米国の前駐日大使、日本の司法批判 ゴーン事件で「不当拘束」
2021/10/21 07:42 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20211020-JUQGATYG4NJDJAGZX6YK6AA7CM/
米南部テネシー州選出の上院議員のハガティ前駐日大使は20日の外交委員会公聴会で、金融商品取引法違反罪に問われ東京地裁で公判中の日産自動車元代表取締役グレゴリー・ケリー被告が長期拘束により「不当で残酷な扱いを受けている」と訴え、日本の司法制度を「時代遅れだ」と批判した。
ケリー被告の地元はテネシー州。ハガティ氏はエマニュエル次期駐日大使候補の人事承認公聴会で、エマニュエル氏に対応を要求。同氏は大使として承認されれば「最優先課題の一つ」として取り組む考えを示した。
ハガティ氏は、ケリー被告が「日産経営陣のクーデター」の犠牲者だとの見方を示したほか、在日米大使館には「ケリー被告を不正義から守る責任がある」とした。エマニュエル氏は、ハガティ氏にとり重要な選挙区内の問題だと理解を示し「(自身が以前務めた)下院議員としてのやり方で対処する」と約束した。
日本の検察はケリー被告が元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告の役員報酬を過少記載したとして東京地裁で9月29日に懲役2年を求刑している。(共同)
はっきり言えば、ハガティ上院議員の選挙区対策だろう。次期駐日大使人事に関する米上院公聴会でのやり取りだ。
エマニュエル次期駐日大使候補は大使として承認されれば「最優先課題の一つ」として取り組む考えを示した。
米上院での公聴会での発言を論っても仕方がないが、次期駐日大使が、大使として最優先で取り組むのであれば、事は穏やかではない。
我が国の法治の根幹に関して、「時代遅れ、不当で残酷な扱いを受けている」と上院議員は指摘している。
だが、ゴーンはそれを悪用してまんまと逃亡したのだ。やはり、性悪説に立って、容疑者の逃亡を防ぐため、容疑者を拘束するのは当然の処置だと思う。
容疑者を長期拘束する日本の司法は、西側主要国の中では確かに異例の存在だ。しかし、リベラルに流れ、人権に配慮する米国司法は、米国内での犯罪の抑止には失敗している。
犯罪大国米国の宿痾は、そうした人権に過度に配慮する歴史によって、犯罪が多発している事実にある。米国は認めないだろうが、事実はそうだ。
司法は、犯罪に罰を与えることにより、犯罪の発生を未然に防止することが目的の一つなのだ。罪を犯せば、身柄を拘束され、刑に服さなければならないことが、罪を犯そうとする者に対して、一定の抑止効果を持っているのだ。
そういう効果を無視して、犯罪者の人権を重視していけば、米国のように犯罪が激増し、治安は悪化し、人命が失われていくという悪循環に陥るのだ。
我が国の司法を時代遅れだと指摘する前に、自国の法的不備を指摘したまえ。犯罪の輸出はやめてもらいたい。
外務省は、米国務省に調査を依頼し、次期駐日大使候補は、我が国の司法に容喙するつもりなのかを確認する必要があるだろう。
次期大使候補が、我が国の司法に容喙するつもりならば、アグレマンを出さなければいいのだ。
ことは、民主主義国家の根幹にかかわるのだ。我が国の司法が、時代遅れで、不当に米国人が拘束されているため、早期に釈放されたい、と仮に駐日大使が我が国に働きかければ、日米関係は、緊張するだろう。それを未然に防止するため、我が国の司法を守るため、次期駐日大使候補は、好ましからざる人物のようなので、大使人事に同意できないと言えばいいのだ。
まあ、アグレマンを出さないだけでいいと思うが。むやみに理由を付ければ、喧嘩を売っているようなものだから。遠回しに言えば、外交当局は理解するだろう。
もちろん、日米関係に瑕がつくのはやむを得ない。我が国は、主権独立国家なのだ。米国の要求にこたえて、容疑者を釈放すれば、国論は沸騰して政権は持たないだろう。
それにしても、当該上院議員は、選挙区対策のためとは言え、同盟国日本の司法を正面から批判するとは、なかなか勇気がある。
我が国の政府には、堂々と上院議員に反論する者はいないのか?古川禎久法務大臣は、一言あってしかるべきだと思うが如何だろうか。
レバノンの銃撃戦 旧内戦の最前線、首都緊張
2021/10/15 07:34 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20211015-KOXO7FZBNVPVJFFAVEVEKGE2NQ/
ところで、話題の主のゴーンは元気にしているのだろうか?レバノンは、内戦の危機にあり、治安は悪化の一途を辿っている。政府はほとんど機能していないし、財政は破綻状態だ。
たんまりため込んだ金と共にレバノンに逃亡したはいいが、生きた心地がしないのではないだろうか。そのうち、財政危機の政府から、篤志をお願いされるかもしれないな。
いずれにしても、ゴーンが大金を所持しているのは誰もが知っている。お金持ちが狙われるのは、洋の東西を問わない。レバノンのような治安の悪化している国では、更に危険が伴うだろう。だが、ゴーンには他に逃げ場所はない。いずれ、身の危険を感ずる時が来るかもしれないな。
日本に戻れば、命だけは守ることができる。命あっての物種だ。お金大事で命を失っては元も子もないよ。時代遅れの日本だが、拘置所でも、刑務所でも命の安全だけは保障してやるよ。素直に帰った方がいいんじゃない?
