プロフィール

酒楽

Author:酒楽
 自衛隊を応援するとともに真正保守政治を確立し、日本人の誇りを取り戻すブログ。

最新記事

プライバシーポリシー

当サイトに掲載されている広告について 当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net、Amazonアソシエイト、バリューコマース、iTunes アフィリエイトプログラム)を利用しています。 このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。 またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。 当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて 当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。 このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。 このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。 この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。 この規約に関して、詳しくはこちら、またはこちらをクリックしてください。 当サイトへのコメントについて 当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。 これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。 また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。 全てのコメントは管理人であるハルトが事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。 加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。 •特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。 •極度にわいせつな内容を含むもの。 •禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。 •その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
0 コメント

胎動する台湾危機

マクマスター元補佐官「米中関係は危険な時代に」
2021/10/5 16:25 黒瀬 悦成 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20211005-LBSVQSHZTZKTRASRMZJLIUGS7U/

海自、英空母と南シナ海で共同訓練
2021/10/5 15:57 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20211005-GMHF75OYYVIXPJHFKYGPHTDEEI/

 台湾海峡の波が高い。連日、中国軍機が台湾の防空識別圏に侵入し、台湾を威圧している。台湾の蔡総統は、一歩も引く構えを見せず、それだけがせめてもの救いである。

 この状況に、トランプ前米政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたH・R・マクマスター氏は、以下のように産経新聞のインタビューに答えている。

 マクマスター氏は中国軍機の進入について、中国が長年にわたり展開している台湾への威圧行為の一環であると指摘しつつ、こうした行為が、より侵略的な軍事行動にエスカレートする兆候である恐れも「排除しない」と警告した。

 その上で「米国や日本、欧州連合(EU)など自由世界が中国に対し、そのような侵略は容認できないと明確にすることが非常に重要だ」と訴えた。

 具体的には「米台と日本が中国軍への対処能力を向上させると同時に、オーストラリアなどの域内諸国と一緒に、中国共産党指導部と人民解放軍が(台湾統一の)目的に向け武力行使や威圧行動に踏み切っても無駄だと思わせるよう、『拒否的抑止』を確立すべきだ」とした。


 非常に重要な指摘だ。習政権は、ますます台湾への圧力を増し、併合の意志を隠そうともしなくなった。危険である。台湾併合と尖閣危機は、同時に起きる可能性もある。既に何度も主張してきたことだが、台湾併合作戦において、尖閣は、米中双方にとって、緊要な地形なのだ。尖閣を支配している側が有利になるのは言うまでもない。

 習近平は、終身主席として、国民から仰ぎ見られることを願っている。そのためには、台湾併合という実績が必要不可欠なのだ。

 中国建国の父、毛沢東には、国共内戦を勝ち抜き、中華人民共和国を建国したという圧倒的な実績があった。それが、最後まで権力を維持できた力だったのだ。

 鄧小平にも、毛沢東とともに国共内戦を戦ったという実績があった。江沢民は別として、胡錦涛には、チベット統治を盤石にした実績がある。だが、習近平には、誇れるような実績も戦果もない。これが習近平をして、台湾併合をなんとしても実現したい理由なのだ。

 権力闘争の結果、終身独裁制を予定している習近平には、圧倒的な戦果や実績がどうしても必要なのである。だから、台湾併合を諦めることはあり得ないし、そのための準備を着々と進めているのである。

 だが、作用は反作用を生む。習近平の野望を挫くため、日米同盟も示威行動を継続しているのだ。それが二つ目の引用記事である。

 今回の南シナ海での演習で目を引くのは、カナダとニュージーランドが参加していることだ。

 海上自衛隊は5日、護衛艦しらぬいが英海軍の空母クイーン・エリザベスと南シナ海で4~9日に共同訓練をすると発表した。米、オランダ、カナダ、ニュージーランドの艦艇も参加。中国の戦闘機や爆撃機は連日、台湾の防空識別圏に進入を繰り返している。日米英と中国の双方が互いを牽制(けんせい)する狙いで行動している可能性もある。

 訓練に参加した6カ国は2~3日には沖縄南西の海域で、水上艦艇計17隻による大規模訓練をしていた。17隻には、クイーン・エリザベスのほか、米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンとカール・ビンソン、海自のヘリ搭載型護衛艦いせなどが入っていた。

 岸信夫防衛相は5日の閣議後記者会見で、一連の共同訓練について「自由で開かれたインド太平洋の維持強化に向け、米英との結束が不可逆的であることを示すものだ」と述べた。


 意志と意志のぶつかり合いが継続している。どちらも引くことはないだろう。つまり、いずれ台湾を巡って武力紛争が起きる可能性が高いということだ。

 中国にとって、日米同盟は、台湾併合作戦における最大の敵である。その後ろに、クアッド、AUKUSが控えている。更には、英国、オランダ、ドイツなども対中包囲網に加わりつつある。

 しかし、最大の敵が日米同盟なのはゆるぎない事実だ。

 そうした情勢の下で、台湾を併合したい中国は、正面から日米同盟と事を構えたのでは勝利を得ることは難しい。いや、不可能と言ってもいい。ではどうするのか?

