高市氏「台湾有事は日本の脅威」 総統との面会希望
2021/9/14 22:18 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210914-5FMUMJTR3ROC7K4P7WBY55GTGE/
酒楽は、高市議員を応援している。3候補の中では、高市議員が、総理総裁として最もふさわしいと思っている。
15日付産経新聞の朝刊では、高市氏のインタビュー記事が掲載されていたので、関係部分を紹介する。
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補を表明している高市早苗前総務相は14日、産経新聞のインタビューに応じ、台湾有事について「日本への脅威でもある。国民の命を守れないぐらいの事態に発展しかねない。自衛権の発動に近い状況となる可能性が高い」との認識を示し、集団的自衛権の行使を含め、日米両国で緊密に対応する必要性を強調した。
台湾有事は、日本の安全保障に直結する事態である。高市議員は、それをはっきりと指摘した。自衛権の発動に近い状況になる可能性が高い、と発言している。
実に真っ当な認識だ。台湾が中国に占領されれば、我が国のシーレーンが直接脅威を受け、我が国の生存そのものに破滅的な影響を及ぼすのは自明である。それをはっきりと言ったことに賛意と敬意を表したい。
岸田氏も河野氏もこの件について何ら発言をしていない。
同時に、今後台湾で親中政権が誕生した場合、中国への技術流出の危険性に備えた対応も必要と主張した。
鄧小平の甘言に誘われ、富と技術を大陸に垂れ流している日本企業。大陸に投資しても資本を自由化していないため、利益を国内に還元することができない。そして、安易な契約により、技術を中国企業に提供し、グローバル市場で退潮を余儀なくされている。
何のために大陸に進出したのだ?何のために技術を提供しているのだ?国際的な特許出願をしなかったため、重要で貴重な技術を失っている現状をどう考えているのだ。
一民間企業の失敗で終わらず、我が国の国家安全保障に大きな悪影響を及ぼしているという認識が決定的にかけているのだ。中国進出企業は。己の首を絞めていることに早く気づいてもらいたい。我が国の安全保障政策に悪影響を及ぼしていることも認識してもらいたい。
たとえば、先週末、フジテレビの日曜プライムに出演した高市議員と、橋下徹の議論を見た方も多いと思う。
高市議員の靖国参拝をめぐって、橋下徹は、総理大臣になっても靖国参拝を続ければ、中国が日本企業を中国市場から排除するような反撃をするかもしれない、それでも靖国を参拝するのか?安倍さんでもできなかったのに。と発言している。
それに対して高市議員は、参拝する、それと同時に靖国参拝を政治問題化しないようにする。政治問題化するような報道があるという事実に問題がある、と発言している。
総理大臣が靖国参拝を自粛するのは、そういう中国の圧力に屈するということなのだ。はっきり言えば、安倍前総理は、一度は参拝したが、その後参拝を自粛し、大陸の圧力に屈したということなのだ。
高市議員は、圧力に負けないと言っているのである。天晴だ。石平氏の警告のとおりだ。覇気を失えば、国を失うのだ。高市議員は、覇気がある。素晴らしいではないか。
中国当局による新疆(しんきょう)ウイグル自治区などでの人権侵害行為を非難する国会決議については「必要だ。先の通常国会での見送りは悔しかった」と述べ、早期の決議を目指す意向を示した。
インタビューのハイライトはこの部分だ。先般、2階は、決議を葬った。我が国の国益を著しく棄損した行為だ。高市議員は、早期の決議を目指すとしている。彼女の勇気ある発言に賛意を表する。
慰安婦やいわゆる徴用工といった歴史問題をめぐっては「中韓両国は不正確な情報を世界中にさまざまな手段で発信している。日本はあまりにも『歴史外交』が弱すぎる」と指摘。歴史外交を強化するため、内閣官房に省庁横断的な部署を設けることが有益だと訴えた。
菅首相が退陣を余儀なくされたのは、発信力の弱さだ。国内外を問わず、我が国の政策をタイムリーに強烈に発信する必要がある。世界は、言ったもん勝ちなのだ。高市氏は、よく理解している。
総裁選で勝利すれば初の女性首相に就く可能性が高いことについては「女性だとか男性だとかではなく、一人でも多くの自民党の同志が衆院選で勝つために全力を挙げる」と強調。
