米弾道ミサイル原潜、異例のグアム寄港 中国や北朝鮮にメッセージか
2022年1月18日 10時49分 CNN.co.jp
https://news.livedoor.com/article/detail/21526606/
トライデント弾道ミサイル20基と核弾頭数十発を搭載するネバダは15日、グアムにある海軍基地に入港した。弾道ミサイル原潜がグアムに寄港するのは2016年以来で、寄港が発表されるのは1980年代以降でわずか2度目だ。
弾道ミサイル原潜は機密の塊です。オペレーションが公にされることは殆どありません。グアムに寄港したのが発表されたのは1980年代以降で2度目だ、というCNNの報道がそれを物語っていますね。
つまり、これは米国のメッセージだということです。CNNの記事は、
米海軍の元潜水艦長で、現在は新アメリカ安全保障センターでアナリストを務めるトーマス・シュガート氏は「意図的かどうかはともかく、弾道ミサイル原潜はメッセージを送っている。米国は100発あまりの核弾頭を相手の玄関先に配置することができるが、相手はそれを知ることすらないか、あるいは大した対応が取れない、というメッセージだ。これが逆の立場になることはありえず、そうした状況はしばらく続く」と述べた。
と伝えています。
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なかなかパンチが効いてますね。つまり、太平洋はアメリカの海だ、と主張しているわけです。アメリカは、太平洋のどこにでも展開できると。
中国は、まだ沿岸海軍です。外洋海軍建設に向けて努力を続けていますが、太平洋はいまだにアメリカの覇権下にあります。グアムは、戦略ミサイル原潜にとって中国と目と鼻の先です。搭載する核弾頭は100発余り。
これでは、中国は、のど元に匕首を突き付けられたようなものでしょう。北朝鮮は手も足も出ないでしょう。そもそも戦力と呼べるほどの海軍も空軍も持っていないのですから。
これはつまり、台湾に手を出すな、というメッセージだと酒楽は思います。手を出せば、米中の軍事衝突にエスカレートするかもしれません。場合によっては、アメリカは、中国への核攻撃も辞さないぞ、ということなのでしょう。
結論として、中国は台湾侵攻をするなら、アメリカとの本格的な戦争を覚悟しなければならないということです。それがアメリカのメッセージだということですね。
さて、目の前に匕首を突き付けられて中国はどう出るのでしょうか。我々も本気だという意思を示したいならば、空母遼寧を含む空母機動艦隊を太平洋まで進出させるのが順当でしょう。
ですが、現状、中国海軍空母機動艦隊は、アメリカ海軍の敵ではありません。太平洋に進出すれば、そこはアメリカと日本の海なのです。中国海軍が生き残れるとは思えませんね。戦力差が圧倒的に日米に有利だからです。
台湾侵攻を企図する習近平にとって、日米同盟は、強大な壁なのです。
中国がとるべき方策は、敵の弱いところを突く、つまり、日本を取り込んで、日米同盟を弱体化させるか、できれば解体できればいいのです。
それが現状中国のとりうる最良の方策です。既にそれは始まっています。現に、岸田政権が成立して以来、日本は、中国に対して、譲歩に次ぐ譲歩で、毅然とした態度など皆無です。
今回の米ミサイル原潜のメッセージは、我が国にも向けられていると酒楽は思います。それは、岸田政権に対するけん制です。これ以上中国に譲歩するなという強いメッセージだと酒楽は思います。
まことに情けない状況ですね。同盟国から信用されていない日本政府と言うのは、数年前の民主党を除けば、戦後最悪の政権と言ってもいいでしょう。メディアに踊らされ、中国に懐柔される岸田政権は、もしかしたら、戦後最悪の売国政権になる可能性があります。
海上自衛隊の人員不足は深刻なようです。特に潜水艦勤務希望者は少ないと聞きます。このままでは、世界に誇る精強海上自衛隊の維持は困難ではないでしょうか。
政府は、それに対して無策ですね。防衛費を増加させるなら、併せて、隊員募集のため、自衛官の給与をアップさせればいいのですよ。それで国の安全保障が担保されるなら安いものではないですか。それをけちって国が亡んだら、何をやっているのかわかりませんね。
財務省は、公務員の横並びや世論を慮って給与の増額を渋るでしょうが、それこそ政治判断でしょう。岸大臣、頼みますよ。民主党政権時代のように、自衛官の給与を削減するような亡国の行為だけは願い下げです。
