首相、9月中の解散も視野 総裁選先送りも
2021/9/1 00:41 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210901-ZKLA3OSOFJNDTKUBKNSAPU3S7U/
自民・岸田氏「総裁選、しっかりとやるべきだ」
2021/8/31 23:57 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210831-LF4CWV6YXBIO7CHQPAJXEA4R44/
立民・枝野代表「首相になってこの国を変えたい」
2021/8/31 19:57 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210831-SRWY53OUXRLXVALTTVVG5VSDVU/
3つの記事を引用した。そして表題を見ていただければ、酒楽の主張は、凡そ理解していただけると思う。
菅総裁が二階幹事長を更迭させるのには賛成する。与党親中派の代表、二階氏は、先般中国のジェノサイドを非難する国会決議を葬った。
これで、我が国が、人権に無頓着で、中国に対して及び腰だと世界は理解しただろう。国益を大きく棄損する行為だ。そういう人物を長らく与党幹事長として遇していた自民党の本質が問題なのだ。交代に賛成する。
だが、この交代は、岸田氏の党役員人事に対する意見表明を受けてのものなのは、誰にでも理解できる。菅総裁の後出しじゃんけん、証文の出し遅れだ。やるなら自ら発意して、差し違えるくらいの覚悟をもって二階氏の交代を断行してもらいたいと思ったのは、酒楽だけではないだろう。
そして、総裁選の前に、衆議院を解散して、総選挙を行うかのような発言をしたようだ。それが最初に引用した記事だ。
正々堂々と総裁選を戦うのではなかったのか。党役員の交代までは、特に言うべきことはないが、それをもって総選挙に臨もうとする菅総裁の政治センスを疑う。
二階氏の交代は、世論の支持を受けるだろう。併せて党役員人事も刷新されることで、与党への支持が上昇することは考えられる。
だが、支持率が低下している原因は、菅総裁の“姿”なのだ。与党の役員を刷新したところで、菅総裁や与党自民党の支持率が急上昇することなど考えられない。
やるなら、岸田氏の主張のとおり、先に自民党総裁選を行い、自民党員、自民党国会議員の投票を経て、選ばれた総裁が、選挙に臨むのが王道だろう。
それをしない道を選べば、自民党の大敗は免れない。酒楽は、消極的ではあるが、今でも菅総理を支持している。だが、総裁選を避けて、選挙に臨むなら、菅総理の支持を撤回したい。
それは、与党自民党が勝てるかもしれない、自民党総裁選~総選挙という道を塞ぐからだ。そして、それは、自民党の敗北と、悪夢の民主党政権を現出するかもしれないからだ。
それは、自身が総理総裁の座を維持したいがための行動だと、誰もが思うだろう。そしてそれは自民党の自殺だ。選挙で敗北すれば、悪夢の政権交代が現実のものとなるかもしれない。
それは日本国民としては許しがたい。岸田氏の考えはまっとうだ。今回、岸田氏の行動は、当を得ている。今までの岸田氏とは別人のようだ。何か吹っ切れたのだろうか。いつも煮え切らない、自分の意見を表明しない、凡そ政治家として相応しくないと、酒楽は思っていた。
だが、今回、岸田は不退転の覚悟で総裁選に臨もうとしている。党役員人事の考え方にそれは表れている。絶大な権限を握り、隠然たる勢力を誇示する二階氏を前に、正々堂々と戦いを宣言する岸田氏は、全く別人のようだ。
岸田氏が、菅総裁の総選挙先行論を批判するのは当然だろう。酒楽も同じ考えだ。
3つ目の記事は、おまけだ。だが、菅総裁の迷走が現実になれば、おまけがほんとうになるかもしれない。それは悪夢の3年間の再来を意味する。それは、保守を支持する国民への背信行為だ。
菅さんは、冷静な判断ができないのだろう。休まない弊害がこんなところにも出ている。菅さんの野心のために、悪夢を再来させることはやってはいけないことなのだ。自民党の良識と国民に対する責任感が今問われているのだ。
首相、衆院解散・総裁選先送りを否定「解散できる状況でない」
2021/9/1 10:49 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210901-ELXWGYQ4BJNSRE3FJ5QK7V3ETE/
記事を配信する前に、状況は変わったようだ。政局を記事の対象とするのは、こういった状況の進展が早いことが問題だ。
総裁選前の総選挙案は見送られたようだ。一安心である。翻意したのか、メディアのガセネタだったのか真偽は不明だが、順序を間違えなかったことについては賛成したい。
さて、酒楽が支持している高市議員は、安倍さんに啖呵を切ったと一部メディアが報じている。なかなかやりよる。
再三言及しているが、高市氏は、推薦人20人を集められるか否かが焦点だ。集められれば勝てる可能性はあると思う。ただ、今回の菅総裁の迷走を見ていると、派閥の後ろ盾のない総理総裁の立場の弱さが浮き彫りとなり、仮に高市氏が総裁になったとしても、当初の足元の弱さが気になるところだ。
自民内の派閥所属の議員、無派閥の議員の中で、機を見るに敏な議員でもいいから、高市氏の推薦になってもらいたいものだ。先物買いかもしれないが、当たれば自身の将来も開けるというものだ。しばらく目が離せない。
