10日フジテレビの日曜報道ザ・プライムを見ていたら、岸田首相が出演していた。そして、コメンテーターの橋本氏といろいろ議論していた。
で、話題になっていたのは、「成長と分配」である。総理の所信表明演説では、この成長と分配のうち、分配というワードが16回にわたって言及されたが、「改革」というワードは一度も使用されなかったと、局アナが指摘している。
これって、なかなか辛辣な分析だなーと思っていた。酒楽は、所信表明演説を聞いていないので、論評する立場にないが、最前からこの「分配」という言葉には、違和感を覚える。
岸田総理は、成長なくして分配なし、として、総理の考えを縷々解説していたが、同時並行で、視聴者の意見を聴取した結果、期待できる31%、期待できない34%、よくわからない35%くらいだった。
これには、大笑いした。岸田総理は、分配のところだけが独り歩きしていると、言い訳をしていたが、これだけ、分配、ブンパイ、ぶんぱいと叫んでいたら、国民は、総理は分配するんだな、思っても仕方ないなと思う。
総理の説明では、成長なくして分配なしなので、成長がまずあって、それがうまくいったら、分配なのだと言っていた。だったら、分配分配と何度も言わなくてもよかったんじゃね、と酒楽でなくとも思うと思う。
分厚い中間層を作るためにも分配が必要だ、と言ってるじゃないの。
視聴者のアンケート結果を見ていた総理は、憮然とした表情だった。こりゃだめだと、酒楽は思う。だいたい、分配、という言葉は、社会主義者や共産主義者が好んで使う言葉でしょ。これって、資本主義社会では、最も嫌われる言葉なんだよね。
資本主義は、基本的に競争社会なので、競争に勝ったものがその果実を受けることができる。だが分配という概念は、敗北者にもその果実の一部を強制的に配分する、ということだ。もちろん、弱者を救済するために、国家が彼らを支援することを否定するものではない。
でも、分配分配と何度も言えば、まじめに仕事に励み、金を稼ぎ、自己と家族を養っている社会人からは、嫌われるでしょう。努力と能力で社会の中で生き残っていくのは、そんなに簡単なことではない。みんな、歯を食いしばって努力をしているのですよ。そうして、果実を得るのだ。
なんらかの理由で働けないものや、健康に問題がある人々には、救済の処置が必要でしょう。でも、それ以外の人、基本的に働くことに何の問題もない人は、働けばいいのです。有効求人倍率はそこそこあるでしょ?
失業率は3%くらいでしたか。日本では、働こうと思えば、働ける環境にあるのです。だから、分配などしなくても働けばいいのです。さすれば、社会的弱者への救済や支援以外に分配する必要などないはずだ。
これが一般的な社会人の考えだと思う。だから、分配などしなくてもいい、と皆が思っているのだ。それを分配分配と繰り返し言うものだから、こりゃだめだ、となるのだ。
成長なくして分配なし、は正しいかもしれないが、分配について、とりたてて強調する必要はない、ということですよ、岸田さん。
言わなくてもいい、言葉を変えて言うと、総理として言ってはならない言葉、それが「分配」なんだよね。
株価は正直だ。岸田さんが「分配」と言う度に株価が下がるのだ。分配→暴落、分配→暴落。アメリカ大統領が同じことを言ったら、暴動が起きるだろう。岸田さんには、政治的センスがないね。
言ってることも、修飾語ばかりで、中身がない。支持率が低いのはしょうがないね。いや、酒楽は、自民党に投票しますよ。立憲民主党などの野党には、絶対投票しません。悪夢が再来するのだけはご免です。
それにしても、岸田さんは、総理に向いてないね。というか、政治家に向いていないと言った方がいいかな。隅っこばかりを向いて、社会の大勢を理解していない。有権者が何を期待しているのかと言えば、まず経済成長のための手立てを示してほしいと思っていると思うよ。
日本経済の成長こそ、全ての政策の根本でしょう。経済が順調に成長し、2%のインフレが持続するなら、経済は回るのですよ。それでお金が回る。お金が回れば、経済はほおっておいても成長するのです。
財政が大赤字などと言うのは、財務省の詭弁です。政府の赤字と対照的に日本銀行が膨大な資産を持っているでしょ。日銀の持っている「国債」という資産は誰のもの?そう、国民の財産ですよ。
前内閣参与の高橋洋一氏は、繰り返しそれを指摘しています。高市氏は、それを前提に積極財政、機動的な財政出動をすると、総裁選で主張していた。それが総理としての真っ当な政策でしょう。
だから、鈴木某のような、麻生派=財政規律至上主義者を財務大臣にするのだな。それだけで、市場関係者はがっかりしたはずだ。こりゃだめだと。
人の話を聞くのが得意だと言っても、誰の話を聞くかが重要なのだ。わけのわからないものの話を聞いても、何の役にも立たないのだ。
だから、何度も何度も分配と叫んで、株式市場の暴落を招くのだよ。誰か岸田総理に正しい政策を助言できるものはいないのか?これでは悪夢が再来するぞ。
ただ、金融所得課税見直しについては、「当面は触ることはない」と発言したので、救いはある。