 敵の弱点を突く、のが志那の伝統的な戦略であり、世界共通の政策でもある。

 台湾の蔡総統は、鉄の女だ。彼女を篭絡することは不可能だろう。次は日本だ。日米同盟から日本が脱落したら、台湾の命は風前の灯火となる。

 最大の敵は、日米同盟で、主体は米国だ。だから、日米同盟の離間を図り日本を同盟から脱落させるのが、中国の狙いになるのだ。だから、沖縄独立を策謀し、靖国を牽制し、日本国民の意志を挫こうと策動しているのである。

 自由と民主主義、法治を至上の価値とする日本に対して、中国の手段はいかなるものかと言えば、人質以外にない。

 先般、カナダ当局に拘束されていたファーウェイの孟氏が釈放されたのが格好の事例だ。

 つまり、カナダの民間人が、中国でいわれなき理由で逮捕され、実刑判決を言い渡された。カナダに自国民を救出する手段はない。そして、人質交換となったのだ。

 アメリカにとっては、忸怩たる思いがあったであろう。それと同じことが将来日本人と日本政府を待っている。それが、中国にとって最高の手段だからだ。

 尖閣での武力紛争でも、首相の靖国参拝でも、人質作戦をとる可能性は、否定できない。そして、カナダと同じ結末を中国は想定しているだろう。尖閣と引き換えに人質を釈放。このような悪夢が現実になる可能性があるのだ。

 中国に、野放図に出かけている邦人は、潜在的な中国の人質なのだ。政財界は、よくよくそのことを認識する必要があると、酒楽は思う。

 人質になる前に、言うべきなのだ、政府は。経済界に。中国に進出している企業は、丸ごと、中国の人質になる可能性がある。速やかに中国から撤退されたい。政府は警告した。実際に人質になったとしても自己責任である。政府には、諸君を救出する手段を持たないと。

 それでも、中国との取引を継続する企業は、放っておけばいいのだ。そのくらいの情勢判断のできない経営者は、経営者失格である。

 いずれにしても、政府は、中国と敵対する覚悟を決めるためにも、早い段階で、国民に覚悟を求めるべきで、さっさと警告するべきなのだ。それが、政府の責任というものだ。

 蔡総統の発言を聞いていると、台湾の危機意識が相当なものだと思います。日本に感謝しているのも、好意的なのも、こういう危機意識がそうさせている面はあるのでしょう。

 我が国も負けず劣らず、危機意識がないとおかしいのに、そうはなっていません。中国メディアの方が、「何故日本は、危機意識が無いのだ?」と報道するくらいなのに。これっておかしいと酒楽は思いますね。

 おかしい理由は、政府もメディアも日本が置かれている危機的状況を知らせないし、メディアは隠すし・・・。そういうことですね。

 いずれ日本人が覚醒するときが来ると酒楽は信じていますが、気が付いた時に手遅れになっていないことを願っています。何故もっと早く政府は知らせてくれなかったのだ、と言っても遅い、・・・そうならないことを願います。

 政府が知らせてくれなくても、メディアが隠していても、ちょっと関心をもって調べれば、簡単にわかるはずなんですけどね。それをしないのは、知りたくないから?何となくわかっていても、現実から目を背けたい?夏休みが終わる時期が迫っていても宿題に手を付けていない子供の頃の記憶が蘇りますwwあー、どうしよう(´・_・`)

 困ったチャンでいても、現実は向こうからやってきます。その時になって、もっと早く知っていれば、ということがないように政府に求めたいと思います。
 
 
↓読んでいただきありがとうございます。ポチッとしていただけると励みになります。

政治ランキング
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

検索フォーム

QRコード

QR

最新記事

韓国が日韓オールスターを打診 お断りどす
メディアの独善
滑り込みセーフ!確定申告
日米野球文化に見る日米同盟
三原則と言えば国家は無事なのか?
自衛隊を軍隊にしなければ、国を守るのは困難だ
日本も韓国に対し裁判を起こすべきだ
速報 侍ジャパン勝利!
春風駘蕩
プーチン失脚の可能性はある
菅氏の日韓議連会長就任を憂う
ChatGPTが「幻覚を見ている」
本人のサインの無い行政文書は信用できない
尹氏は本気だ~そういうことじゃない
野球小僧 大谷
後ろから鉄砲を撃つ奴と一緒には戦えない
自国代表の労をねぎらうべきだ
総理大臣は現場に来て隊員を鼓舞せよ
中国人にとって日本は天国
日本人ていいなあ 佐々木朗希とホームランボール 
大江健三郎の死去に際し
ソウルで君が代~屈辱的な光景♪
伝統と格式の信任状奉呈式
リニア水問題は政府が解決すべきだ
刑務所考
爆笑:白髪三千丈
中国経済の先行きは暗い?
装備調達の根本的問題を解決せよ
中国に阿(おもね)る朝日新聞
いでよ、次の安倍晋三
在外同胞庁とパチンコ屋の関係
やっと気が付いた?核兵器はあったほうがいい
徴用工 産経・朝日それぞれの主張
徴用合意の様々な問題点
役に立たない外務大臣と外務省
法治国家の対極にある国家
米台同盟にヤマトも参加せよ
日曜の午後 海上自衛隊
日曜独語 嘘もここまでくると芸術だ♪
恥を知れ維新
韓国のボイコットを歓迎する/自称元徴用工
公明党の「加憲」を暴く
外務省解体論
突っ込みどころ満載の朝日社説
予算衆院通過・実行あるのみ
朝日新聞は日本国が憎いのだ
誠意ある対応とは何か
ロシア製戦闘機を丸裸に
韓国に美術品を貸したら帰ってこない
メディアに客観的な報道を求める愚