その通り。女性がーとか、女性をもっととか、言っている女性議員が多い中、彼女の主張は正論である。立候補を模索している某女性議員や、もっと女性議員の活躍をと主張している某元なんとか大臣だとかは、よく考えたほうがいい。君たちには、誰も期待していないと。
女性が、と言った時点で、総理候補としては失格なのだ。そんな簡単なことも理解できないのか。もっと勉強してから出直した方がいいよ。
とは言いつつ、総理候補と、総理大臣とでは、自ずと立場が違う。総理になった場合に、高市氏が、その主張のとおりに行動できるか否かは、彼女の「胆力」にかかっている。あらゆる困難にめげず、政策を実現しようとするなら、国民はついていくだろう。
某議員のように、自らの主張を封印するような行為は、政治家として自殺するようなものだ。そのような政治家を信頼する国民はいない。そうならないことを望む。
さて、対岸が反応しているので紹介する。
「中国を持ち出すな」自民党総裁選候補を批判
2021/9/14 20:58 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210914-QTUGP6W6VNOITFS44QJPEPI2WQ/
中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は14日の記者会見で、自民党総裁選の候補者に関し、「日本の政治屋は中国を持ち出してものを言うのをやめるべきだ。政治的な騒ぎ立てであり、無意味だ」と批判した。
岸田文雄前政調会長は新疆(しんきょう)ウイグル自治区などでの人権侵害を念頭に人権担当の首相補佐官を新設すると表明。高市早苗前総務相は首相就任後も中国が反発している靖国神社参拝を続けるとしている。(共同)
趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は今日も快調だ。酒楽は趙報道官が大好きである。彼ほど習近平主席の意図を理解している報道官はいない。
彼の言葉を聞いていると、習主席の意志が手に取るようにわかる。彼は有能な報道官だ。国家のためになっているかどうかは別にして。でも習氏はご満悦に違いない。
2021/9/14 22:18 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210914-5FMUMJTR3ROC7K4P7WBY55GTGE/
酒楽は、高市議員を応援している。3候補の中では、高市議員が、総理総裁として最もふさわしいと思っている。
15日付産経新聞の朝刊では、高市氏のインタビュー記事が掲載されていたので、関係部分を紹介する。
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補を表明している高市早苗前総務相は14日、産経新聞のインタビューに応じ、台湾有事について「日本への脅威でもある。国民の命を守れないぐらいの事態に発展しかねない。自衛権の発動に近い状況となる可能性が高い」との認識を示し、集団的自衛権の行使を含め、日米両国で緊密に対応する必要性を強調した。
台湾有事は、日本の安全保障に直結する事態である。高市議員は、それをはっきりと指摘した。自衛権の発動に近い状況になる可能性が高い、と発言している。
実に真っ当な認識だ。台湾が中国に占領されれば、我が国のシーレーンが直接脅威を受け、我が国の生存そのものに破滅的な影響を及ぼすのは自明である。それをはっきりと言ったことに賛意と敬意を表したい。
岸田氏も河野氏もこの件について何ら発言をしていない。
同時に、今後台湾で親中政権が誕生した場合、中国への技術流出の危険性に備えた対応も必要と主張した。
鄧小平の甘言に誘われ、富と技術を大陸に垂れ流している日本企業。大陸に投資しても資本を自由化していないため、利益を国内に還元することができない。そして、安易な契約により、技術を中国企業に提供し、グローバル市場で退潮を余儀なくされている。
何のために大陸に進出したのだ?何のために技術を提供しているのだ?国際的な特許出願をしなかったため、重要で貴重な技術を失っている現状をどう考えているのだ。
一民間企業の失敗で終わらず、我が国の国家安全保障に大きな悪影響を及ぼしているという認識が決定的にかけているのだ。中国進出企業は。己の首を絞めていることに早く気づいてもらいたい。我が国の安全保障政策に悪影響を及ぼしていることも認識してもらいたい。