で、話題になっていたのは、「成長と分配」である。総理の所信表明演説では、この成長と分配のうち、分配というワードが16回にわたって言及されたが、「改革」というワードは一度も使用されなかったと、局アナが指摘している。
これって、なかなか辛辣な分析だなーと思っていた。酒楽は、所信表明演説を聞いていないので、論評する立場にないが、最前からこの「分配」という言葉には、違和感を覚える。
岸田総理は、成長なくして分配なし、として、総理の考えを縷々解説していたが、同時並行で、視聴者の意見を聴取した結果、期待できる31%、期待できない34%、よくわからない35%くらいだった。
これには、大笑いした。岸田総理は、分配のところだけが独り歩きしていると、言い訳をしていたが、これだけ、分配、ブンパイ、ぶんぱいと叫んでいたら、国民は、総理は分配するんだな、思っても仕方ないなと思う。
総理の説明では、成長なくして分配なしなので、成長がまずあって、それがうまくいったら、分配なのだと言っていた。だったら、分配分配と何度も言わなくてもよかったんじゃね、と酒楽でなくとも思うと思う。
分厚い中間層を作るためにも分配が必要だ、と言ってるじゃないの。
視聴者のアンケート結果を見ていた総理は、憮然とした表情だった。こりゃだめだと、酒楽は思う。だいたい、分配、という言葉は、社会主義者や共産主義者が好んで使う言葉でしょ。これって、資本主義社会では、最も嫌われる言葉なんだよね。
資本主義は、基本的に競争社会なので、競争に勝ったものがその果実を受けることができる。だが分配という概念は、敗北者にもその果実の一部を強制的に配分する、ということだ。もちろん、弱者を救済するために、国家が彼らを支援することを否定するものではない。
でも、分配分配と何度も言えば、まじめに仕事に励み、金を稼ぎ、自己と家族を養っている社会人からは、嫌われるでしょう。努力と能力で社会の中で生き残っていくのは、そんなに簡単なことではない。みんな、歯を食いしばって努力をしているのですよ。そうして、果実を得るのだ。
なんらかの理由で働けないものや、健康に問題がある人々には、救済の処置が必要でしょう。でも、それ以外の人、基本的に働くことに何の問題もない人は、働けばいいのです。有効求人倍率はそこそこあるでしょ?
失業率は3%くらいでしたか。日本では、働こうと思えば、働ける環境にあるのです。だから、分配などしなくても働けばいいのです。さすれば、社会的弱者への救済や支援以外に分配する必要などないはずだ。
これが一般的な社会人の考えだと思う。だから、分配などしなくてもいい、と皆が思っているのだ。それを分配分配と繰り返し言うものだから、こりゃだめだ、となるのだ。
成長なくして分配なし、は正しいかもしれないが、分配について、とりたてて強調する必要はない、ということですよ、岸田さん。
言わなくてもいい、言葉を変えて言うと、総理として言ってはならない言葉、それが「分配」なんだよね。
株価は正直だ。岸田さんが「分配」と言う度に株価が下がるのだ。分配→暴落、分配→暴落。アメリカ大統領が同じことを言ったら、暴動が起きるだろう。岸田さんには、政治的センスがないね。
言ってることも、修飾語ばかりで、中身がない。支持率が低いのはしょうがないね。いや、酒楽は、自民党に投票しますよ。立憲民主党などの野党には、絶対投票しません。悪夢が再来するのだけはご免です。
それにしても、岸田さんは、総理に向いてないね。というか、政治家に向いていないと言った方がいいかな。隅っこばかりを向いて、社会の大勢を理解していない。有権者が何を期待しているのかと言えば、まず経済成長のための手立てを示してほしいと思っていると思うよ。
日本経済の成長こそ、全ての政策の根本でしょう。経済が順調に成長し、2%のインフレが持続するなら、経済は回るのですよ。それでお金が回る。お金が回れば、経済はほおっておいても成長するのです。
財政が大赤字などと言うのは、財務省の詭弁です。政府の赤字と対照的に日本銀行が膨大な資産を持っているでしょ。日銀の持っている「国債」という資産は誰のもの?そう、国民の財産ですよ。
前内閣参与の高橋洋一氏は、繰り返しそれを指摘しています。高市氏は、それを前提に積極財政、機動的な財政出動をすると、総裁選で主張していた。それが総理としての真っ当な政策でしょう。
だから、鈴木某のような、麻生派=財政規律至上主義者を財務大臣にするのだな。それだけで、市場関係者はがっかりしたはずだ。こりゃだめだと。
人の話を聞くのが得意だと言っても、誰の話を聞くかが重要なのだ。わけのわからないものの話を聞いても、何の役にも立たないのだ。
だから、何度も何度も分配と叫んで、株式市場の暴落を招くのだよ。誰か岸田総理に正しい政策を助言できるものはいないのか?これでは悪夢が再来するぞ。
ただ、金融所得課税見直しについては、「当面は触ることはない」と発言したので、救いはある。
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