中国で「家庭教育促進法」成立 家庭教育も国が管理の姿勢示す
2021年10月23日 23時28分 NHK NEWSWEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211023/k10013319301000.html
いやー、さすが中国。四千年の歴史は伊達ではない。中国共産党は、家庭での教育を充実させるよう保護者に求めることにしたとNHKは伝えている。。
法律では、子どもの過重な学習負担を避けるほか、インターネットに夢中になることも防ぐため、保護者は勉強や休憩、スポーツなどの時間を合理的に割りふらなければならないとしています。
たぶん、日本の親たちも同じことを考えていると思う。特にインターネットとか、ゲームに夢中になる子供をいかにして勉強に向けさせるか、日夜頭を悩ましている。
中国では、それを法律で示したということだ。
そして保護者が家庭での教育を怠った場合、地域の学校や自治組織などが忠告や指導ができるとしている。
さすが中国素晴らしい。親は教育を怠った場合、学校や町内会から忠告や指導が来るということだそうだ。
うーん、学校の先生はともかく、町内会みたいな自治組織が、家庭内での教育に口を出すのか?先生はともかく、自治体がそんなことできるなんて、想像がつかない。誰が指導するの?町内会長?それとも、町内会に家庭教育指導係とかいう人がいる?
そもそも、家庭内での教育を怠ったと誰が判断するのだろうね?学校の先生?学校の先生は、子弟の態度を見て、「この子の親は、法律を守っていない。勉強や休憩、スポーツなどの時間を合理的に割り振っていない」と思ったら、親を呼びつけて注意する?そんなことができるのか中国では?
また、子どもたちが共産党や国、社会主義を愛し、中華民族として意識を高めることなどを家庭で教えるよう求めるとしています。
これは理解できる。これが目的だろう。本来の。
中国では、厳しい受験競争を背景に幼いころから学習に力を入れさせる家庭が多い一方で、親のしつけがおろそかになっているという指摘が出ています。
この辺りが不思議だ。日本だって、小さい頃から子弟の教育に熱心で、少しでも偏差値の高い大学に合格させるため、小学校からいろいろな手段を尽くしている家庭が多いのが事実だ。
だがそれと、親の躾が疎かになっていることが繋がっているのか?ここで言う親のしつけ、とは何を意味しているのだろうか?愛国教育?社会主義教育?中華民族としての意識高揚教育?
そうなのだろう。親の躾とは関係のない、愛国教育が奨励されているのだから。
中国政府はこのところ、学校での宿題の量や学習塾の時間を制限したほか、未成年者のオンラインゲームの利用を制限するなど相次いで規制を打ち出していて、今回の法律で、家庭での教育についても国が管理する姿勢を示した形です。
そもそも家庭内教育を国が管理できるものなのか?いや、歌もゲームも禁止する中国共産党は、家庭内での教育も管理できると信じているのだろう。
中国国内での教育は、中国共産党が正義であり、中国共産党が認識する歴史が正しい歴史である、ことになっているのだ。それ以外の史観は排除されなければならないのだ。だから、家庭での教育は非常に重要で、親の責任は重大であり、うまくできないようなら、党の出先機関である先生や自治体が親を指導することになったそうだ。
偉大な首領 習近平が指導されているのだから、それは正しい行いなのだ。習国家主席の有難い指導に従っていれば間違いはないのだ。それに疑問を差しはさむことなど許されるはずもない。黙って、指導に従えばいいのだ。うまくいかなければ、有難いことに、党が指導していただけるのだ。
なるほど、これで愛国心に燃える、健全な青少年が育成されることでしょう。我が国も見習うべきだ。
インターネットに夢中になったり、オンラインゲームに熱中したりして、勉学を疎かにするような不健全な青少年は、共産党がきちんと指導して健全な青少年にしてやるそうだ。
