自民党総裁選4候補 核燃料サイクルめぐり議論
2021年9月26日 日曜 午後0:05 FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/244412
河野規制改革相「国内で取り出されたプルトニウムは、MOX燃料に当分なりませんから、プルトニウムがどんどんたまっていくだけ。そのために何十兆円という莫大(ばくだい)なコストがかかっていく。とても合理的な政策とはいえないと思う」
岸田前政調会長「再稼働しながら核燃サイクルを止めるということは、原発を動かすことは難しくなってしまう。2030年、CO2マイナス46%という目標は難しくなるし、電力コスト自体もはね上がる」
高市前総務相「続けなければ、ただのゴミになってしまう。これは安定的なエネルギー供給体制からも逸脱していく。しっかりと、これは核燃料サイクルを進めるべきだと」
また、総理大臣に就任した際の看板政策については、次のように主張した。
高市前総務相「日本経済強靱(きょうじん)化計画でございます。とにかく、いま非常に厳しい時期ですが、これから日本人や世界中の方々が確実に直面する、さまざまなリスクを最小化する」
日本の原潜保有に河野氏、高市氏前向き
2021/9/26 11:46 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210926-CV73HYDFDJIJBIC3DGFDSBS37U/
自民党総裁選(29日投開票)に立候補した4候補は26日午前のフジテレビ番組に出演し、日本の原子力潜水艦の保有をめぐって議論した。河野太郎ワクチン担当相と高市早苗前総務相は保有に前向きな考えを示したのに対し、岸田文雄前政調会長と野田聖子幹事長代行は慎重姿勢だった。
一方、岸田氏は「原子力の技術は大事だが、日本の安全保障の体制を考えた場合、どこまで必要なのか」と指摘。そのうえで「わが国の潜水艦体制の最大の弱点は人員の確保だ。処遇改善、人員確保を優先的に考えるべきだ」と語った。
靖国参拝については、高市氏は参拝する。岸田氏は、参拝したい。時期明言せず。河野、野田氏参拝しない。
ここ一両日の4候補の発言の中から、酒楽の関心を引いたものを抜粋して引用した。
核燃サイクルは、維持するべきだ。理由は、我が国の抑止力のためだ。この件については、過去何度か言及しているが、国家存立の危機に際して、我が国の独立を維持するためには、あらゆる手段を追及すべきだし、そのための準備を普段から行う必要がある。
特に、日米同盟に国家存立の大部分を依存している我が国は、常にアフガン化のリスクを負っている。永遠の同盟国はいないのだ。日米同盟が何らかの理由によって解消された場合、我が国独自で、国家存立を確保するための手立てが必要なのだ。そのための手段の一つが、核燃サイクルだ。
核燃サイクルは、電源確保のためだけではない。日米同盟消滅の暁に、核恫喝を受ける可能性があるため、自力で抑止力を確保しなければ、国は亡ぶのである。そのために、核燃サイクルが必要なのだ。リスクがあるため、これ以上の言及は避けるが、当然必要である。
この我が国の核燃サイクルが、我が国独自の抑止力となることを歓迎しない勢力がいるのだ。なおさら必要だ。だから、河野のように、核燃サイクルを廃止しようとする輩は、我が国の安全保障を蔑ろにするものであり、我が国の抑止力向上を喜ばない勢力に忖度していることになるのだ。我が国の国益を毀損するとはそういうことだ。
次は原潜。原潜保有に、河野が前向きなのには少々驚いた。逆に、岸田は後ろ向き。だが、岸田氏の自衛隊員処遇改善には賛成する。命を懸けて国を守る自衛官、自衛隊員の処遇を改善しなければ、我が国の根幹が揺らぐのだ。速やかに実行してもらいたい。
豪州が原潜保有可能なら、我が国も可能だろう。当然、米国に要求すべきだ。我が国も原潜を保有したいので、技術供与と製造協力をお願いしたいと。
そこで、米国が難色を示すようなら、日米同盟は瓦解する可能性がある。瓦解する可能性のある同盟は、いずれ解消される運命にあり、我が国の危機には役には立つまい。だから、米国の覚悟を確認する必要がある。核の傘の信頼性を。
靖国については、紹介のとおり。河野は、他国の慰霊施設には参拝するのに、なぜ、靖国に参拝しないのだ。
