために政策変更の幅はますます狭くなる。弱腰は、政敵の格好の標的になるからだ。
そして、独裁者の顔色を見ている軍部は、軍の権限拡大のため、勢力拡大のため、自己の栄達と保身のために独裁者に媚を売り、忖度し、成果を上げようとする。徐氏のインド攻撃はそれだ。
独裁者習近平は、後に引けなくなり、栄進のために戦果を挙げようとする軍部、戦狼外交で習のご機嫌を取る側近だけが生き残っている。
漢王朝を立てた後、劉邦はなぜ自分が項羽に勝てたのかについてこう論評した。
「自分は、張良(ちょうりょう)(劉邦の軍師のひとり)のように策を帷幕(いばく)の中に巡らし、勝ちを千里の外に決することはできない。蕭何(しょうか)(行政官)のように民を慰撫(いぶ)して補給を途絶えさせず、民を安心させることはできない。韓信(かんしん)(将軍のひとり)のように軍を率いて戦いに勝つことはできない。
だが、自分は張良、蕭何、韓信という『漢の三傑』を使いこなせた。反対に、項羽はというと、范増(はんぞう)(項羽の軍師)ひとりすら、うまく使いこなすことができなかった。これが、項羽が滅亡し、自分が天下を勝ち取った理由だ」と。
漢の高祖劉邦の言葉だ。習も高祖を目指しているのだろうが、彼の帷幄に張良や蕭何や韓信はいるのだろうか。
戦狼外交を見ると、とても張良がいるとは思えない。
軍事費以上の経費を費やしている国内治安を見れば、蕭何がいるとは思えない。
徐氏が戦区司令官になるくらいだから、韓信がいるとも思えない。
習皇帝の未来は暗いとしか言いようがない。
サッカースペイン戦は残念でした。試合内容は”惨敗”だと思います。選手個人の能力に圧倒的な差があったと思います。日本がサッカー強国になるには、まだまだ遠い道のりですね。ワールドカップに期待しましょう。
体操女子で銅メダルを取った村上茉愛選手はいいねー。こぼれんばかりの笑顔が最高です。素直に銅メダルを取れて嬉しい、と言ってるのがいい。こういうのがいいですね。銀メダルでも泣いている選手がいる中で、こういうのはいいです。
そんなに深刻になることなんてないのにね。金メダルでなくても、銀でも銅でもいいじゃないですか。6位入賞でも「嬉しい」と言っている選手が清々しくてさわやかでいいです。
ボクシングの入江選手は金メダルを取って君が代を響かせるのが夢だったと言っています。こりゃ最高にいい!ところで、選手たち、君が代を歌え!
19歳四十住さくらが金! 12歳・開心那が史上最年少で銀メダル獲得…スケボー女子パーク。スケボーは、十代がピークなのかね?オジサンには理解不能な世界だ(;_;)でも嬉しいね。日本の若いアスリートが弾けてる姿は。日本の未来も捨てたもんじゃないと思います。
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