親は泣いて喜ぶことだろう。我が家のバカ息子が共産党のありがたいご指導により、愛国心に溢れた健全な青少年になった。習主席、ありがとうございます。
まあ、こういうことでしょう。一党独裁国家ならではの政策だ。ゲームを禁止したり、音楽を禁止したり、共同富裕を主張したり、中国共産党は、この世に地上の楽園を実現するつもりなのでしょうね。
ああ、間違えた。これは、北朝鮮の政策だった。首領様の。
でもね、朝鮮労働党も中国共産党もやることは同じだね。国家権力で、人間の考え方まで鋳型に嵌めようとしている。それが可能だと思っているのだ。
もちろんそうだ。石平氏は、常々そのように主張されている。そして、それは、中国四千年の伝統なのだ。そうでなければ、焚書坑儒など起きるはずがない。焚書坑儒は、形を変えて、今でも支那大陸で行われているのである。
残念ながら、我が国は、中国の政治的伝統とは無縁な後進国であり、合意形成を優先する民主的な政治形態を採用してきた。合意形成には時間が必要で、スピーディーな国家意志の統一は難しい。
だが合意形成を優先するため、法律が制定される頃には、利害調整は終わっていて、民衆は納得して法律に従うのである。ここが支那と大和の違いだ。
意思決定に時間はかかるが、一度決まってしまえば、その後の進展は早い。そして内部矛盾は既に解消され、新たに発生する諸問題を解決する手段も予め用意されているのがほとんどだ。
中国の場合は、独裁政治なので、お上の言うことに反対はできないのだ。
では、中国人民は、お上の言うことに従順なのだろうか?そんなにおとなしい民族なのか?そんな訳ないな。
上に政策あれば、下に対策あり、の民族だ。表面上は法律に従順に従うのだろうが、民は、あの手この手で法律の施行を骨抜きにしてしまうのである。だから、法律に権威などないに等しい。
我が国はそうではない。一度決まった法律には、従うのだ。仮に問題が発生した場合は、法律を変えればいいのだ。そうやって、生きてきたのが大和であり、欧州だ。これが法治国家というものだ。
中国の民は、喰える間は、政府に従順である。法律に権威などない。だが、飢饉が起きれば話は別だ。従順な支那の民も食えなくなれば、時の政権を暴力をもって覆すのだ。それを四千年繰り返してきたのだ。
中国の対外債務が増え、外貨準備高が減少するその先には、食糧不足が待っている。中国共産党が最も恐れているのはそれだ。経済成長に陰りが見え、借金が増えて、食料を調達できなくなる時が、中国共産党の終焉の時だ。
中国共産党は、必死に経済成長を目指すだろう。どんな手を使っても。そうしなければ、自分たちの命が危ないからだ。機を見るに敏なものは、既に資産とともに、海外に逃亡している。
だが、党の中で、出世の階段を上り、上に行けば行くほど、逃亡は難しくなる。どこの国でも、どこの歴史でも最後は似たようなものだ。中共の支配階層は、自分の命がかかっているのだ。
そりゃ、台湾を併合しようとするだろう。尖閣を実効支配しようとするだろう。場合によっては、米国と一戦を交えてでも人民の支持を得ようとするだろう。そうしないと、自分の首が飛ぶのだ。
江沢民も胡錦濤も有能だった。ちゃんと無事に主席という役を演じ、降板できたからだ。無能な習は、降板できなくなった。次の全人代で習は永久主席になるかもしれない。下りれば、報復されて命を落とす公算が高いのだから、主席にとどまるほかはない。
久々の皇帝が出現するかもしれない。だが、習が皇帝になるには戦果が無ければならない。それが台湾併合であり、尖閣実効支配なのだ。
米国も日本も、中国の真意を慎重に見定めていることだろう。そして、中国と戦う意志を固めていると酒楽は「念願」している。戦わなければ、滅ぶだけだからだ。支那には、そうして滅んで言った国々が死屍累々と横たわっているのだ。我が国がそうならない保証はどこにもない。