先の大戦で散華された英霊は、靖国で会ったのだ。戦友に。英霊は、靖国に眠っているのだ。その魂が。英霊に感謝するため参拝するのは、日本人として当然ではないか。首相となる以前に、現時点で参拝していない、参拝しようとしない議員にどうやって我が国の行政を任せられるのだ。
終戦の日でなくともいい、例大祭でなくてもいい、いつでもいいのだ。参拝して英霊に感謝の念を伝えてもらいたい。それが総理大臣としての当然の責務だろう。反対する勢力があるなら、ますます参拝する必要がある。我が国の覚悟を見せればいいのだ。それができなければ、舐められるだけだ。
総じて、河野は、我が国の国益を毀損し、大陸に有利な政策を表明している。とても日本国総理大臣候補とは思えない。
高市氏は、一つ一つの政策とその考え方が素晴らしい。「日本経済強靱(きょうじん)化計画でございます。」彼女の看板政策だそうだ。
それが正解だ。我が国の閉塞状況を打破するには、とにかく経済を活性化させ、国民に対し、明るい未来を保証することが最も重要なのだ。少子高齢化対策も、還元すれば、経済成長政策に他ならない。
だから、高市氏の言うように、プライマリーバランスは当面封印し、機動的な財政出動を行い、2%インフレ目標を達成し、日本経済を再び上昇傾向にすることが、全ての政策に優先する課題なのだ。また、我が国の安全保障環境を向上させるため、少なくとも防衛費を2倍にするという高市候補の考えは至極真っ当な政策だ。
高市氏だけがそれを理解し、実行しようとしている。彼女が、最も総理総裁に相応しい。
河野太郎は、我が国に仇をなすだろう。経済界も種々な理由から、河野を忌避しているようだ。賛意を表する。
野田氏に言及していない?申し訳ないが、野田氏は泡まつ候補だ。論評に値しない。主張も子育て支援が目立つくらいで、これと言ったものがない。政策も抽象的で、説得力のあるものはない。はっきり言えば、立候補したのが間違いだと思う。
何度も言うが、酒楽は、高市氏を支持している。彼女だけが、鬱勃とした日本の現状を打破してくれる希望の星だ。
2021年9月26日 日曜 午後0:05 FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/244412
河野規制改革相「国内で取り出されたプルトニウムは、MOX燃料に当分なりませんから、プルトニウムがどんどんたまっていくだけ。そのために何十兆円という莫大(ばくだい)なコストがかかっていく。とても合理的な政策とはいえないと思う」
岸田前政調会長「再稼働しながら核燃サイクルを止めるということは、原発を動かすことは難しくなってしまう。2030年、CO2マイナス46%という目標は難しくなるし、電力コスト自体もはね上がる」
高市前総務相「続けなければ、ただのゴミになってしまう。これは安定的なエネルギー供給体制からも逸脱していく。しっかりと、これは核燃料サイクルを進めるべきだと」
また、総理大臣に就任した際の看板政策については、次のように主張した。
高市前総務相「日本経済強靱(きょうじん)化計画でございます。とにかく、いま非常に厳しい時期ですが、これから日本人や世界中の方々が確実に直面する、さまざまなリスクを最小化する」
日本の原潜保有に河野氏、高市氏前向き
2021/9/26 11:46 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210926-CV73HYDFDJIJBIC3DGFDSBS37U/
自民党総裁選(29日投開票)に立候補した4候補は26日午前のフジテレビ番組に出演し、日本の原子力潜水艦の保有をめぐって議論した。河野太郎ワクチン担当相と高市早苗前総務相は保有に前向きな考えを示したのに対し、岸田文雄前政調会長と野田聖子幹事長代行は慎重姿勢だった。
一方、岸田氏は「原子力の技術は大事だが、日本の安全保障の体制を考えた場合、どこまで必要なのか」と指摘。そのうえで「わが国の潜水艦体制の最大の弱点は人員の確保だ。処遇改善、人員確保を優先的に考えるべきだ」と語った。
靖国参拝については、高市氏は参拝する。岸田氏は、参拝したい。時期明言せず。河野、野田氏参拝しない。
ここ一両日の4候補の発言の中から、酒楽の関心を引いたものを抜粋して引用した。
