中国エンタメ界の罪と罰―米華字メディア
2021年8月30日(月) 19時50分 レコードチャイナ
https://www.recordchina.co.jp/b881620-s36-c70-d0193.html
焚書坑儒というテーマで、第3弾です。
最初は、歌の禁止。次にゲームの制限。そして今回は、エンタメ界への懲罰です。レコードチャイナからの引用です。
まず記事は、中国政府が芸能界の「大掃除」に乗り出した4つの背景について論じている。
8月27日、中国のネット上で「悪辣芸能人の番組およびコンテンツに対する徹底調査および整理に関する通知」という文章が拡散し、女性問題を起こしたヘンリー・フオ(霍尊)、巨額脱税のジェン・シュアン(鄭爽)、乃木神社での結婚式に参列してバッシングを受けた俳優チャン・ジョーハン(張哲瀚)と同じ事務所でかつて「旭日旗衣装」で大バッシングを受けたヴィッキー・チャオ(趙薇)、未成年女性への性的暴行問題を起こした元EXOのクリスことウー・イーファン(呉亦凡)が名指しで批判された。
まずこの段階で酒楽がおかしいと思うもの。
女性問題。女性問題に政府が介入するのか?
乃木神社での結婚式に参列。乃木神社での結婚式に参列してはいけないのか?結婚式ではないだろうから、乃木神社に問題がある?乃木大将が嫌い?帝国陸軍の英雄であるが、何か?
旭日旗衣装。中国も旭日旗がお嫌い?韓国だけじゃなかったのか?
脱税と性的暴行は非難されてしかるべきだ。
(中略)
そして最後は、一部の著名人が芸能界での地位を利用して中国共産党のイデオロギーに合わない言論を伝播している問題だ。芸能界は本来さまざまな考え方が混在する世界であり、「精神日本人」「精神米国人」芸能人や、中国共産党の主義に挑んでかかるような言論に事欠かないのだ。(翻訳・編集/川尻)
記事の最後の部分が、共産党政権の本音だろう。中国共産党のイデオロギーに合わない言論は、中華人民共和国に存在してはならないのだ。全ての根源はここにある。
歌を禁止するのも、ゲームを制限するのも、芸能界を粛正するのも、全ては、共産主義イデオロギーを維持するためなのだ。それが、中国共産党の存在儀なのだから当然の帰結だ。
焚書坑儒という行為は、天命を受けた独裁政権、つまり皇帝陛下が正しい政策を行うために必然的に導かれる政策だ。
皇帝陛下は、天命を受けているのだから、常に正しいのだ。そうでなければ、皇帝に権威が宿るはずがない。皇帝陛下は、地上における最高の権威なのだ。
地上最高の権威を貶める行為は、あってはならない。これが、中華の民の思想です。だから、皇帝陛下は、焚書坑儒を行い、世の中を正義をもって満たすのです。これが、支那における正義であり、4千年の伝統なのだ。
王朝が代わろうとも変わらないもの、それが焚書坑儒という伝統なのだ。現在もそれは変わらず、将来も変わることはないだろう。
人民解放軍兵士の親は、「危ないと思ったら逃げ戻って来い」と言っていると、とある本に書いてありました。
帝国陸軍は、その逆で、一般的な全滅の定義を超えて、戦闘を継続した特異な軍隊です。中国戦線で、2~3倍なら楽勝で、10倍程度でまともな戦闘になったと、これもとある本に書いてある。
防衛省の戦史叢書に記録があるので、伝説ではない。だが、大兵に戦術なし、というように絶対的な戦力差では如何ともし難いのが現実だ。支那は、この大兵で敵を圧倒するのを得意戦法としている。
自衛官の数は、ここ何十年と変化がありません。充足率は、定員には程遠い状況です。それは、予算によって「充足率」が決められるからです。
自衛隊を強くするために、せめて定員通りの充足100%にしてもらいたいと思う。編成装備通りの戦い方ができないのですよ、現状は。普通科小隊長は、〇〇人の部下を率いるのです。編制表ではそうなっているのです。でもですね、現状はその3分の2くらいの充足率なのです。
これでは、効果的な訓練にはなりません。たとえば、200人の隊員を率いる中隊長が、普段120人でしか訓練していなければ、急に200人に増やされても効果的な指揮はできません。やったことがなければ、急にやれと言われてもできないのは当然でしょ?