たとえば、先週末、フジテレビの日曜プライムに出演した高市議員と、橋下徹の議論を見た方も多いと思う。
高市議員の靖国参拝をめぐって、橋下徹は、総理大臣になっても靖国参拝を続ければ、中国が日本企業を中国市場から排除するような反撃をするかもしれない、それでも靖国を参拝するのか?安倍さんでもできなかったのに。と発言している。
それに対して高市議員は、参拝する、それと同時に靖国参拝を政治問題化しないようにする。政治問題化するような報道があるという事実に問題がある、と発言している。
総理大臣が靖国参拝を自粛するのは、そういう中国の圧力に屈するということなのだ。はっきり言えば、安倍前総理は、一度は参拝したが、その後参拝を自粛し、大陸の圧力に屈したということなのだ。
高市議員は、圧力に負けないと言っているのである。天晴だ。石平氏の警告のとおりだ。覇気を失えば、国を失うのだ。高市議員は、覇気がある。素晴らしいではないか。
中国当局による新疆(しんきょう)ウイグル自治区などでの人権侵害行為を非難する国会決議については「必要だ。先の通常国会での見送りは悔しかった」と述べ、早期の決議を目指す意向を示した。
インタビューのハイライトはこの部分だ。先般、2階は、決議を葬った。我が国の国益を著しく棄損した行為だ。高市議員は、早期の決議を目指すとしている。彼女の勇気ある発言に賛意を表する。
慰安婦やいわゆる徴用工といった歴史問題をめぐっては「中韓両国は不正確な情報を世界中にさまざまな手段で発信している。日本はあまりにも『歴史外交』が弱すぎる」と指摘。歴史外交を強化するため、内閣官房に省庁横断的な部署を設けることが有益だと訴えた。
菅首相が退陣を余儀なくされたのは、発信力の弱さだ。国内外を問わず、我が国の政策をタイムリーに強烈に発信する必要がある。世界は、言ったもん勝ちなのだ。高市氏は、よく理解している。
総裁選で勝利すれば初の女性首相に就く可能性が高いことについては「女性だとか男性だとかではなく、一人でも多くの自民党の同志が衆院選で勝つために全力を挙げる」と強調。
その通り。女性がーとか、女性をもっととか、言っている女性議員が多い中、彼女の主張は正論である。立候補を模索している某女性議員や、もっと女性議員の活躍をと主張している某元なんとか大臣だとかは、よく考えたほうがいい。君たちには、誰も期待していないと。
女性が、と言った時点で、総理候補としては失格なのだ。そんな簡単なことも理解できないのか。もっと勉強してから出直した方がいいよ。
とは言いつつ、総理候補と、総理大臣とでは、自ずと立場が違う。総理になった場合に、高市氏が、その主張のとおりに行動できるか否かは、彼女の「胆力」にかかっている。あらゆる困難にめげず、政策を実現しようとするなら、国民はついていくだろう。
某議員のように、自らの主張を封印するような行為は、政治家として自殺するようなものだ。そのような政治家を信頼する国民はいない。そうならないことを望む。
さて、対岸が反応しているので紹介する。
「中国を持ち出すな」自民党総裁選候補を批判
2021/9/14 20:58 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210914-QTUGP6W6VNOITFS44QJPEPI2WQ/
中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は14日の記者会見で、自民党総裁選の候補者に関し、「日本の政治屋は中国を持ち出してものを言うのをやめるべきだ。政治的な騒ぎ立てであり、無意味だ」と批判した。
岸田文雄前政調会長は新疆(しんきょう)ウイグル自治区などでの人権侵害を念頭に人権担当の首相補佐官を新設すると表明。高市早苗前総務相は首相就任後も中国が反発している靖国神社参拝を続けるとしている。(共同)
趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は今日も快調だ。酒楽は趙報道官が大好きである。彼ほど習近平主席の意図を理解している報道官はいない。
彼の言葉を聞いていると、習主席の意志が手に取るようにわかる。彼は有能な報道官だ。国家のためになっているかどうかは別にして。でも習氏はご満悦に違いない。
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