核燃サイクルは、維持するべきだ。理由は、我が国の抑止力のためだ。この件については、過去何度か言及しているが、国家存立の危機に際して、我が国の独立を維持するためには、あらゆる手段を追及すべきだし、そのための準備を普段から行う必要がある。
特に、日米同盟に国家存立の大部分を依存している我が国は、常にアフガン化のリスクを負っている。永遠の同盟国はいないのだ。日米同盟が何らかの理由によって解消された場合、我が国独自で、国家存立を確保するための手立てが必要なのだ。そのための手段の一つが、核燃サイクルだ。
核燃サイクルは、電源確保のためだけではない。日米同盟消滅の暁に、核恫喝を受ける可能性があるため、自力で抑止力を確保しなければ、国は亡ぶのである。そのために、核燃サイクルが必要なのだ。リスクがあるため、これ以上の言及は避けるが、当然必要である。
この我が国の核燃サイクルが、我が国独自の抑止力となることを歓迎しない勢力がいるのだ。なおさら必要だ。だから、河野のように、核燃サイクルを廃止しようとする輩は、我が国の安全保障を蔑ろにするものであり、我が国の抑止力向上を喜ばない勢力に忖度していることになるのだ。我が国の国益を毀損するとはそういうことだ。
次は原潜。原潜保有に、河野が前向きなのには少々驚いた。逆に、岸田は後ろ向き。だが、岸田氏の自衛隊員処遇改善には賛成する。命を懸けて国を守る自衛官、自衛隊員の処遇を改善しなければ、我が国の根幹が揺らぐのだ。速やかに実行してもらいたい。
豪州が原潜保有可能なら、我が国も可能だろう。当然、米国に要求すべきだ。我が国も原潜を保有したいので、技術供与と製造協力をお願いしたいと。
そこで、米国が難色を示すようなら、日米同盟は瓦解する可能性がある。瓦解する可能性のある同盟は、いずれ解消される運命にあり、我が国の危機には役には立つまい。だから、米国の覚悟を確認する必要がある。核の傘の信頼性を。
靖国については、紹介のとおり。河野は、他国の慰霊施設には参拝するのに、なぜ、靖国に参拝しないのだ。
先の大戦で散華された英霊は、靖国で会ったのだ。戦友に。英霊は、靖国に眠っているのだ。その魂が。英霊に感謝するため参拝するのは、日本人として当然ではないか。首相となる以前に、現時点で参拝していない、参拝しようとしない議員にどうやって我が国の行政を任せられるのだ。
終戦の日でなくともいい、例大祭でなくてもいい、いつでもいいのだ。参拝して英霊に感謝の念を伝えてもらいたい。それが総理大臣としての当然の責務だろう。反対する勢力があるなら、ますます参拝する必要がある。我が国の覚悟を見せればいいのだ。それができなければ、舐められるだけだ。
総じて、河野は、我が国の国益を毀損し、大陸に有利な政策を表明している。とても日本国総理大臣候補とは思えない。
高市氏は、一つ一つの政策とその考え方が素晴らしい。「日本経済強靱(きょうじん)化計画でございます。」彼女の看板政策だそうだ。
それが正解だ。我が国の閉塞状況を打破するには、とにかく経済を活性化させ、国民に対し、明るい未来を保証することが最も重要なのだ。少子高齢化対策も、還元すれば、経済成長政策に他ならない。
だから、高市氏の言うように、プライマリーバランスは当面封印し、機動的な財政出動を行い、2%インフレ目標を達成し、日本経済を再び上昇傾向にすることが、全ての政策に優先する課題なのだ。また、我が国の安全保障環境を向上させるため、少なくとも防衛費を2倍にするという高市候補の考えは至極真っ当な政策だ。
高市氏だけがそれを理解し、実行しようとしている。彼女が、最も総理総裁に相応しい。
河野太郎は、我が国に仇をなすだろう。経済界も種々な理由から、河野を忌避しているようだ。賛意を表する。
野田氏に言及していない?申し訳ないが、野田氏は泡まつ候補だ。論評に値しない。主張も子育て支援が目立つくらいで、これと言ったものがない。政策も抽象的で、説得力のあるものはない。はっきり言えば、立候補したのが間違いだと思う。
何度も言うが、酒楽は、高市氏を支持している。彼女だけが、鬱勃とした日本の現状を打破してくれる希望の星だ。
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