こんなところにも自衛隊の問題はある訳です。部隊の練度を上げるには、一朝一夕にはいかないのです。でも有事はいつ起きるかわかりません。
これでいいわけないでしょ?百年兵を養うは、この一戦にあり、と申すではありませんか。兵を養うのは、国家としても、民族としても当然の行為なのです。皆様の応援よろしくお願いします。
2021年8月30日(月) 19時50分 レコードチャイナ
https://www.recordchina.co.jp/b881620-s36-c70-d0193.html
焚書坑儒というテーマで、第3弾です。
最初は、歌の禁止。次にゲームの制限。そして今回は、エンタメ界への懲罰です。レコードチャイナからの引用です。
まず記事は、中国政府が芸能界の「大掃除」に乗り出した4つの背景について論じている。
8月27日、中国のネット上で「悪辣芸能人の番組およびコンテンツに対する徹底調査および整理に関する通知」という文章が拡散し、女性問題を起こしたヘンリー・フオ(霍尊)、巨額脱税のジェン・シュアン(鄭爽)、乃木神社での結婚式に参列してバッシングを受けた俳優チャン・ジョーハン(張哲瀚)と同じ事務所でかつて「旭日旗衣装」で大バッシングを受けたヴィッキー・チャオ(趙薇)、未成年女性への性的暴行問題を起こした元EXOのクリスことウー・イーファン(呉亦凡)が名指しで批判された。
まずこの段階で酒楽がおかしいと思うもの。
女性問題。女性問題に政府が介入するのか?
乃木神社での結婚式に参列。乃木神社での結婚式に参列してはいけないのか?結婚式ではないだろうから、乃木神社に問題がある?乃木大将が嫌い?帝国陸軍の英雄であるが、何か?
旭日旗衣装。中国も旭日旗がお嫌い?韓国だけじゃなかったのか?
脱税と性的暴行は非難されてしかるべきだ。
(中略)
そして最後は、一部の著名人が芸能界での地位を利用して中国共産党のイデオロギーに合わない言論を伝播している問題だ。芸能界は本来さまざまな考え方が混在する世界であり、「精神日本人」「精神米国人」芸能人や、中国共産党の主義に挑んでかかるような言論に事欠かないのだ。(翻訳・編集/川尻)
記事の最後の部分が、共産党政権の本音だろう。中国共産党のイデオロギーに合わない言論は、中華人民共和国に存在してはならないのだ。全ての根源はここにある。
歌を禁止するのも、ゲームを制限するのも、芸能界を粛正するのも、全ては、共産主義イデオロギーを維持するためなのだ。それが、中国共産党の存在儀なのだから当然の帰結だ。
焚書坑儒という行為は、天命を受けた独裁政権、つまり皇帝陛下が正しい政策を行うために必然的に導かれる政策だ。
皇帝陛下は、天命を受けているのだから、常に正しいのだ。そうでなければ、皇帝に権威が宿るはずがない。皇帝陛下は、地上における最高の権威なのだ。
地上最高の権威を貶める行為は、あってはならない。これが、中華の民の思想です。だから、皇帝陛下は、焚書坑儒を行い、世の中を正義をもって満たすのです。これが、支那における正義であり、4千年の伝統なのだ。
王朝が代わろうとも変わらないもの、それが焚書坑儒という伝統なのだ。現在もそれは変わらず、将来も変わることはないだろう。
人民解放軍兵士の親は、「危ないと思ったら逃げ戻って来い」と言っていると、とある本に書いてありました。
帝国陸軍は、その逆で、一般的な全滅の定義を超えて、戦闘を継続した特異な軍隊です。中国戦線で、2~3倍なら楽勝で、10倍程度でまともな戦闘になったと、これもとある本に書いてある。
防衛省の戦史叢書に記録があるので、伝説ではない。だが、大兵に戦術なし、というように絶対的な戦力差では如何ともし難いのが現実だ。支那は、この大兵で敵を圧倒するのを得意戦法としている。
自衛官の数は、ここ何十年と変化がありません。充足率は、定員には程遠い状況です。それは、予算によって「充足率」が決められるからです。
自衛隊を強くするために、せめて定員通りの充足100%にしてもらいたいと思う。編成装備通りの戦い方ができないのですよ、現状は。普通科小隊長は、〇〇人の部下を率いるのです。編制表ではそうなっているのです。でもですね、現状はその3分の2くらいの充足率なのです。
これでは、効果的な訓練にはなりません。たとえば、200人の隊員を率いる中隊長が、普段120人でしか訓練していなければ、急に200人に増やされても効果的な指揮はできません。やったことがなければ、急にやれと言われてもできないのは当然でしょ?
こんなところにも自衛隊の問題はある訳です。部隊の練度を上げるには、一朝一夕にはいかないのです。でも有事はいつ起きるかわかりません。
これでいいわけないでしょ?百年兵を養うは、この一戦にあり、と申すではありませんか。兵を養うのは、国家としても、民族としても当然の行為なのです。皆様の応援よろしくお願いします。
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