高市氏、北発射で「防衛力つけなければ国民守れぬ」
2021/9/15 17:19 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210915-G7N3SCFU75NMPBEWYIWJALANCQ/
河野氏、北ミサイル発射「情報収集力と抑止力高める必要」
2021/9/15 13:59 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210915-FJEN7PRDONKTPH5OMWZDVYYUSU/
岸田・高市氏、敵基地攻撃に言及 河野氏はサイバー対処主張
2021年09月13日21時26分 JIJI.COM
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091301023&g=pol
北朝鮮が連日ミサイルを発射している。
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への立候補を表明している高市早苗前総務相は15日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて「日本だけでなく、国際社会全体の脅威だ。各国と連携して抗議していくと同時に、防衛大綱の見直しも含めてミサイルに対しての防衛力をつけていかなければ、日本の国民の命も国土も守れない」と述べた。
総裁選立候補を表明している高市議員は、すぐさま反応した。上記の通りである。
二つ目の引用記事は、河野氏がテレ朝の情報番組で発言した内容で、以下の通り。
「日本として情報収集能力と、日米同盟での抑止力を高めていくことが必要だ」と述べた。同時に「そういう意味で、いろいろと自衛隊のこれからのあり方も装備の面からしっかりと考えていく必要がある」との認識も示した。
3つ目の記事は、JIJI.COMからの引用で、安全保障に関する3候補の考え方が紹介されている。以下に全文引用する。
北朝鮮が新型長距離巡航ミサイルの発射実験を行ったことを受け、自民党総裁選に出馬する3氏が13日、それぞれ対応策について語った。岸田文雄前政調会長と高市早苗前総務相は敵基地攻撃能力の保有に言及し、河野太郎規制改革担当相はサイバー・電磁波など新たな領域の対処力向上に力点を置いた。
岸田氏は記者会見で「周辺国のミサイル能力が進化する中、防衛力強化に取り組む」と表明。敵基地攻撃能力保有を「有力な選択肢」と明言した上で、先制攻撃に対する反撃なら「憲法との兼ね合いも整理できる」との認識を示した。
高市氏は記者団に「波状攻撃されたら守り切る能力がない。日本が精密誘導ミサイルを撃つ可能性がある、という抑止力を持つべきだ」と強調。「敵基地の無力化」を可能にする法整備の必要性も訴えた。
河野氏は記者団に、北朝鮮が移動式発射台を持つことから「敵基地攻撃は随分前の議論だ」と指摘。日米同盟強化による抑止力向上を主張するとともに「軍事力で戦う以前にサイバー戦や情報戦、グレーゾーン事態にどう対応するかという時代になっている」と述べた。
さて、北朝鮮によるミサイル発射は、絶妙のタイミングで、総理総裁候補3氏の安全保障観を確認する絶好の機会を提供してくれた。さすがだね、ジョン君。
さて、3候補の考えについて、酒楽の意見を述べる。
まず、河野氏。逃げているね。敵基地攻撃は随分前の議論だ、と述べた。いや、あなたの考えを聞きたいのだよ、わかってる河野さん?