2022年1月18日 10時49分 CNN.co.jp
https://news.livedoor.com/article/detail/21526606/
トライデント弾道ミサイル20基と核弾頭数十発を搭載するネバダは15日、グアムにある海軍基地に入港した。弾道ミサイル原潜がグアムに寄港するのは2016年以来で、寄港が発表されるのは1980年代以降でわずか2度目だ。
弾道ミサイル原潜は機密の塊です。オペレーションが公にされることは殆どありません。グアムに寄港したのが発表されたのは1980年代以降で2度目だ、というCNNの報道がそれを物語っていますね。
つまり、これは米国のメッセージだということです。CNNの記事は、
米海軍の元潜水艦長で、現在は新アメリカ安全保障センターでアナリストを務めるトーマス・シュガート氏は「意図的かどうかはともかく、弾道ミサイル原潜はメッセージを送っている。米国は100発あまりの核弾頭を相手の玄関先に配置することができるが、相手はそれを知ることすらないか、あるいは大した対応が取れない、というメッセージだ。これが逆の立場になることはありえず、そうした状況はしばらく続く」と述べた。
と伝えています。
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なかなかパンチが効いてますね。つまり、太平洋はアメリカの海だ、と主張しているわけです。アメリカは、太平洋のどこにでも展開できると。
中国は、まだ沿岸海軍です。外洋海軍建設に向けて努力を続けていますが、太平洋はいまだにアメリカの覇権下にあります。グアムは、戦略ミサイル原潜にとって中国と目と鼻の先です。搭載する核弾頭は100発余り。
これでは、中国は、のど元に匕首を突き付けられたようなものでしょう。北朝鮮は手も足も出ないでしょう。そもそも戦力と呼べるほどの海軍も空軍も持っていないのですから。
これはつまり、台湾に手を出すな、というメッセージだと酒楽は思います。手を出せば、米中の軍事衝突にエスカレートするかもしれません。場合によっては、アメリカは、中国への核攻撃も辞さないぞ、ということなのでしょう。
結論として、中国は台湾侵攻をするなら、アメリカとの本格的な戦争を覚悟しなければならないということです。それがアメリカのメッセージだということですね。
さて、目の前に匕首を突き付けられて中国はどう出るのでしょうか。我々も本気だという意思を示したいならば、空母遼寧を含む空母機動艦隊を太平洋まで進出させるのが順当でしょう。
ですが、現状、中国海軍空母機動艦隊は、アメリカ海軍の敵ではありません。太平洋に進出すれば、そこはアメリカと日本の海なのです。中国海軍が生き残れるとは思えませんね。戦力差が圧倒的に日米に有利だからです。
台湾侵攻を企図する習近平にとって、日米同盟は、強大な壁なのです。
中国がとるべき方策は、敵の弱いところを突く、つまり、日本を取り込んで、日米同盟を弱体化させるか、できれば解体できればいいのです。
それが現状中国のとりうる最良の方策です。既にそれは始まっています。現に、岸田政権が成立して以来、日本は、中国に対して、譲歩に次ぐ譲歩で、毅然とした態度など皆無です。
今回の米ミサイル原潜のメッセージは、我が国にも向けられていると酒楽は思います。それは、岸田政権に対するけん制です。これ以上中国に譲歩するなという強いメッセージだと酒楽は思います。
まことに情けない状況ですね。同盟国から信用されていない日本政府と言うのは、数年前の民主党を除けば、戦後最悪の政権と言ってもいいでしょう。メディアに踊らされ、中国に懐柔される岸田政権は、もしかしたら、戦後最悪の売国政権になる可能性があります。
海上自衛隊の人員不足は深刻なようです。特に潜水艦勤務希望者は少ないと聞きます。このままでは、世界に誇る精強海上自衛隊の維持は困難ではないでしょうか。
政府は、それに対して無策ですね。防衛費を増加させるなら、併せて、隊員募集のため、自衛官の給与をアップさせればいいのですよ。それで国の安全保障が担保されるなら安いものではないですか。それをけちって国が亡んだら、何をやっているのかわかりませんね。
財務省は、公務員の横並びや世論を慮って給与の増額を渋るでしょうが、それこそ政治判断でしょう。岸大臣、頼みますよ。民主党政権時代のように、自衛官の給与を削減するような亡国の行為だけは願い下げです。
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