「立・共」の共闘は大間違いだ 政治評論家・屋山太郎
2021/11/10 08:00 産経新聞
〇専制主義への恐怖心抱いた
〇曖昧戦法で行き場失った票
〇音の出ない中古のピアノ
政治評論家・屋山太郎氏の「正論」である。Web版では、無料会員記事となっているので、登録さえすれば、読むことができる。酒楽は、紙媒体で読んだ。
屋山氏の論考の表題だけ引用した。これで、氏の主張の概要は理解できるだろう。
共産党と選挙協力した立憲民主党の戦略は誤りだと主張しているのである。
だが、酒楽は氏の主張には同意しない。氏の主張を読むと、共産党は、革命を目指しているので論外だが、立憲民主党には、ある意味期待しているのだろう。
そこがそもそも酒楽には、理解できない。共産党が、革命を目指した政党であるのは自明だが、立憲民主党に何を期待すると言うのか。
社会党~社民党~民主党~民進党~立憲民主党と変遷してきた政党のどこに期待できると言うのか?
立憲民主党は、旧社会党の流れを汲む空想社会主義政党であり、その内実は、反日政党である。
社会党時代は、非武装中立論を掲げていた。自衛隊については、違憲合法論を唱えた。この二つとも、現実世界において、理解不能な空想平和主義だと言っても過言ではない。普通の頭の持ち主なら、絶対理解できないし、容認しないだろう。
民主党政権時代を思い出せばそれは明らかだ。彼らには、我が国をよくしようなどという考えは毛頭ないのだ。日米同盟の信頼を揺るがし、国民の命も守れず、国民の政治への信頼は地に堕ちた。
民主党時代に自衛隊が解散させられなかっただけでも僥倖といえよう。
最近の国会では、もり・かけ・さくらが合言葉で、不毛な国会を演出している勢力だ。総選挙前には、予算案がないのに予算委員会を開くための臨時国会の召集を訴え、少しでも政府の活動を妨害しようとした政党である。
立憲民主党に期待する方がおかしいのだ。だから、屋山氏の主張はおかしいと酒楽は思う。
「立・共」の共闘は大間違いだ
これが11月10日付産経新聞正論の表題だ。酒楽の主張は真逆である。
「立・共」の共闘は大正解だ
が正しい。立民と共産が共闘し、立憲共産党になったから立民と共産は票を減らしたのだ。日本国のために喜ばしい出来事ではないか。これのどこが間違いなのだ。間違ってなどいない。
立民と共産が合体して立憲共産党になったことで、国民は、初めて旧社会党と共産党は、同じ穴の狢なのだと理解したのだ。
結果、維新が躍進した。改憲に前向きな維新が躍進したのに、何が間違いなのだ。屋山さんは、自分の主張がおかしいことに気が付いていないのだな。
立憲民主党に期待できると考える方がおかしいのだ。彼らは、日本から消え去るべきなのだ。日本のために。だから、今回の選挙結果は、日本人にとって、実に喜ばしいことではないか。これが正しい解釈だ。
立憲民主党は近々党首選をやるらしい。だが誰が党首になろうと立憲民主党は変わらないだろう。今回衆院選での立憲民主党のキャッチフレーズは「変えよう」だったが、ブラックユーモア以外の何物でもない。
立憲民主党の立ち位置は、社会党以来の空想社会主義、反日主義に他ならない。何も変わっていない。国会で、立憲民主党のまともな主張など聞いたことがない。それは、社会党以来変わらぬかの政党の体質である。
日本弱体化を図る反日政党、これが立憲民主党の本質である。今回、図らずも共産党を提携したために、その本質が有権者の前に露わになった。それは、我が国にとっていいことなのだ。
立憲が自滅したことで、改憲に前向きな維新の会が躍進し、国民民主党は有権者から一定の支持を得た。改憲を党是とする自民党には願ってもない構図だ。
国会で憲法審査会を開催し、堂々と憲法改正についての議論を深めるべきだ。開催を妨害する立憲民主党など無視すればいい。そして、大きな声で言うのだ。立憲民主党は予算案のない予算委員会の開催を主張するのに、何故憲法審査会に出席しないのだと。
何故憲法審査会の開催を妨害するのだと。改憲勢力は、衆議院では過半数を優に超えているのだ。何故、少数政党の意見に負けるのだ?おかしいだろ。
先の国会では、憲法審査会の開催のために、立憲民主党の意見を丸呑みにした自民党。裏切り者!
