欧州企業にとって中国は重要市場、ASEANも「対中依存」=米中は率直対話を―鶴岡元駐英大使
2021年8月1日(日) 6時40分
https://www.recordchina.co.jp/b880189-s136-c100-d1136.html
鶴岡公二
鎌倉学園高等学校、東京大学法学部卒業後、1976年(昭和51年)に外務省入省。総合外交政策局長を経て、2012年(平成24年)から外務審議官(経済)、2013年(平成25年)から内閣官房内閣審議官兼TPP政府対策本部首席交渉官。2014年(平成26年)南極海捕鯨事件において国際司法裁判所で日本政府代理人として敗訴し安倍晋三内閣総理大臣から強い叱責を受けた[2][3]。また、強引な性格から、他国の交渉官に「ミスター・デストロイヤー(破壊者)」と呼ばれる。鶴岡氏は外務審議官(経済)、内閣官房内閣審議官兼TPP政府対策本部首席交渉官を務め、2016年から2019年まで駐英大使を務めた
政策研究院大学シニアフェロー。
鶴岡元駐英大使の講演がレコードチャイナに記事として掲載されている。主要部分を引用する。
◆経済発展が重要、「脅し」や「砲艦外交」は災い
各国とも経済を豊かにすることが最重要であり、これには他国との関係が安定していることが必要だ。中国にとっても対立は利益を損ない、台湾に対する脅しもマイナスに働く。米国にとっても同様で、軍事力を前面に押し出す「砲艦外交」は災いを招く。二大国である米中は建設的に関与していくことが必要である。米国も「聞く耳」を持ってもらいたい。
米国のシャーマン国務副長官の訪中(7月下旬)を歓迎したい。話し合いが必要であり突っ込んだ対話を望みたい。シャーマン氏はアジア政策に大きな影響力を持ち、ホワイトハウスのキャンベル・インド太平洋調整官とも連携している。中国はこの二人をいかに活用するかを考えるべきだ
米中両国はこだわりを排除し、互いの対立点を認識しながら世界にどう貢献すべきか率直に話し合ってほしい。。
鶴岡公二氏は、外務審議官や駐英大使を務めた外務省のエリートだ。その鶴岡元駐英大使が、日本記者クラブで講演した内容が記事の内容である。
彼の経歴は、冒頭に記した。スーパーエリートではないが、駐英大使と言えば、駐米大使に次ぐ重要なポストだ。駐米大使は、政治任命されることが多いので、プロパーの大使としては、最高位になるのかもしれない。
つまり、鶴田元駐英大使は、ついこの間まで、外務省を代表する外交官だったことになる。
だが、その講演の内容を見ると、これが外務省の意見なのか?と疑うような論調である。結論として、米中両国はこだわりを排除し、互いの対立点を認識しながら世界にどう貢献すべきか率直に話し合ってほしい、というものになっている。
この記事を読んで酒楽は耳を疑った。彼の経歴は、外務省の中枢を歩んできたように見えるのだがそうではないのか?
