台湾海峡を航行できない海上自衛隊
2021年10月20日 05:00 酒楽独語
https://shurakudokugo.com/blog-entry-695.html
10月26日だったと思うが、フジテレビの日曜・ザ・プライムに前統幕長の河野克俊氏が出演されていた。
その中で河野氏は、「台湾海峡を航行しないように日本は配慮している」と発言した。
本日引用したのは、拙稿10月20日付の記事「台湾海峡を航行できない海上自衛隊」だ。
酒楽の主張と、河野氏の主張は真っ向から対立している。河野氏は、日本は配慮していると言い、酒楽は、日本は、台湾海峡を航行する度胸がない、と主張している。
そりゃ、前統幕長は、政府内にいたのだから、氏の主張はおそらく正しい。それが、日本政府の公式見解だろう。
だが、公式見解が正しいとは限らない。日本政府は、台湾海峡を航行しないことにより、中国に配慮しているというが、では、配慮しないで本当に台湾海峡を航行する度胸はあるのか?
おそらくあるまい。そこだよ。河野氏は日本が配慮しているというが、酒楽に言わせれば、我が国の弱腰を隠すプロパガンダだろう。そして、中共も同じように感じている筈だ。
そもそも尖閣の接続水域を航行し、領海侵犯を繰り返している中共に、何故我が国は配慮しなければならないのだ。配慮すべき理由などないだろ?
航行しようと思えば航行できると言うのは、負け犬の遠吠えというのだ。尖閣実効支配を諦めている日本政府に、台湾海峡を航行する度胸はないのだ。
河野前統幕長は、そういわざるを得なかったのだろうか。テレビを拝見している限りはそうは見えなかった。本気でそう信じているように見えたのである。
統幕長は自衛官であって、政治家ではない。自衛官としては、配慮していたと思っていたのだろうが、政府は違うだろう。中共に対する配慮ではなく、これ以上中国を刺激したくなかっただけなのだ。統幕長には「配慮」と言ったかもしれないが、実態は単なる弱腰だ。つまり邑を一つ献上したのだ。
習近平は、来年、3期目の国家主席就任を狙っている。だが、皇帝への道に欠けているものが有る。それが台湾だ。台湾を併合すれば、習が皇帝になるための実績としては申し分ない。習が台湾併合を諦めるわけがない理由がわかろうというものだ。
我が国は、そろそろ腹を括らなければならないのだ。台湾有事に我が国が介入するなら、中国との全面戦争を覚悟しなければならない。もしそれを回避しようとするなら、我が国が、将来、中華人民共和国に併呑されるのは、火を見るよりも明らかだ。
既に3つも4つも邑を献上しているのである。それがどれだけ危険なことか日本政府は考えていないのだろう。だから、なし崩し的に中国に配慮し続けているのだ。滅亡への道とも知らずに。
ご清聴ありがとうございました。
北海道の部隊は、冬になるとスキー訓練があります。今は、グラスファイバー製の立派なスキーですが、40年前は、「木」のスキーでした(今では博物館に行かないと見られない貴重なスキーでした)。そして、滑るスキーではなく、走るスキーでした
o(`ω´ )o
マイナス30度の極寒の中をスキーで移動するのです。10分もしないうちに汗が出てきます。滴り落ちた汗が顔面を伝います。すると汗は凍ります。日陰の方が。
北海道の雪は、吹けば飛ぶような軽い雪、パウダースノーです。なので、コケると腕がずぶずぶと雪にめり込んで、なかなか起き上がることができません。特にスキー初心者は。酒楽も苦労しました。
濡れタオルをもって2~3回振り回すと凍って垂直に立つという伝説がありますが、伝説ではありません。事実です。何度も経験しました。そして、自衛隊が北海道にいて、訓練して守りを固めているのをじっと見ているのです。オホーツクから。
だから、なかなか北海道に攻め込むわけにはいかなかったのですね♪
台湾海峡を通ればいいじゃないですか♪人民解放軍の将兵がそれを見てどう思うか考えればわかろうというものです。何もしなければ舐められるだけだ。
一発かませばいいんですよ。それで相手の出方を見て次を考えればいい。大和は、馬鹿正直すぎるんだよね。相手にも弱みがあるんだから。足元見られてるけど、相手方の足元も見るべきだと思います( ̄^ ̄)ゞ
2021年10月20日 05:00 酒楽独語
https://shurakudokugo.com/blog-entry-695.html
10月26日だったと思うが、フジテレビの日曜・ザ・プライムに前統幕長の河野克俊氏が出演されていた。
その中で河野氏は、「台湾海峡を航行しないように日本は配慮している」と発言した。
本日引用したのは、拙稿10月20日付の記事「台湾海峡を航行できない海上自衛隊」だ。
酒楽の主張と、河野氏の主張は真っ向から対立している。河野氏は、日本は配慮していると言い、酒楽は、日本は、台湾海峡を航行する度胸がない、と主張している。
そりゃ、前統幕長は、政府内にいたのだから、氏の主張はおそらく正しい。それが、日本政府の公式見解だろう。
だが、公式見解が正しいとは限らない。日本政府は、台湾海峡を航行しないことにより、中国に配慮しているというが、では、配慮しないで本当に台湾海峡を航行する度胸はあるのか?