裏切りだろ。当時でも、自民党は過半数を大きく超える勢力を維持していたのだ。それが有権者の声なのだ。それが、少数政党の意見を丸呑みしてでも憲法審査会の推進を図るのは、おかしいに決まっている。
何故堂々と、野党の非を主張しないのだ。自民党議員に口はついていないのか。過半数以上の有権者の声を無視していいと思っているのか。
そういうことだ。先日、藤原正彦氏が産経新聞に寄稿し、以下のように主張した。
新自由主義から転換…ケンカ腰でやれ 藤原正彦 2021/11/5 07:00
そういうことなのだ。国民は、信を託した自民党に期待しているのだ。だが、弱腰自民党など期待していない。国民の信任を背景に、喧嘩腰で野党に対し、自民党を支持した有権者の声を国政に反映してもらいたいと思っているのだ。
何故、過半数以上の支持を得ている自民党が、少数野党の意見を丸呑みするのだ?おかしいだろ。それを恥ずかしいとも思わない自民党は、やはり侍ではないのだ。
けがを恐れ、身を切ることを恐れ、国政に真剣に向き合っていないのだ。日本人は、いつからこんな腰抜けになったのだ。
大陸の脅しに屈するのももっともだ。だが、それでは、とても政治家とは言えまい。大勢力を背景にしても政策を実現できない自民党が我が国を守れると思う方がおかしい。
ほかに選択肢がないので如何とし難いが。自民党内の憂国の士が立ち上がることを期待する。
2021/11/10 08:00 産経新聞
〇専制主義への恐怖心抱いた
〇曖昧戦法で行き場失った票
〇音の出ない中古のピアノ
政治評論家・屋山太郎氏の「正論」である。Web版では、無料会員記事となっているので、登録さえすれば、読むことができる。酒楽は、紙媒体で読んだ。
屋山氏の論考の表題だけ引用した。これで、氏の主張の概要は理解できるだろう。
共産党と選挙協力した立憲民主党の戦略は誤りだと主張しているのである。
だが、酒楽は氏の主張には同意しない。氏の主張を読むと、共産党は、革命を目指しているので論外だが、立憲民主党には、ある意味期待しているのだろう。
そこがそもそも酒楽には、理解できない。共産党が、革命を目指した政党であるのは自明だが、立憲民主党に何を期待すると言うのか。
社会党~社民党~民主党~民進党~立憲民主党と変遷してきた政党のどこに期待できると言うのか?
