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結果の平等を求めてはならない

女性議員増へ意識改革を
2021/11/13 11:57 浪速風 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20211113-FKH53IQVGVO2VJPIQO5W6S3TGE/

 関西版産経新聞の記事である。酒楽は目を疑った。産経新聞でもこんなリベラル的で、全体主義的記者が存在するのか?と。

 我が国は、民主主義国家であるが、その根拠の一つは、「機会均等」の精神である。機会均等とは、公平な条件下で、自由競争を促す精神のことである。

 それに対し、結果の平等を謳うのが共産主義・全体主義である。

 共同参画法の趣旨は、自由競争の精神に反する。いったい何故、このような法律が制定されたのであろうか。経緯を遡ると男女共同参画社会基本法に行き着く。

男女共同参画社会基本法
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/h145078.htm

 さて、縷々紹介したが、この結果の平等を推進する法律の精神は、極めて危険である。全体主義の匂いがプンプンする。共産主義の考えと同じだ。

 結果の平等ほど社会を崩壊させる考え方はない。自由な競争こそ社会を発展させる原動力である。明治維新以来、紆余曲折はあったが、我が国が世界有数の先進国になったのは、自由競争社会だったからだ。そしてそれは、明治維新以前も同様だった。江戸時代は、庶民に教育が普及し、資本主義社会の萌芽が育まれた時代である。明治維新以後、富国強兵の基盤となったのは、自由主義だったのだ。

 政治に関する男女共同参画法は、男女共同参画社会基本法の流れを受け継ぎ、政治における男女共同参画を促すものであるが、法の精神は、結果平等を促進させるものだ。

 「浪速風」は、関西版産経新聞のコラムである。産経新聞は、結果平等に賛成するのか?それは民主主義を否定するものなのだが、産経は正気か?

 「女性議員増へ意識改革を」というのが表題だ。「政治分野での男女共同参画推進法の廃止を主張する」ならわかる。産経は、いつから共産主義、全体主義を容認するようになったのだ?それは、産経新聞の自殺だぞ。

 まあ、新聞社内にも言論の自由はあるだろう。それを否定はしない。そういう意味では、産経新聞の社内は風通しがよく、異論を封殺するようなことはないのだろう。

 だが、「浪速風」というコラムの位置づけは、産経新聞の社説に準ずるものだと思うが如何か。もしそうであるなら、産経新聞は、会社として当事者能力を失っているのではないかと危惧するものである。

 「皇室ウィークリー」では、皇族への敬称を使用しないという言論の自由を行使している。産経新聞の将来は危うい。


 先日、「侍の系譜」で、岡部元陸幕長を紹介しました。その中で、「部下になめられないように」と書かれていたのをご記憶でしょうか。←最後に引用した御巣鷹山の記事に書いてあります。

 防大や、一般大学出の幹部は、20代半ばで、自分の親と同じくらいの部下を率いることになります。映画「プラトーン」にもそんな描写がありましたね。20代半ばですよ!そんな若造が、海千山千の下士官や隊員を率いるのです。一筋縄ではいきませぬ。

 彼らを率いるために育成されて部隊に配置されていますが、そんなものは物の役に立たないわけです。体力と、意地と責任感、それだけが頼りなのです。

 一人前の幹部になるには、4~5年はかかるでしょう。大卒の自衛隊幹部が必ず通らなければならない関門なわけです。幹部として与えられた知識技能が生きてくるのは、その更に10年後くらいでしょうか。その頃、初めて、下士官や隊員の年齢に臆することなく、部下部隊を指導し、命令できるようになります。

 幹部と雖も人間であり、一人前になるには、苦労と苦悩を経なければならないのです。そして、その苦悩を経て、組織の階梯を上り、頂点に立ったのが、岡部陸幕長なのですね。

 陸幕長や統幕長は、総理大臣や防衛大臣が自衛隊を指揮し、国家を防衛する手助けをするのです。戦いのプロです。彼らこそ、国の宝でしょう。彼らがいなければ、国家の安全を保つことはできません。

 とある野党の政治家が、自衛隊を批判していましたが、こっそりと「でも、戦争になったら、守ってくださいね」と言ったそうです。

 これは何年も前の話ですが、事実です。件の自衛官はどのように感じたのでしょうか。それはどこにも書いてありませんでしたが、想像はできます。

 自衛官が最も欲しいものをご存知しょうか。それは「名誉」です。自衛隊や自衛官を辱める行為がいかなるものか、これで理解していただけるものと思います。

 ご清聴ありがとうございました。
 
 
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