2021年10月23日 23時28分 NHK NEWSWEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211023/k10013319301000.html
いやー、さすが中国。四千年の歴史は伊達ではない。中国共産党は、家庭での教育を充実させるよう保護者に求めることにしたとNHKは伝えている。。
法律では、子どもの過重な学習負担を避けるほか、インターネットに夢中になることも防ぐため、保護者は勉強や休憩、スポーツなどの時間を合理的に割りふらなければならないとしています。
たぶん、日本の親たちも同じことを考えていると思う。特にインターネットとか、ゲームに夢中になる子供をいかにして勉強に向けさせるか、日夜頭を悩ましている。
中国では、それを法律で示したということだ。
そして保護者が家庭での教育を怠った場合、地域の学校や自治組織などが忠告や指導ができるとしている。
さすが中国素晴らしい。親は教育を怠った場合、学校や町内会から忠告や指導が来るということだそうだ。
うーん、学校の先生はともかく、町内会みたいな自治組織が、家庭内での教育に口を出すのか?先生はともかく、自治体がそんなことできるなんて、想像がつかない。誰が指導するの?町内会長?それとも、町内会に家庭教育指導係とかいう人がいる?
そもそも、家庭内での教育を怠ったと誰が判断するのだろうね?学校の先生?学校の先生は、子弟の態度を見て、「この子の親は、法律を守っていない。勉強や休憩、スポーツなどの時間を合理的に割り振っていない」と思ったら、親を呼びつけて注意する?そんなことができるのか中国では?
また、子どもたちが共産党や国、社会主義を愛し、中華民族として意識を高めることなどを家庭で教えるよう求めるとしています。
これは理解できる。これが目的だろう。本来の。
中国では、厳しい受験競争を背景に幼いころから学習に力を入れさせる家庭が多い一方で、親のしつけがおろそかになっているという指摘が出ています。
この辺りが不思議だ。日本だって、小さい頃から子弟の教育に熱心で、少しでも偏差値の高い大学に合格させるため、小学校からいろいろな手段を尽くしている家庭が多いのが事実だ。
だがそれと、親の躾が疎かになっていることが繋がっているのか?ここで言う親のしつけ、とは何を意味しているのだろうか?愛国教育?社会主義教育?中華民族としての意識高揚教育?
そうなのだろう。親の躾とは関係のない、愛国教育が奨励されているのだから。
中国政府はこのところ、学校での宿題の量や学習塾の時間を制限したほか、未成年者のオンラインゲームの利用を制限するなど相次いで規制を打ち出していて、今回の法律で、家庭での教育についても国が管理する姿勢を示した形です。
そもそも家庭内教育を国が管理できるものなのか?いや、歌もゲームも禁止する中国共産党は、家庭内での教育も管理できると信じているのだろう。
中国国内での教育は、中国共産党が正義であり、中国共産党が認識する歴史が正しい歴史である、ことになっているのだ。それ以外の史観は排除されなければならないのだ。だから、家庭での教育は非常に重要で、親の責任は重大であり、うまくできないようなら、党の出先機関である先生や自治体が親を指導することになったそうだ。
偉大な首領 習近平が指導されているのだから、それは正しい行いなのだ。習国家主席の有難い指導に従っていれば間違いはないのだ。それに疑問を差しはさむことなど許されるはずもない。黙って、指導に従えばいいのだ。うまくいかなければ、有難いことに、党が指導していただけるのだ。
なるほど、これで愛国心に燃える、健全な青少年が育成されることでしょう。我が国も見習うべきだ。
インターネットに夢中になったり、オンラインゲームに熱中したりして、勉学を疎かにするような不健全な青少年は、共産党がきちんと指導して健全な青少年にしてやるそうだ。