米中はよく話し合えと?まるで、中国の言い分そのままではないか。それによって、中国だけが甘い汁を吸い、経済的利益を得、GDPを増大させて、世界を暴力的に支配しようとしているのにも関わらずである。
駐英大使という外交官としての栄誉を極めた人物の言とは思えない。最近の中国の戦狼外交を見ていると、とても世界第2の経済大国のふるまいとは思えない傍若無人ぶりである。

尖閣を中国領だと嘘をつき、海洋法条約を無視して、南シナ海を不法に占拠して軍事基地を構築し、台湾は中国の一部であり、他国は台湾という中国の内政に口を出してはならないといい、世界各国を融資で雁字搦めにし、借金のかたに、港などを租借している。
まるで、一時代前の砲艦外交、植民地主義を彷彿とさせる行動なのである。このような中国と話し合えと?どうやったらそういう意見になるのだ。
尖閣を自国領土だと不当に主張し、連日領海侵犯をしている中国と話し合えるわけがない。アメリカや日本から技術を盗み、自国技術だと抜け抜けという中国とどう話し合えばいいのだ。
中国とアメリカが話し合う段階はとうに過ぎているだろう。言うことを聞かない中国をどう封じ込めるかと、日米英は思っているのだ。
EUは既に中国に取りこまれていて、中国に反対できないのだ。特にドイツは。ドイツは今回も負け組についている。ドイツには外交の才能がないのだな。第1次大戦でも第2次大戦でも枢軸側として戦い、一敗地にまみれている。このままいけば、日米英から敵と認定され、三度目の敗戦になるだろう。
日本は、日清日露、第1次大戦までと同様、今回は連合国の側にいる。それでいい。
ところで、元駐英大使は、米中が話し合って、仲良くできるとでも思っているのか?それが外交官として駐英大使まで務めた者の考えなのか?
そうだとすると、外務省というのは、亡国の役所だな。これほど世界情勢を理解せず、我が国の国益を理解しない発言はないぞ。
ましてや大臣は、これまた頓珍漢な茂木ときている。ニヤニヤ笑って、王毅の暴言を見過ごすような人物が外務大臣なのだ。
秋には、自民党総裁選と総選挙があるので、政府自民党の顔ぶれも相当変化があると思われる。
真っ先に外務大臣の首を挿げ替えるべきだ。それから、外務省内から、親中派を一掃すべきだ。元駐英大使のような官僚がうようよいるのだろう。そういう人物は、我が国の国益を毀損すること疑いない。
本来なら、外務事務次官あたりが、鶴岡氏を外務省に呼んで、注意すべきところだ。そういう報道がないということは、外務省は我が国の国益を考えない、私利私欲の集まりだということになる。
財務省は、プライマリーバランス至上主義によって、我が国の経済を殺し、外務省は、国益を毀損し続けている。両大臣以下、人心を刷新してもらいたい。それから始めるべきだ。
2021年8月1日(日) 6時40分
https://www.recordchina.co.jp/b880189-s136-c100-d1136.html
鶴岡公二
鎌倉学園高等学校、東京大学法学部卒業後、1976年(昭和51年)に外務省入省。総合外交政策局長を経て、2012年(平成24年)から外務審議官(経済)、2013年(平成25年)から内閣官房内閣審議官兼TPP政府対策本部首席交渉官。2014年(平成26年)南極海捕鯨事件において国際司法裁判所で日本政府代理人として敗訴し安倍晋三内閣総理大臣から強い叱責を受けた[2][3]。また、強引な性格から、他国の交渉官に「ミスター・デストロイヤー(破壊者)」と呼ばれる。鶴岡氏は外務審議官(経済)、内閣官房内閣審議官兼TPP政府対策本部首席交渉官を務め、2016年から2019年まで駐英大使を務めた
政策研究院大学シニアフェロー。
鶴岡元駐英大使の講演がレコードチャイナに記事として掲載されている。主要部分を引用する。
◆経済発展が重要、「脅し」や「砲艦外交」は災い
各国とも経済を豊かにすることが最重要であり、これには他国との関係が安定していることが必要だ。中国にとっても対立は利益を損ない、台湾に対する脅しもマイナスに働く。米国にとっても同様で、軍事力を前面に押し出す「砲艦外交」は災いを招く。二大国である米中は建設的に関与していくことが必要である。米国も「聞く耳」を持ってもらいたい。
米国のシャーマン国務副長官の訪中(7月下旬)を歓迎したい。話し合いが必要であり突っ込んだ対話を望みたい。シャーマン氏はアジア政策に大きな影響力を持ち、ホワイトハウスのキャンベル・インド太平洋調整官とも連携している。中国はこの二人をいかに活用するかを考えるべきだ
米中両国はこだわりを排除し、互いの対立点を認識しながら世界にどう貢献すべきか率直に話し合ってほしい。。
鶴岡公二氏は、外務審議官や駐英大使を務めた外務省のエリートだ。その鶴岡元駐英大使が、日本記者クラブで講演した内容が記事の内容である。
彼の経歴は、冒頭に記した。スーパーエリートではないが、駐英大使と言えば、駐米大使に次ぐ重要なポストだ。駐米大使は、政治任命されることが多いので、プロパーの大使としては、最高位になるのかもしれない。
つまり、鶴田元駐英大使は、ついこの間まで、外務省を代表する外交官だったことになる。
だが、その講演の内容を見ると、これが外務省の意見なのか?と疑うような論調である。結論として、米中両国はこだわりを排除し、互いの対立点を認識しながら世界にどう貢献すべきか率直に話し合ってほしい、というものになっている。
この記事を読んで酒楽は耳を疑った。彼の経歴は、外務省の中枢を歩んできたように見えるのだがそうではないのか?
