経済制裁は「現代版ロシア革命」を導くか 「プーチン独裁」が招いたルーブル暴落と不況、声あげる市民への期待 2022年03月02日 論座 朝日新聞デジタル
https://webronza.asahi.com/business/articles/2022030100003.html?page=5
「いま、歴史は恐ろしい悲劇を前に、再び反戦平和と民主主義を求めるロシア民衆の力強い復活を待っているのではないだろうか。」
上智大学教授、小此木潔氏の論考です。記事の最後の部分から抜粋しました。
まず、「反戦平和と民主主義を求めるロシア民衆」というフレーズですが、長らく西側民主主義国家が抱く幻想がこれですね。
ないです。ないから「幻想」というのです。酒楽が言っているだけですが。ロシアの大地に民主主義はなじみません。一度たりとも民主主義はなかったし、萌芽さえありませんでした。
ロシア革命は、単なる権力者の交代です。見かけは、民主革命のようですが、実態は暴力革命で、革命後の政権は、暴力で民衆を支配し、弾圧しました。ソビエト共産党と、ロマノフ王朝に歴史の断絶はありますが、暴力で国家を統治するスタイルには変化がありませんでした。
いや、それ以前からロシアに民主主義が存在した試しがありません。だから、小此木教授が指摘するように、ロシア民衆が、反戦平和を訴えることはあっても、民主主義を求めることはないでしょう。
国の統治体制は、ロシアの民衆が決めるのです。ロシアの歴史を見れば明らかですが、ロシアの歴史は、力によって権力者が交代してきた歴史に外なりません。
民主主義や法治主義は、古代ローマを源流としています。ヨーロッパにおいては。2000年以上前、ローマは法治国家であり、民主主義国家でした。帝政時代も形上は皇帝独裁ではありません。様々な肩書(例えば、議会における第一人者)を持つローマ皇帝は、その様々な肩書と権力を象徴しているだけです。独裁には、形上、様々な制約があったのです。無制限な独裁ではありません。
王制~共和制~帝政と統治体制は変わりましたが、法治と民主主義は変わらない原則でした。
ヨーロッパ以外では、我がヤマトくらいでしょうか。法治と民主主義が国体だったのは。我が国の歴史は、神武天皇の即位以来、法治。民主国家です。天皇独裁ではありません。厳密には、当初から民主主義ではありませんでしたが。
その国の統治体制は、民族と歴史に大きく左右されるのです。民族の本質は、そんな簡単に変わることはないのです。ロシアに民主主義も法治も似つかわしくありません。シナと同様に。
従って、これから先プーチン政権が倒れても、次の統治体制はロシアの伝統に忠実な独裁体制になるでしょう。独裁体制は民衆を暴力で統治する体制のことを言うのです。そして、ロシア伝統の対外膨張政策も継承されることは間違いありません。ロシアの民主主義などと言う幻想に期待してはなりません。
プーチン政権が転覆して、新しい政権ができたとしても何も期待できないということです。ロシアは力でしか物事を解決できないし、それ以外を想像することすらできないでしょう。何故なら、それがロシアだからです。シナがシナであるように、ロシアはロシアなのです。ロシアは、力治(りきち)の国なのです。プーチンが事ある毎に自らの力を誇示し、ロシアという国家の力を誇示するのは、ロシアの民衆がそれを欲しているからなのです。
力治は法治でもなければ、民主主義でもありません。
北方領土を回復したいと思うなら、ロシアが弱体化したときに、力で奪還するするのが最も現実的な方法だと酒楽は思います。それが近いうちに訪れることを期待してやみませんww
昨日、役場に行ってワンコの死亡届を出してきました。先日、役場から狂犬病予防注射の案内が来たからです。「あーそうか、飼い始めた時に登録したから、こちらから死亡届を出さなければならないのだな」と気が付いたわけです。いや気がついてはいました。でも面倒なので、ほーっておいたのです。
でも予防注射の案内がこれからも来るのではたまらないなと思って、役場に出かけたのです。生活環境課でした。エレベータで昇ると何か暇そうなところに出ました♪そうすると係の人が来て、何用ですかと尋ねられたので、かくかくしかじかワンコの死亡届を提出したいというと、ではこの用紙に必要事項を書いて出してください、と言われたのでした。
ワンコの名前、生年月日、登録番号などを書くようになっています。ワンコは、勝手に捨てられないので、処分はどうしたのか聞かれると思って身構えていたのですが、何も聞かれず、あっさり終了でした。えっ、こんだけ?ええ、こんだけでした。
犬の処分はどうされましたか?と聞かれると思って、模範解答を準備していたのですが、骨折り損でした。
ワンコは、実家の敷地内に葬ったのです。管理のために時々行くのですが、そのたびに手を合わせ、なむ・・・。もう涙はさすがに出ませんが、悲しい気持ちになるのは変わりません。でもあれですね、役場の職員にとっては、ありふれた単なる手続きなのでしょう。淡々としたものでした。最後に丁寧にお辞儀して退出してきたのですが。
これで、ワンコが死んでからやるべきことをすべてやりました。ワンコは、今頃天国で楽しく遊んでいるのだろうか、などと思います。やっぱり、飼うのはヤメです。・・・でもなー・・・。こういうのを煩悩とでもいうのでしょうか♪