敵基地攻撃能力について、高市氏は保有するべきだとし、具体的に言及している。岸田氏は、敵基地攻撃能力保有を有力な選択肢だと述べた。
これで、おわかりいただけだろうか。北朝鮮のミサイル発射に対して、明確に敵基地攻撃能力を保有すべきで、防衛力の向上が必要だと述べる高市氏。
敵基地攻撃能力は、有力な選択肢だと述べる岸田氏。
敵基地攻撃能力は随分前の議論だ、と述べて、敵基地攻撃能力保有について、発言を避けた河野氏。しかも、「軍事力で戦う以前にサイバー戦や情報戦、グレーゾーン事態にどう対応するかという時代になっている」と述べた。
河野氏は、サイバー戦やグレーゾーン対処を優先すると。軍事力で戦う以前に。こういうことだそうだ。
つまり、戦わないってことだね?河野さん。先に、地上発射型イージスアショアの廃止を誰にも調整せずに一方的に防衛大臣の職責で決めてしまったのと軌を一にしていると、酒楽は思う。
岸田さんは、相変わらずだ。「議論する必要がある」氏だ。自分の考えが無いのだ。あっても明確に言わない。これでは、菅さんと同じく、発信力に欠け、国家の大事を託せるとは思えない。河野さんよりはましだと思うが。
ジョン君がミサイルを発射してくれたおかげで、図らずも我が国の総理大臣候補の覚悟のほどがよくわかった。国政を任せるに足る人物がどなたであるか、国民は知ることができた。
もっとも、そのような関心をもって、情報を知る努力をした人だけがわかるのであるが。地上波を見ているだけでは知り様がない。そこで、不肖酒楽が、拙い発信力ではあるが、こうやって、読者諸兄に情報を提供しているのである。
まあ、拙稿をご覧になっている奇特な読者様は、ほとんどが酒楽と同類で、「あなたに言われるまでもなく知っている」ことでしょう。
ですが、ときどき、見ず知らずの方が、間違って、拙稿を訪れていらっしゃるようなので、そういう方のために、極めて偏っている酒楽の意見を開陳しているわけです。
余談を。
メディアは、河野さん一択ですね。石破さんと小泉さんが支援を表明しました。各メディアは河野さんが世論調査でトップだと報じています。多維新聞も朝日新聞の調査を紹介して、河野氏が次期総裁の最有力候補だと紹介している始末。
菅さんを退陣させて、野党もメディアもはしゃいでいるけど、結果、自民党総裁選は盛り上がり、野党の政権奪還は風前の灯火というのが事実だろう。
誰が選ばれるのか、予断は許さない状況でしょうが、メディアに無視されている高市氏が、救国の士だと酒楽は思います。
安倍さんですらなかなか言えなかったことを堂々と発言する胆力。今までにないタイプの総理大臣が誕生するのではないかと期待しています。
2021/9/15 17:19 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210915-G7N3SCFU75NMPBEWYIWJALANCQ/
河野氏、北ミサイル発射「情報収集力と抑止力高める必要」
2021/9/15 13:59 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210915-FJEN7PRDONKTPH5OMWZDVYYUSU/
岸田・高市氏、敵基地攻撃に言及 河野氏はサイバー対処主張
2021年09月13日21時26分 JIJI.COM
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091301023&g=pol
北朝鮮が連日ミサイルを発射している。
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への立候補を表明している高市早苗前総務相は15日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて「日本だけでなく、国際社会全体の脅威だ。各国と連携して抗議していくと同時に、防衛大綱の見直しも含めてミサイルに対しての防衛力をつけていかなければ、日本の国民の命も国土も守れない」と述べた。
総裁選立候補を表明している高市議員は、すぐさま反応した。上記の通りである。
二つ目の引用記事は、河野氏がテレ朝の情報番組で発言した内容で、以下の通り。
「日本として情報収集能力と、日米同盟での抑止力を高めていくことが必要だ」と述べた。同時に「そういう意味で、いろいろと自衛隊のこれからのあり方も装備の面からしっかりと考えていく必要がある」との認識も示した。
3つ目の記事は、JIJI.COMからの引用で、安全保障に関する3候補の考え方が紹介されている。以下に全文引用する。
北朝鮮が新型長距離巡航ミサイルの発射実験を行ったことを受け、自民党総裁選に出馬する3氏が13日、それぞれ対応策について語った。岸田文雄前政調会長と高市早苗前総務相は敵基地攻撃能力の保有に言及し、河野太郎規制改革担当相はサイバー・電磁波など新たな領域の対処力向上に力点を置いた。
岸田氏は記者会見で「周辺国のミサイル能力が進化する中、防衛力強化に取り組む」と表明。敵基地攻撃能力保有を「有力な選択肢」と明言した上で、先制攻撃に対する反撃なら「憲法との兼ね合いも整理できる」との認識を示した。
高市氏は記者団に「波状攻撃されたら守り切る能力がない。日本が精密誘導ミサイルを撃つ可能性がある、という抑止力を持つべきだ」と強調。「敵基地の無力化」を可能にする法整備の必要性も訴えた。
河野氏は記者団に、北朝鮮が移動式発射台を持つことから「敵基地攻撃は随分前の議論だ」と指摘。日米同盟強化による抑止力向上を主張するとともに「軍事力で戦う以前にサイバー戦や情報戦、グレーゾーン事態にどう対応するかという時代になっている」と述べた。
さて、北朝鮮によるミサイル発射は、絶妙のタイミングで、総理総裁候補3氏の安全保障観を確認する絶好の機会を提供してくれた。さすがだね、ジョン君。
さて、3候補の考えについて、酒楽の意見を述べる。
まず、河野氏。逃げているね。敵基地攻撃は随分前の議論だ、と述べた。いや、あなたの考えを聞きたいのだよ、わかってる河野さん?
