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自衛隊の最高指揮官

 昨日の続き、朝雲新聞のコラムからです。

 自衛隊の最高指揮官は、総理大臣である。兼原氏の言う普通のおじさんが突然、官邸にパラシュート降下して、自衛隊の最高指揮官になる。

 中には、総理大臣が、自衛隊の最高指揮官であることを知らずに就任した猛者もいる。曰く「自衛隊の最高指揮官であることを今知りました」・・・。

 このような極端な総理は稀だが、自衛隊や軍事、安全保障に無関心な総理は枚挙に暇がない。それだけ戦後日本は平和だったと言えなくもない。

 だが、そういう時代は過ぎた。一衣帯水の向こう岸に我が国の生存を脅かす国家が出現したのだ。日本一国だけでは到底対処できない、力を信奉する国があるのだ。

 岸田総理大臣は、先月自衛隊の最高指揮官に就任した。彼には、国家安全保障や軍事に関してどのような考えを持っているのだろうか。

 自民党の選挙公約では、防衛費を2%超にすると掲げた。憲法改正も行うとしている。だが、岸田総理の口からは、安全保障政策について、具体的に語られたものを聞いたことはない。

 そして、中国との安定的な関係を構築したいと述べ、核兵器の廃絶に言及している。

 これでは、チェンバレンと同じ宥和政策ではないか。チェンバレンの宥和政策を弱腰と受け取ったナチスドイツは、オーストリアを併合し、ポーランドをソ連と二分して戦争の口火を切ったのだ。

 対岸が同じように考えてもおかしくはない。敵の弱いところから攻めるのは戦いの常套手段だ。先般、対岸は、日本に対して核恫喝を行った。メディアは無視したが、安全保障にかかわる者たちは色めき立った筈である。

 中共は、我が国を脅すとともにその反応を窺ったのだ。同盟国米国も同じように注目し、我が国の態度について不信感を抱いているということだ。

 統合幕僚長以下は、不安だろう。このような平時宰相が目の前の危機に本気で取り組むのだろうかと疑っていてもおかしくはない。もちろん、帝国陸海軍と異なり、自衛隊は、シビリアンコントロールが徹底されている。政治の判断に従わないなどということはない。

 岸田総理は、他人の意見を聞くことが特技だそうだから、幕僚長から、我が国を取り巻く安全保障環境、自衛隊の現状をよく聞いて、速やかに政策に反映していただきたいと思う。

 対岸は、岸田総理の一挙手一投足をじっと観察している。言動の一つ一つが、対岸に対するメッセージになるのである。岸田総理には、そのようなことをサポートするスタッフがいるのであろうか。甚だ不安だ。

 まず、公約通り、防衛費2%超を実現してもらいたい。それさえできないようなら、我が国の危機は近い。頼みますよ、岸田さん。


 総理大臣は自衛隊の最高指揮官で、自衛官から仰ぎ見られる存在なんですね。

 総理の一挙手一投足を自衛官はいつも見ているのです。でも、たぶん、総理には、自分が自衛官からいつも見られているという自覚はないでしょうね。

 岸田さんは、車座で、よく国民の声を聴いているようですが、演習場に行って、訓練している部隊を見て、車座になって、隊員の声を聞いてみればいいのです。

 隊員は敏感です。新たに着任した中隊長、連隊長、師団長がどんな人物なのか、即座に判断します。それはそうでしょう。自分の生殺与奪の権を握っているのですから。

 今、全国の自衛官は、岸田最高指揮官を見ていると思いますよ。向こう岸にどう対応しようとしているのかを。

 生身の自衛官に接すれば、総理の職責の重さを少しは理解できるでしょう。そして、統合幕僚長以下と話してみれば、我が国の安全保障環境の厳しさを実感するのではないでしょうか。

 自衛隊の高級幹部会同で、総理が訓示をするだけでは、何も響かないのです。中曽根康弘防衛庁長官は、現場に下りてきて、よく隊員と話していたそうです。そういう話を何度も現場隊員から聞いたことがあるので、それは事実でしょう。

 中曽根さんが、総理大臣になった時、自衛隊も自衛官も喜びました。我々を理解してくれる政治家が自衛隊の最高指揮官になったと。

 総理が演習場に来たら、部隊は、十重二十重に警戒員を配置し、蟻のはい出る隙間も無いよう厳重に警戒するでしょう。陸海空同じです。それを見るだけでも価値はあるでしょう。自衛隊の最高指揮官がどのような存在なのかを肌身で感じてほしいと思います。

 そこで、歩哨に一言「ご苦労さん」と声をかけていただけたら、部隊の士気は最高になるのです。
 
 
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