“もし開戦したら…”中国の衝撃動画 公開の思惑は
2020年9月22日 21時52分 テレ朝news
菅政権は今後、中国や台湾とどう向き合っていくのでしょうか。それを読み解く一つの鍵になるのが新たに就任した岸信夫防衛大臣です。中国メディアも注目しています。
5兆4000億円。防衛予算の要求額は9年連続の増加で、規模は過去最大となる見通しです。このなかには増強予定の電磁戦専門部隊の予算も含まれています。これは敵がミサイルを発射する際に通信システムの妨害などにも使えるそうで、中国やロシアの“電磁戦”に対抗する狙いも。
一方の中国は、あるプロモーションビデオを発表。冒頭には「もしきょう開戦したら」という文字が。なんとも物騒なタイトル…。ビデオのなかには山間部などで訓練を行う兵士、複数のミサイルが発射される様子。そして最後には、爆発とともに「祖国よ 命を懸けて戦う」とテロップが出されます。
さらに、動画は他にも…。中国空軍が公開したのは敵の基地への攻撃をイメージした動画。爆撃機「H-6K」が標的としているのは…。ロイター通信は、この施設がグアムの米空軍基地に似ていると報じています。比べてみると…。しかし、なぜこのタイミングで映像を公開したのでしょうか。その背景にはアメリカと台湾の急接近が関係しているとの見方も…。先月にはアメリカ、アザー厚生長官が台湾を訪問。台湾のトップ、蔡英文総統と会談し、新型コロナ対策で協力関係を強化するとともに、中国への対応についても意見交換。さらに、先週に行われた台湾民主化の父・李登輝元総統の告別式。台湾に降り立ったのはアメリカのクラック国務次官。1979年以来、最高位となるアメリカ国務省の高官による台湾訪問になりました。これが中国を刺激することになったのです。
さらに、この告別式には森元総理大臣が参列したほか、先月の弔問にはこの人の姿が…。菅内閣の防衛大臣に就任した安倍前総理大臣の弟・岸信夫防衛大臣。実は岸大臣、祖父・岸信介元総理大臣から“親台湾路線”を引き継ぐ人物。中国にとっては、あまり嬉しくない就任なのかもしれません。
(引用終わり)
さて、テレ朝はどちらを向いてこの記事を書いているのだ。記事の最後、「中国にとっては、あまり嬉しくない就任なのかもしれません。」となっているので、中国の立場に立って記事を書いているのだろう。つまり、テレ朝は、日本のテレビ局ではなく、中国の立場を代弁するテレビ局だと、自らそう言っている。そういった意味では存在意義がある。日本国の政治的意思に対して、中共がどう思っているのか?テレ朝を含む反日メディアがすぐに教えてくれる。その反応を見ながら、政府は次の手を打てばいいのだ。
昨日の記事で、岸防衛大臣の人事はヒット作だと言ったのは、この記事にあるように、李登輝元総統の告別式に参列したからだ。我が国が、日米どちらの側に立つべきか、自らの行動で示した。天晴れだ。アメリカは、岸信夫を防衛大臣に登用した菅政権の意図を汲み取った筈だ。二階は、すぐには切れない。だが、政府に岸を登用する。防衛大臣という重要なポストに。アメリカも馬鹿ではあるまい。菅政権誕生の経緯と、自民党内の派閥力学を考えたときに、幹事長をすぐに代えることが困難なことはすぐわかる。
中国がこれをどう見ているのか?いみじくもテレ朝が教えてくれた。嬉しくないのだ。しかし、この表現は、あまりに婉曲だ。正しくは、「苦虫を噛み潰している」ことだろう。アメリカのアザー厚生長官、クラック国務次官が相次いで台湾を訪問し、米台関係は、米国が中共を認めて以来、最高の関係になっている。F16戦闘機の売却も実現の運びとなっている。中国は切歯扼腕しているに違いない。
その結果が、例の動画だ。それにしても稚拙だ。見ようによっては軍事的恫喝に等しい。そして極めて危険だ。冒険主義と言ってもいい。アメリカの本質を知らないのか?アメリカは昔も今も暴力国家だ。軍事力の行使をためらわない。いや、最後のとどめは軍事力という確信をもって外交を行っている。中国の今回のような恫喝映像が、アメリカ合衆国の政治、軍事にいかなる反響を巻き起こすのか、考えなかったのだろうか?考えなかったのだな。そうでなければ、このような愚行は行わないだろう。トランプはほくそ笑んでいるだろう。大統領選挙に勝利することは間違いない。中国はまたも墓穴を掘っている。
やはり、中共には、有能な宰相や軍師はいないのだな。いるのは、私腹を肥やすことに長けた政治家と軍人だけなのだ。翻って、菅総理大臣に有能な軍師はいるのだろうか?一人ですべてを判断し、決定し、行うことは不可能だ。総理に有力な政治的具申をし、総理に代わって実行に移し、監督する、こういう人材が必要なのだが、政権内に誰ぞおるのか?そこが心配だ。
出でよ軍師。