敵基地攻撃能力について、高市氏は保有するべきだとし、具体的に言及している。岸田氏は、敵基地攻撃能力保有を有力な選択肢だと述べた。
これで、おわかりいただけだろうか。北朝鮮のミサイル発射に対して、明確に敵基地攻撃能力を保有すべきで、防衛力の向上が必要だと述べる高市氏。
敵基地攻撃能力は、有力な選択肢だと述べる岸田氏。
敵基地攻撃能力は随分前の議論だ、と述べて、敵基地攻撃能力保有について、発言を避けた河野氏。しかも、「軍事力で戦う以前にサイバー戦や情報戦、グレーゾーン事態にどう対応するかという時代になっている」と述べた。
河野氏は、サイバー戦やグレーゾーン対処を優先すると。軍事力で戦う以前に。こういうことだそうだ。
つまり、戦わないってことだね?河野さん。先に、地上発射型イージスアショアの廃止を誰にも調整せずに一方的に防衛大臣の職責で決めてしまったのと軌を一にしていると、酒楽は思う。
岸田さんは、相変わらずだ。「議論する必要がある」氏だ。自分の考えが無いのだ。あっても明確に言わない。これでは、菅さんと同じく、発信力に欠け、国家の大事を託せるとは思えない。河野さんよりはましだと思うが。
ジョン君がミサイルを発射してくれたおかげで、図らずも我が国の総理大臣候補の覚悟のほどがよくわかった。国政を任せるに足る人物がどなたであるか、国民は知ることができた。
もっとも、そのような関心をもって、情報を知る努力をした人だけがわかるのであるが。地上波を見ているだけでは知り様がない。そこで、不肖酒楽が、拙い発信力ではあるが、こうやって、読者諸兄に情報を提供しているのである。
まあ、拙稿をご覧になっている奇特な読者様は、ほとんどが酒楽と同類で、「あなたに言われるまでもなく知っている」ことでしょう。
ですが、ときどき、見ず知らずの方が、間違って、拙稿を訪れていらっしゃるようなので、そういう方のために、極めて偏っている酒楽の意見を開陳しているわけです。
余談を。
メディアは、河野さん一択ですね。石破さんと小泉さんが支援を表明しました。各メディアは河野さんが世論調査でトップだと報じています。多維新聞も朝日新聞の調査を紹介して、河野氏が次期総裁の最有力候補だと紹介している始末。
菅さんを退陣させて、野党もメディアもはしゃいでいるけど、結果、自民党総裁選は盛り上がり、野党の政権奪還は風前の灯火というのが事実だろう。
誰が選ばれるのか、予断は許さない状況でしょうが、メディアに無視されている高市氏が、救国の士だと酒楽は思います。
安倍さんですらなかなか言えなかったことを堂々と発言する胆力。今までにないタイプの総理大臣が誕生するのではないかと期待しています。
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