米中はよく話し合えと?まるで、中国の言い分そのままではないか。それによって、中国だけが甘い汁を吸い、経済的利益を得、GDPを増大させて、世界を暴力的に支配しようとしているのにも関わらずである。
駐英大使という外交官としての栄誉を極めた人物の言とは思えない。最近の中国の戦狼外交を見ていると、とても世界第2の経済大国のふるまいとは思えない傍若無人ぶりである。

尖閣を中国領だと嘘をつき、海洋法条約を無視して、南シナ海を不法に占拠して軍事基地を構築し、台湾は中国の一部であり、他国は台湾という中国の内政に口を出してはならないといい、世界各国を融資で雁字搦めにし、借金のかたに、港などを租借している。
まるで、一時代前の砲艦外交、植民地主義を彷彿とさせる行動なのである。このような中国と話し合えと?どうやったらそういう意見になるのだ。
尖閣を自国領土だと不当に主張し、連日領海侵犯をしている中国と話し合えるわけがない。アメリカや日本から技術を盗み、自国技術だと抜け抜けという中国とどう話し合えばいいのだ。
中国とアメリカが話し合う段階はとうに過ぎているだろう。言うことを聞かない中国をどう封じ込めるかと、日米英は思っているのだ。
EUは既に中国に取りこまれていて、中国に反対できないのだ。特にドイツは。ドイツは今回も負け組についている。ドイツには外交の才能がないのだな。第1次大戦でも第2次大戦でも枢軸側として戦い、一敗地にまみれている。このままいけば、日米英から敵と認定され、三度目の敗戦になるだろう。
日本は、日清日露、第1次大戦までと同様、今回は連合国の側にいる。それでいい。
ところで、元駐英大使は、米中が話し合って、仲良くできるとでも思っているのか?それが外交官として駐英大使まで務めた者の考えなのか?
そうだとすると、外務省というのは、亡国の役所だな。これほど世界情勢を理解せず、我が国の国益を理解しない発言はないぞ。
ましてや大臣は、これまた頓珍漢な茂木ときている。ニヤニヤ笑って、王毅の暴言を見過ごすような人物が外務大臣なのだ。
秋には、自民党総裁選と総選挙があるので、政府自民党の顔ぶれも相当変化があると思われる。
真っ先に外務大臣の首を挿げ替えるべきだ。それから、外務省内から、親中派を一掃すべきだ。元駐英大使のような官僚がうようよいるのだろう。そういう人物は、我が国の国益を毀損すること疑いない。
本来なら、外務事務次官あたりが、鶴岡氏を外務省に呼んで、注意すべきところだ。そういう報道がないということは、外務省は我が国の国益を考えない、私利私欲の集まりだということになる。
財務省は、プライマリーバランス至上主義によって、我が国の経済を殺し、外務省は、国益を毀損し続けている。両大臣以下、人心を刷新してもらいたい。それから始めるべきだ。
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