2021/9/1 00:41 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210901-ZKLA3OSOFJNDTKUBKNSAPU3S7U/
自民・岸田氏「総裁選、しっかりとやるべきだ」
2021/8/31 23:57 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210831-LF4CWV6YXBIO7CHQPAJXEA4R44/
立民・枝野代表「首相になってこの国を変えたい」
2021/8/31 19:57 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210831-SRWY53OUXRLXVALTTVVG5VSDVU/
3つの記事を引用した。そして表題を見ていただければ、酒楽の主張は、凡そ理解していただけると思う。
菅総裁が二階幹事長を更迭させるのには賛成する。与党親中派の代表、二階氏は、先般中国のジェノサイドを非難する国会決議を葬った。
これで、我が国が、人権に無頓着で、中国に対して及び腰だと世界は理解しただろう。国益を大きく棄損する行為だ。そういう人物を長らく与党幹事長として遇していた自民党の本質が問題なのだ。交代に賛成する。
だが、この交代は、岸田氏の党役員人事に対する意見表明を受けてのものなのは、誰にでも理解できる。菅総裁の後出しじゃんけん、証文の出し遅れだ。やるなら自ら発意して、差し違えるくらいの覚悟をもって二階氏の交代を断行してもらいたいと思ったのは、酒楽だけではないだろう。
そして、総裁選の前に、衆議院を解散して、総選挙を行うかのような発言をしたようだ。それが最初に引用した記事だ。
正々堂々と総裁選を戦うのではなかったのか。党役員の交代までは、特に言うべきことはないが、それをもって総選挙に臨もうとする菅総裁の政治センスを疑う。
二階氏の交代は、世論の支持を受けるだろう。併せて党役員人事も刷新されることで、与党への支持が上昇することは考えられる。
だが、支持率が低下している原因は、菅総裁の“姿”なのだ。与党の役員を刷新したところで、菅総裁や与党自民党の支持率が急上昇することなど考えられない。
やるなら、岸田氏の主張のとおり、先に自民党総裁選を行い、自民党員、自民党国会議員の投票を経て、選ばれた総裁が、選挙に臨むのが王道だろう。
それをしない道を選べば、自民党の大敗は免れない。酒楽は、消極的ではあるが、今でも菅総理を支持している。だが、総裁選を避けて、選挙に臨むなら、菅総理の支持を撤回したい。
それは、与党自民党が勝てるかもしれない、自民党総裁選~総選挙という道を塞ぐからだ。そして、それは、自民党の敗北と、悪夢の民主党政権を現出するかもしれないからだ。
それは、自身が総理総裁の座を維持したいがための行動だと、誰もが思うだろう。そしてそれは自民党の自殺だ。選挙で敗北すれば、悪夢の政権交代が現実のものとなるかもしれない。
それは日本国民としては許しがたい。岸田氏の考えはまっとうだ。今回、岸田氏の行動は、当を得ている。今までの岸田氏とは別人のようだ。何か吹っ切れたのだろうか。いつも煮え切らない、自分の意見を表明しない、凡そ政治家として相応しくないと、酒楽は思っていた。
だが、今回、岸田は不退転の覚悟で総裁選に臨もうとしている。党役員人事の考え方にそれは表れている。絶大な権限を握り、隠然たる勢力を誇示する二階氏を前に、正々堂々と戦いを宣言する岸田氏は、全く別人のようだ。
岸田氏が、菅総裁の総選挙先行論を批判するのは当然だろう。酒楽も同じ考えだ。
3つ目の記事は、おまけだ。だが、菅総裁の迷走が現実になれば、おまけがほんとうになるかもしれない。それは悪夢の3年間の再来を意味する。それは、保守を支持する国民への背信行為だ。
菅さんは、冷静な判断ができないのだろう。休まない弊害がこんなところにも出ている。菅さんの野心のために、悪夢を再来させることはやってはいけないことなのだ。自民党の良識と国民に対する責任感が今問われているのだ。
首相、衆院解散・総裁選先送りを否定「解散できる状況でない」
2021/9/1 10:49 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210901-ELXWGYQ4BJNSRE3FJ5QK7V3ETE/
記事を配信する前に、状況は変わったようだ。政局を記事の対象とするのは、こういった状況の進展が早いことが問題だ。
総裁選前の総選挙案は見送られたようだ。一安心である。翻意したのか、メディアのガセネタだったのか真偽は不明だが、順序を間違えなかったことについては賛成したい。
さて、酒楽が支持している高市議員は、安倍さんに啖呵を切ったと一部メディアが報じている。なかなかやりよる。
再三言及しているが、高市氏は、推薦人20人を集められるか否かが焦点だ。集められれば勝てる可能性はあると思う。ただ、今回の菅総裁の迷走を見ていると、派閥の後ろ盾のない総理総裁の立場の弱さが浮き彫りとなり、仮に高市氏が総裁になったとしても、当初の足元の弱さが気になるところだ。
自民内の派閥所属の議員、無派閥の議員の中で、機を見るに敏な議員でもいいから、高市氏の推薦になってもらいたいものだ。先物買いかもしれないが、当たれば自身の将来も開けるというものだ。しばらく目が離せない。
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