https://webronza.asahi.com/business/articles/2022030100003.html?page=5
「いま、歴史は恐ろしい悲劇を前に、再び反戦平和と民主主義を求めるロシア民衆の力強い復活を待っているのではないだろうか。」
上智大学教授、小此木潔氏の論考です。記事の最後の部分から抜粋しました。
まず、「反戦平和と民主主義を求めるロシア民衆」というフレーズですが、長らく西側民主主義国家が抱く幻想がこれですね。
ないです。ないから「幻想」というのです。酒楽が言っているだけですが。ロシアの大地に民主主義はなじみません。一度たりとも民主主義はなかったし、萌芽さえありませんでした。
ロシア革命は、単なる権力者の交代です。見かけは、民主革命のようですが、実態は暴力革命で、革命後の政権は、暴力で民衆を支配し、弾圧しました。ソビエト共産党と、ロマノフ王朝に歴史の断絶はありますが、暴力で国家を統治するスタイルには変化がありませんでした。
いや、それ以前からロシアに民主主義が存在した試しがありません。だから、小此木教授が指摘するように、ロシア民衆が、反戦平和を訴えることはあっても、民主主義を求めることはないでしょう。
国の統治体制は、ロシアの民衆が決めるのです。ロシアの歴史を見れば明らかですが、ロシアの歴史は、力によって権力者が交代してきた歴史に外なりません。
民主主義や法治主義は、古代ローマを源流としています。ヨーロッパにおいては。2000年以上前、ローマは法治国家であり、民主主義国家でした。帝政時代も形上は皇帝独裁ではありません。様々な肩書(例えば、議会における第一人者)を持つローマ皇帝は、その様々な肩書と権力を象徴しているだけです。独裁には、形上、様々な制約があったのです。無制限な独裁ではありません。
王制~共和制~帝政と統治体制は変わりましたが、法治と民主主義は変わらない原則でした。
ヨーロッパ以外では、我がヤマトくらいでしょうか。法治と民主主義が国体だったのは。我が国の歴史は、神武天皇の即位以来、法治。民主国家です。天皇独裁ではありません。厳密には、当初から民主主義ではありませんでしたが。
その国の統治体制は、民族と歴史に大きく左右されるのです。民族の本質は、そんな簡単に変わることはないのです。ロシアに民主主義も法治も似つかわしくありません。シナと同様に。
従って、これから先プーチン政権が倒れても、次の統治体制はロシアの伝統に忠実な独裁体制になるでしょう。独裁体制は民衆を暴力で統治する体制のことを言うのです。そして、ロシア伝統の対外膨張政策も継承されることは間違いありません。ロシアの民主主義などと言う幻想に期待してはなりません。
プーチン政権が転覆して、新しい政権ができたとしても何も期待できないということです。ロシアは力でしか物事を解決できないし、それ以外を想像することすらできないでしょう。何故なら、それがロシアだからです。シナがシナであるように、ロシアはロシアなのです。ロシアは、力治(りきち)の国なのです。プーチンが事ある毎に自らの力を誇示し、ロシアという国家の力を誇示するのは、ロシアの民衆がそれを欲しているからなのです。
力治は法治でもなければ、民主主義でもありません。
北方領土を回復したいと思うなら、ロシアが弱体化したときに、力で奪還するするのが最も現実的な方法だと酒楽は思います。それが近いうちに訪れることを期待してやみませんww
昨日、役場に行ってワンコの死亡届を出してきました。先日、役場から狂犬病予防注射の案内が来たからです。「あーそうか、飼い始めた時に登録したから、こちらから死亡届を出さなければならないのだな」と気が付いたわけです。いや気がついてはいました。でも面倒なので、ほーっておいたのです。
でも予防注射の案内がこれからも来るのではたまらないなと思って、役場に出かけたのです。生活環境課でした。エレベータで昇ると何か暇そうなところに出ました♪そうすると係の人が来て、何用ですかと尋ねられたので、かくかくしかじかワンコの死亡届を提出したいというと、ではこの用紙に必要事項を書いて出してください、と言われたのでした。
ワンコの名前、生年月日、登録番号などを書くようになっています。ワンコは、勝手に捨てられないので、処分はどうしたのか聞かれると思って身構えていたのですが、何も聞かれず、あっさり終了でした。えっ、こんだけ?ええ、こんだけでした。
犬の処分はどうされましたか?と聞かれると思って、模範解答を準備していたのですが、骨折り損でした。
ワンコは、実家の敷地内に葬ったのです。管理のために時々行くのですが、そのたびに手を合わせ、なむ・・・。もう涙はさすがに出ませんが、悲しい気持ちになるのは変わりません。でもあれですね、役場の職員にとっては、ありふれた単なる手続きなのでしょう。淡々としたものでした。最後に丁寧にお辞儀して退出してきたのですが。
これで、ワンコが死んでからやるべきことをすべてやりました。ワンコは、今頃天国で楽しく遊んでいるのだろうか、などと思います。やっぱり、飼うのはヤメです。・・・でもなー・・・。こういうのを煩悩とでもいうのでしょうか♪
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