H2Aロケット打ち上げ 日本版GPSを更新 2021/10/26 11:28 産経ニュース
日本版の衛星利用測位システム(GPS)ちびき」初号機の後継機を搭載したH2Aロケット44号機が26日午前11時19分、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられた。
みちびきは電波で地上の位置を計測するための日本独自の測位衛星で、平成30年から4基体制で運用中。22年に打ち上げた初号機は耐用年数の10年を超えて老朽化しており、設計寿命を伸ばすなどの改良を加えた今回の後継機に入れ替える。
日本のほぼ真上を長時間飛行できる特殊な楕円(だえん)軌道を周回し、米国が運用するGPS衛星と併用することで高精度な計測が可能になっている。スマートフォンの位置情報や車の自動運転、小型無人機ドローンによる農薬散布など幅広い用途が見込まれている。
内閣府は令和5年度をめどにさらに3基を追加し、日本周辺を24時間態勢で高精度に測位できる計7基での運用開始を目指している。
短い記事なので、全文を引用しました。
読者諸兄の皆様は、測位衛星とか、準天頂衛星とかをご存知でしょうか。当たり前にご存知の方が多いと思いますが、中には知らない方もいらっしゃると思いますので、ご紹介しました。
「日本版GPSと称される」という枕詞で紹介されることが多い「みちびき」なので、GPSなのだなと思われる方が多いと思います。正解ですww
ですが、みちびきは、単なるGPSとは少々異なります。
まず、運用する測位衛星は、7機を予定しています。少ないんじゃね?と思われる方が多いと思います。
GPSは30基ほど、ヨーロッパが運用するガリレオは約50機、ロシア、中国は30機ほどで、それに比べると、如何にも少ないですね。
次にカバーする範囲ですが、日本及びアジア太平洋地域をカバーすることになっています。つまり局地的なサービスということです。
では、GPSがあるのに、何故日本独自の測位システムを構築しようとしているのでしょうか。
準天頂衛星システム 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%96%E5%A4%A9%E9%A0%82%E8%A1%9B%E6%98%9F%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

酒楽が説明するまでもなく、Wikiを見ていただければ一目瞭然です。
さて、Wikiにも、産経の記事でも触れられていないものがあります。何故なら、酒楽の妄想だからです。
その妄想とは、ズバリ、準天頂衛星を利用した巡航ミサイルが実用可能になるからです。
もうおわかりですね。我が国こそ、欧米中露にも負けない高性能な巡航ミサイルを開発できる基盤を持っているということなのです。もちろん、カバーする範囲は、「みちびき」と同じです。その中にどんな国があるのか、酒楽は知りませんがww
みちびきの精度は、1センチメートルくらいではないかと言われています。おそらく、GPSの軍用モードよりも精度は高いでしょう。たとえば、建物の部屋まで識別することが可能だと思います。いや、だれが住んでいるかは知らないですよ。
つまり、「みちびき」を利用した巡航ミサイルを持つことができるのです、日本は。やろうと思えば。
高市議員の言葉を借りれば、みちびきを前提とした巡航ミサイルは、敵基地攻撃能力そのものだということなのです。
弾頭に何を乗せようとするのかは、酒楽は知りません。関心もありません。でも、間違いなく、みちびきがカバーする範囲ならば、1センチ単位で誘導することができるということです。
これは、位置の明らかになっている軍事施設は、全て標的になりうるということですね。いや、酒楽の妄想ですよ。何度も言いますが。そんなこともできるのではないかと。できればいいなと。
みちびきは、2023年に7機体制になると、Wikiには書いてあります。するとあと2年後には、運用を開始できるのかもしれません。いやー便利になるのでしょうね。もう「目的地周辺です。案内を終了します」というナビを信用して、一般道ではなく、高速道路をまっすぐ行かなければならないようなことは無くなると思います。
みちびきは、我が国の運用する衛星測位システムです。他国に依存しているわけではありません。そして、精度は世界最高レベルです。いいですねー。早くサービスを開始してもらいたいものです。
ただし、ひとつ疑問があります。米国のGPSは、公開モードと軍用モードがあります。軍用モードは、公開モードより一段と精度が高いと言われています。どのくらいかはわかりません。
我が国の測位システムみちびきも、公開モードと自衛隊モードにすべきだと思います。全て公開モードにすると、悪用される恐れがあるからです。誰がとは申しません。
何でもかんでも公開すればいいというものではないでしょう。日本独自の測位衛星システムは、日本の国益そのものなのですから。ただで利用できるものはそれなりでいいのです。
そのくらい、政府は既に織り込み済みならいいのですが、お人好しにも全て公開してしまえば、禍根を残すことになるでしょう。
政府の英断を期待したいと思います。
ずいぶん前に準備した記事です。いろいろ問題がありますねwwwカバー範囲を見ると、日本周辺に限られているので、酒楽の妄想がどこまで可能なのか疑問ですねwwwまあ素人の浅はかな考えなので当然ですけど。ただ、国益に資するためにいろいろ処置すべき事項があるのは事実だと思います。
ウクライナ戦争や尖閣を見て、日本版GPSもその運用を見直すべきだと酒楽は思います。
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