おそらくあるまい。そこだよ。河野氏は日本が配慮しているというが、酒楽に言わせれば、我が国の弱腰を隠すプロパガンダだろう。そして、中共も同じように感じている筈だ。
そもそも尖閣の接続水域を航行し、領海侵犯を繰り返している中共に、何故我が国は配慮しなければならないのだ。配慮すべき理由などないだろ?
航行しようと思えば航行できると言うのは、負け犬の遠吠えというのだ。尖閣実効支配を諦めている日本政府に、台湾海峡を航行する度胸はないのだ。
河野前統幕長は、そういわざるを得なかったのだろうか。テレビを拝見している限りはそうは見えなかった。本気でそう信じているように見えたのである。
統幕長は自衛官であって、政治家ではない。自衛官としては、配慮していたと思っていたのだろうが、政府は違うだろう。中共に対する配慮ではなく、これ以上中国を刺激したくなかっただけなのだ。統幕長には「配慮」と言ったかもしれないが、実態は単なる弱腰だ。つまり邑を一つ献上したのだ。
習近平は、来年、3期目の国家主席就任を狙っている。だが、皇帝への道に欠けているものが有る。それが台湾だ。台湾を併合すれば、習が皇帝になるための実績としては申し分ない。習が台湾併合を諦めるわけがない理由がわかろうというものだ。
我が国は、そろそろ腹を括らなければならないのだ。台湾有事に我が国が介入するなら、中国との全面戦争を覚悟しなければならない。もしそれを回避しようとするなら、我が国が、将来、中華人民共和国に併呑されるのは、火を見るよりも明らかだ。
既に3つも4つも邑を献上しているのである。それがどれだけ危険なことか日本政府は考えていないのだろう。だから、なし崩し的に中国に配慮し続けているのだ。滅亡への道とも知らずに。
ご清聴ありがとうございました。
北海道の部隊は、冬になるとスキー訓練があります。今は、グラスファイバー製の立派なスキーですが、40年前は、「木」のスキーでした(今では博物館に行かないと見られない貴重なスキーでした)。そして、滑るスキーではなく、走るスキーでした
o(`ω´ )o
マイナス30度の極寒の中をスキーで移動するのです。10分もしないうちに汗が出てきます。滴り落ちた汗が顔面を伝います。すると汗は凍ります。日陰の方が。
北海道の雪は、吹けば飛ぶような軽い雪、パウダースノーです。なので、コケると腕がずぶずぶと雪にめり込んで、なかなか起き上がることができません。特にスキー初心者は。酒楽も苦労しました。
濡れタオルをもって2~3回振り回すと凍って垂直に立つという伝説がありますが、伝説ではありません。事実です。何度も経験しました。そして、自衛隊が北海道にいて、訓練して守りを固めているのをじっと見ているのです。オホーツクから。
だから、なかなか北海道に攻め込むわけにはいかなかったのですね♪
台湾海峡を通ればいいじゃないですか♪人民解放軍の将兵がそれを見てどう思うか考えればわかろうというものです。何もしなければ舐められるだけだ。
一発かませばいいんですよ。それで相手の出方を見て次を考えればいい。大和は、馬鹿正直すぎるんだよね。相手にも弱みがあるんだから。足元見られてるけど、相手方の足元も見るべきだと思います( ̄^ ̄)ゞ
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