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Author:酒楽
 真正保守政治を確立する。中国・韓国・国内敵性勢力から日本を守る。日本人の誇りを取り戻すブログ。
主筆 酒楽。通称「硬派」。自称「小生」。政治、安全保障担当。
代筆:「お気楽」。硬派酒楽の疲れたときに代筆。日常・休憩など担当。

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菅内閣分析夫婦別姓

 分析第6弾、今日は夫婦別姓についてです。

 賛成は、上川法相と河野行革担当相の2名、反対は、菅首相以下10名、どちらともいえないが茂木外相以下3名、賛否不明は、麻生財務大臣以下5名。

 この設問に対する意思表明は、他の設問と大きく異なる結果となっている。それは、どちらともいえないという意見があったことだ。

 この問題を最後にしたのは、時代の変化の波に大きな影響を受けていること、それ故この設問自体を保守の指標と言えるのか些か疑問があることだ。

 夫婦同姓について、数年前まで、小生は、日本の伝統的な家族の在り方、価値観そのものだと認識していた。だから、保守の指標たり得るという立場だった。しかし、数年前から、そうではないのではないかと疑問を持ち始めている。夫婦同姓の考え方の底には、「家」というものがあるのは万人の納得するところと思う。夫婦同姓と家名は、相通ずるものがある。「何々家」というものに価値観を見出すことが夫婦同姓の考え方の根底にあり、別姓を拒否するもとなのだ。

 戦後、民法の改正により、「家」の縛りがなくなり、男女同権、婚姻は自由となった。それ以来、七十数年、3~4世代を経て、「家」は有名無実になりつつある、と小生は考える。夫婦同姓は古き良き伝統であると思うが、そうではないと思う人が増えつつある。いまさら、戦前のように家長の権限を振りかざすようなことはあり得ない。時代錯誤も甚だしい。

 形だけ夫婦同姓にしても、裏付けたる法律の考え方が変わってしまっているのだ。いまさら、時計の針を元に戻すことはできまい。夫婦同姓を突き詰めて考えるとそうならざるを得ない。男女同権、婚姻の自由を戦前のような体制に戻すことはできない。それは、基本的人権に反するからだ。「家」という概念と男女同権・婚姻の自由という概念は正反対であり、相いれない。

 最早、夫婦同姓という価値観は崩壊しつつある。個人的には夫婦同姓に賛成だが、選択的夫婦別姓を検討すべき時期に来ているのかもしれない。夫婦別姓は、日本の伝統的価値観、家族の崩壊につながるという意見が反対意見の代表的なものだ。その意見に異を唱えるものではない。

 だが、戦後七十数年たった現在、女性からの「何故、結婚したら自分の姓を名乗ることができないのか?」という問いに真正面から説得できる理由はないのではないだろうか。それは、女性の切なる願いなのではないのか。夫婦同姓は、男性から見た時、当たり前の世界であり、価値観かもしれないが、女性は必ずしもそうではない。男女同権を認めないならいざ知らず、それを認める限り、夫婦の姓に関して、女性に決定権の半分があるのだ。それを真摯に問い、考えたことはあるのだろうか?

 小生は、人知れずそれを考え、選択的夫婦別姓を容認すべきではないかと考えるようになった。夫婦別姓に賛成することは、保守ではない、という考え方は間違っている。保守ならば、少なくとも反対はできないはずだ。それが保守だと小生は信ずる。

 そういった意味で、この設問に対する菅内閣各閣僚の意見は、今の日本を素直に表していると思うが如何か。仮に、選択的夫婦別姓を法律で容認したとしても、日本人の価値観や倫理観が崩壊するほど日本人が荒廃しているとは思わない。

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