親は泣いて喜ぶことだろう。我が家のバカ息子が共産党のありがたいご指導により、愛国心に溢れた健全な青少年になった。習主席、ありがとうございます。
まあ、こういうことでしょう。一党独裁国家ならではの政策だ。ゲームを禁止したり、音楽を禁止したり、共同富裕を主張したり、中国共産党は、この世に地上の楽園を実現するつもりなのでしょうね。
ああ、間違えた。これは、北朝鮮の政策だった。首領様の。
でもね、朝鮮労働党も中国共産党もやることは同じだね。国家権力で、人間の考え方まで鋳型に嵌めようとしている。それが可能だと思っているのだ。
もちろんそうだ。石平氏は、常々そのように主張されている。そして、それは、中国四千年の伝統なのだ。そうでなければ、焚書坑儒など起きるはずがない。焚書坑儒は、形を変えて、今でも支那大陸で行われているのである。
残念ながら、我が国は、中国の政治的伝統とは無縁な後進国であり、合意形成を優先する民主的な政治形態を採用してきた。合意形成には時間が必要で、スピーディーな国家意志の統一は難しい。
だが合意形成を優先するため、法律が制定される頃には、利害調整は終わっていて、民衆は納得して法律に従うのである。ここが支那と大和の違いだ。
意思決定に時間はかかるが、一度決まってしまえば、その後の進展は早い。そして内部矛盾は既に解消され、新たに発生する諸問題を解決する手段も予め用意されているのがほとんどだ。
中国の場合は、独裁政治なので、お上の言うことに反対はできないのだ。
では、中国人民は、お上の言うことに従順なのだろうか?そんなにおとなしい民族なのか?そんな訳ないな。
上に政策あれば、下に対策あり、の民族だ。表面上は法律に従順に従うのだろうが、民は、あの手この手で法律の施行を骨抜きにしてしまうのである。だから、法律に権威などないに等しい。
我が国はそうではない。一度決まった法律には、従うのだ。仮に問題が発生した場合は、法律を変えればいいのだ。そうやって、生きてきたのが大和であり、欧州だ。これが法治国家というものだ。
中国の民は、喰える間は、政府に従順である。法律に権威などない。だが、飢饉が起きれば話は別だ。従順な支那の民も食えなくなれば、時の政権を暴力をもって覆すのだ。それを四千年繰り返してきたのだ。
中国の対外債務が増え、外貨準備高が減少するその先には、食糧不足が待っている。中国共産党が最も恐れているのはそれだ。経済成長に陰りが見え、借金が増えて、食料を調達できなくなる時が、中国共産党の終焉の時だ。
中国共産党は、必死に経済成長を目指すだろう。どんな手を使っても。そうしなければ、自分たちの命が危ないからだ。機を見るに敏なものは、既に資産とともに、海外に逃亡している。
だが、党の中で、出世の階段を上り、上に行けば行くほど、逃亡は難しくなる。どこの国でも、どこの歴史でも最後は似たようなものだ。中共の支配階層は、自分の命がかかっているのだ。
そりゃ、台湾を併合しようとするだろう。尖閣を実効支配しようとするだろう。場合によっては、米国と一戦を交えてでも人民の支持を得ようとするだろう。そうしないと、自分の首が飛ぶのだ。
江沢民も胡錦濤も有能だった。ちゃんと無事に主席という役を演じ、降板できたからだ。無能な習は、降板できなくなった。次の全人代で習は永久主席になるかもしれない。下りれば、報復されて命を落とす公算が高いのだから、主席にとどまるほかはない。
久々の皇帝が出現するかもしれない。だが、習が皇帝になるには戦果が無ければならない。それが台湾併合であり、尖閣実効支配なのだ。
米国も日本も、中国の真意を慎重に見定めていることだろう。そして、中国と戦う意志を固めていると酒楽は「念願」している。戦わなければ、滅ぶだけだからだ。支那には、そうして滅んで言った国々が死屍累々と横たわっているのだ。我が国がそうならない保証はどこにもない。
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