2021/10/21 07:42 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20211020-JUQGATYG4NJDJAGZX6YK6AA7CM/
米南部テネシー州選出の上院議員のハガティ前駐日大使は20日の外交委員会公聴会で、金融商品取引法違反罪に問われ東京地裁で公判中の日産自動車元代表取締役グレゴリー・ケリー被告が長期拘束により「不当で残酷な扱いを受けている」と訴え、日本の司法制度を「時代遅れだ」と批判した。
ケリー被告の地元はテネシー州。ハガティ氏はエマニュエル次期駐日大使候補の人事承認公聴会で、エマニュエル氏に対応を要求。同氏は大使として承認されれば「最優先課題の一つ」として取り組む考えを示した。
ハガティ氏は、ケリー被告が「日産経営陣のクーデター」の犠牲者だとの見方を示したほか、在日米大使館には「ケリー被告を不正義から守る責任がある」とした。エマニュエル氏は、ハガティ氏にとり重要な選挙区内の問題だと理解を示し「(自身が以前務めた)下院議員としてのやり方で対処する」と約束した。
日本の検察はケリー被告が元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告の役員報酬を過少記載したとして東京地裁で9月29日に懲役2年を求刑している。(共同)
はっきり言えば、ハガティ上院議員の選挙区対策だろう。次期駐日大使人事に関する米上院公聴会でのやり取りだ。
エマニュエル次期駐日大使候補は大使として承認されれば「最優先課題の一つ」として取り組む考えを示した。
米上院での公聴会での発言を論っても仕方がないが、次期駐日大使が、大使として最優先で取り組むのであれば、事は穏やかではない。
我が国の法治の根幹に関して、「時代遅れ、不当で残酷な扱いを受けている」と上院議員は指摘している。
だが、ゴーンはそれを悪用してまんまと逃亡したのだ。やはり、性悪説に立って、容疑者の逃亡を防ぐため、容疑者を拘束するのは当然の処置だと思う。
容疑者を長期拘束する日本の司法は、西側主要国の中では確かに異例の存在だ。しかし、リベラルに流れ、人権に配慮する米国司法は、米国内での犯罪の抑止には失敗している。
犯罪大国米国の宿痾は、そうした人権に過度に配慮する歴史によって、犯罪が多発している事実にある。米国は認めないだろうが、事実はそうだ。
司法は、犯罪に罰を与えることにより、犯罪の発生を未然に防止することが目的の一つなのだ。罪を犯せば、身柄を拘束され、刑に服さなければならないことが、罪を犯そうとする者に対して、一定の抑止効果を持っているのだ。
そういう効果を無視して、犯罪者の人権を重視していけば、米国のように犯罪が激増し、治安は悪化し、人命が失われていくという悪循環に陥るのだ。
我が国の司法を時代遅れだと指摘する前に、自国の法的不備を指摘したまえ。犯罪の輸出はやめてもらいたい。
外務省は、米国務省に調査を依頼し、次期駐日大使候補は、我が国の司法に容喙するつもりなのかを確認する必要があるだろう。
次期大使候補が、我が国の司法に容喙するつもりならば、アグレマンを出さなければいいのだ。
ことは、民主主義国家の根幹にかかわるのだ。我が国の司法が、時代遅れで、不当に米国人が拘束されているため、早期に釈放されたい、と仮に駐日大使が我が国に働きかければ、日米関係は、緊張するだろう。それを未然に防止するため、我が国の司法を守るため、次期駐日大使候補は、好ましからざる人物のようなので、大使人事に同意できないと言えばいいのだ。
まあ、アグレマンを出さないだけでいいと思うが。むやみに理由を付ければ、喧嘩を売っているようなものだから。遠回しに言えば、外交当局は理解するだろう。
もちろん、日米関係に瑕がつくのはやむを得ない。我が国は、主権独立国家なのだ。米国の要求にこたえて、容疑者を釈放すれば、国論は沸騰して政権は持たないだろう。
それにしても、当該上院議員は、選挙区対策のためとは言え、同盟国日本の司法を正面から批判するとは、なかなか勇気がある。
我が国の政府には、堂々と上院議員に反論する者はいないのか?古川禎久法務大臣は、一言あってしかるべきだと思うが如何だろうか。
レバノンの銃撃戦 旧内戦の最前線、首都緊張
2021/10/15 07:34 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20211015-KOXO7FZBNVPVJFFAVEVEKGE2NQ/
ところで、話題の主のゴーンは元気にしているのだろうか?レバノンは、内戦の危機にあり、治安は悪化の一途を辿っている。政府はほとんど機能していないし、財政は破綻状態だ。
たんまりため込んだ金と共にレバノンに逃亡したはいいが、生きた心地がしないのではないだろうか。そのうち、財政危機の政府から、篤志をお願いされるかもしれないな。
いずれにしても、ゴーンが大金を所持しているのは誰もが知っている。お金持ちが狙われるのは、洋の東西を問わない。レバノンのような治安の悪化している国では、更に危険が伴うだろう。だが、ゴーンには他に逃げ場所はない。いずれ、身の危険を感ずる時が来るかもしれないな。
日本に戻れば、命だけは守ることができる。命あっての物種だ。お金大事で命を失っては元も子もないよ。時代遅れの日本だが、拘置所でも、刑務所でも命の安全だけは保障してやるよ。素直に帰った方がいいんじゃない?
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