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菅政権は今後、中国や台湾とどう向き合っていくのでしょうか。それを読み解く一つの鍵になるのが新たに就任した岸信夫防衛大臣です。中国メディアも注目しています。
5兆4000億円。防衛予算の要求額は9年連続の増加で、規模は過去最大となる見通しです。このなかには増強予定の電磁戦専門部隊の予算も含まれています。これは敵がミサイルを発射する際に通信システムの妨害などにも使えるそうで、中国やロシアの“電磁戦”に対抗する狙いも。
一方の中国は、あるプロモーションビデオを発表。冒頭には「もしきょう開戦したら」という文字が。なんとも物騒なタイトル…。ビデオのなかには山間部などで訓練を行う兵士、複数のミサイルが発射される様子。そして最後には、爆発とともに「祖国よ 命を懸けて戦う」とテロップが出されます。
さらに、動画は他にも…。中国空軍が公開したのは敵の基地への攻撃をイメージした動画。爆撃機「H-6K」が標的としているのは…。ロイター通信は、この施設がグアムの米空軍基地に似ていると報じています。比べてみると…。しかし、なぜこのタイミングで映像を公開したのでしょうか。その背景にはアメリカと台湾の急接近が関係しているとの見方も…。先月にはアメリカ、アザー厚生長官が台湾を訪問。台湾のトップ、蔡英文総統と会談し、新型コロナ対策で協力関係を強化するとともに、中国への対応についても意見交換。さらに、先週に行われた台湾民主化の父・李登輝元総統の告別式。台湾に降り立ったのはアメリカのクラック国務次官。1979年以来、最高位となるアメリカ国務省の高官による台湾訪問になりました。これが中国を刺激することになったのです。
さらに、この告別式には森元総理大臣が参列したほか、先月の弔問にはこの人の姿が…。菅内閣の防衛大臣に就任した安倍前総理大臣の弟・岸信夫防衛大臣。実は岸大臣、祖父・岸信介元総理大臣から“親台湾路線”を引き継ぐ人物。中国にとっては、あまり嬉しくない就任なのかもしれません。
(引用終わり)
さて、テレ朝はどちらを向いてこの記事を書いているのだ。記事の最後、「中国にとっては、あまり嬉しくない就任なのかもしれません。」となっているので、中国の立場に立って記事を書いているのだろう。つまり、テレ朝は、日本のテレビ局ではなく、中国の立場を代弁するテレビ局だと、自らそう言っている。そういった意味では存在意義がある。日本国の政治的意思に対して、中共がどう思っているのか?テレ朝を含む反日メディアがすぐに教えてくれる。その反応を見ながら、政府は次の手を打てばいいのだ。
昨日の記事で、岸防衛大臣の人事はヒット作だと言ったのは、この記事にあるように、李登輝元総統の告別式に参列したからだ。我が国が、日米どちらの側に立つべきか、自らの行動で示した。天晴れだ。アメリカは、岸信夫を防衛大臣に登用した菅政権の意図を汲み取った筈だ。二階は、すぐには切れない。だが、政府に岸を登用する。防衛大臣という重要なポストに。アメリカも馬鹿ではあるまい。菅政権誕生の経緯と、自民党内の派閥力学を考えたときに、幹事長をすぐに代えることが困難なことはすぐわかる。
中国がこれをどう見ているのか?いみじくもテレ朝が教えてくれた。嬉しくないのだ。しかし、この表現は、あまりに婉曲だ。正しくは、「苦虫を噛み潰している」ことだろう。アメリカのアザー厚生長官、クラック国務次官が相次いで台湾を訪問し、米台関係は、米国が中共を認めて以来、最高の関係になっている。F16戦闘機の売却も実現の運びとなっている。中国は切歯扼腕しているに違いない。
その結果が、例の動画だ。それにしても稚拙だ。見ようによっては軍事的恫喝に等しい。そして極めて危険だ。冒険主義と言ってもいい。アメリカの本質を知らないのか?アメリカは昔も今も暴力国家だ。軍事力の行使をためらわない。いや、最後のとどめは軍事力という確信をもって外交を行っている。中国の今回のような恫喝映像が、アメリカ合衆国の政治、軍事にいかなる反響を巻き起こすのか、考えなかったのだろうか?考えなかったのだな。そうでなければ、このような愚行は行わないだろう。トランプはほくそ笑んでいるだろう。大統領選挙に勝利することは間違いない。中国はまたも墓穴を掘っている。
やはり、中共には、有能な宰相や軍師はいないのだな。いるのは、私腹を肥やすことに長けた政治家と軍人だけなのだ。翻って、菅総理大臣に有能な軍師はいるのだろうか?一人ですべてを判断し、決定し、行うことは不可能だ。総理に有力な政治的具申をし、総理に代わって実行に移し、監督する、こういう人材が必要なのだが、政権内に誰ぞおるのか?そこが心配だ。
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