立憲民主党は、旧社会党の流れを汲む空想社会主義政党であり、その内実は、反日政党である。
社会党時代は、非武装中立論を掲げていた。自衛隊については、違憲合法論を唱えた。この二つとも、現実世界において、理解不能な空想平和主義だと言っても過言ではない。普通の頭の持ち主なら、絶対理解できないし、容認しないだろう。
民主党政権時代を思い出せばそれは明らかだ。彼らには、我が国をよくしようなどという考えは毛頭ないのだ。日米同盟の信頼を揺るがし、国民の命も守れず、国民の政治への信頼は地に堕ちた。
民主党時代に自衛隊が解散させられなかっただけでも僥倖といえよう。
最近の国会では、もり・かけ・さくらが合言葉で、不毛な国会を演出している勢力だ。総選挙前には、予算案がないのに予算委員会を開くための臨時国会の召集を訴え、少しでも政府の活動を妨害しようとした政党である。
立憲民主党に期待する方がおかしいのだ。だから、屋山氏の主張はおかしいと酒楽は思う。
「立・共」の共闘は大間違いだ
これが11月10日付産経新聞正論の表題だ。酒楽の主張は真逆である。
「立・共」の共闘は大正解だ
が正しい。立民と共産が共闘し、立憲共産党になったから立民と共産は票を減らしたのだ。日本国のために喜ばしい出来事ではないか。これのどこが間違いなのだ。間違ってなどいない。
立民と共産が合体して立憲共産党になったことで、国民は、初めて旧社会党と共産党は、同じ穴の狢なのだと理解したのだ。
結果、維新が躍進した。改憲に前向きな維新が躍進したのに、何が間違いなのだ。屋山さんは、自分の主張がおかしいことに気が付いていないのだな。
立憲民主党に期待できると考える方がおかしいのだ。彼らは、日本から消え去るべきなのだ。日本のために。だから、今回の選挙結果は、日本人にとって、実に喜ばしいことではないか。これが正しい解釈だ。
立憲民主党は近々党首選をやるらしい。だが誰が党首になろうと立憲民主党は変わらないだろう。今回衆院選での立憲民主党のキャッチフレーズは「変えよう」だったが、ブラックユーモア以外の何物でもない。
立憲民主党の立ち位置は、社会党以来の空想社会主義、反日主義に他ならない。何も変わっていない。国会で、立憲民主党のまともな主張など聞いたことがない。それは、社会党以来変わらぬかの政党の体質である。
日本弱体化を図る反日政党、これが立憲民主党の本質である。今回、図らずも共産党を提携したために、その本質が有権者の前に露わになった。それは、我が国にとっていいことなのだ。
立憲が自滅したことで、改憲に前向きな維新の会が躍進し、国民民主党は有権者から一定の支持を得た。改憲を党是とする自民党には願ってもない構図だ。
国会で憲法審査会を開催し、堂々と憲法改正についての議論を深めるべきだ。開催を妨害する立憲民主党など無視すればいい。そして、大きな声で言うのだ。立憲民主党は予算案のない予算委員会の開催を主張するのに、何故憲法審査会に出席しないのだと。
何故憲法審査会の開催を妨害するのだと。改憲勢力は、衆議院では過半数を優に超えているのだ。何故、少数政党の意見に負けるのだ?おかしいだろ。
先の国会では、憲法審査会の開催のために、立憲民主党の意見を丸呑みにした自民党。裏切り者!
裏切りだろ。当時でも、自民党は過半数を大きく超える勢力を維持していたのだ。それが有権者の声なのだ。それが、少数政党の意見を丸呑みしてでも憲法審査会の推進を図るのは、おかしいに決まっている。
何故堂々と、野党の非を主張しないのだ。自民党議員に口はついていないのか。過半数以上の有権者の声を無視していいと思っているのか。
そういうことだ。先日、藤原正彦氏が産経新聞に寄稿し、以下のように主張した。
新自由主義から転換…ケンカ腰でやれ 藤原正彦 2021/11/5 07:00
そういうことなのだ。国民は、信を託した自民党に期待しているのだ。だが、弱腰自民党など期待していない。国民の信任を背景に、喧嘩腰で野党に対し、自民党を支持した有権者の声を国政に反映してもらいたいと思っているのだ。
何故、過半数以上の支持を得ている自民党が、少数野党の意見を丸呑みするのだ?おかしいだろ。それを恥ずかしいとも思わない自民党は、やはり侍ではないのだ。
けがを恐れ、身を切ることを恐れ、国政に真剣に向き合っていないのだ。日本人は、いつからこんな腰抜けになったのだ。
大陸の脅しに屈するのももっともだ。だが、それでは、とても政治家とは言えまい。大勢力を背景にしても政策を実現できない自民党が我が国を守れると思う方がおかしい。
ほかに選択肢がないので如何とし難いが。自民党内の憂国の士が立ち上がることを期待する。
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