本日2件目の記事です。
蔡総統、ポンペオ米前国務長官に勲章授与 台米関係への貢献たたえる2022/03/03 15:52 フォーカス台湾
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202203030005
ローマの継承者は、大英帝国であり、米帝国です。
ローマの当初の主敵は、パルティア王国であり、ゲルマニアでした。ローマは、常にこの2正面を最重要正面として外交・軍事を司ったのです。
特に、パルティア王国に対する外交は、芸術的なものでした。それは、ちょうど緩衝地帯になるアルメニアを介して、間接的にパルティア王国を牽制し、懐柔していたからです。
ローマの息のかかる人材を必ず、アルメニア政権内に維持したのです。それをもって、アルメニア政府に影響力を行使すると同時に、パルティアにローマの意志を伝えたのです。
パルティア王国は、常に膨張意欲があって、それがローマに向かわないように、政治的軍事的圧力を維持していたのです。寄らば斬るぞ、と。
これをやっていたのは、2000年以上前の古代ローマなのです。凄いと思います。まあ、シナの歴史にも同じような例は見られるので、ローマの専売特許ではありませんが。
でもローマのこの外交は,以後のヨーロッパ諸国の教科書になりました。ただし、ローマの外交が見事だったのは、軍事力という背景があったからなのは当然です。軍事力のない外交は、まず成功することはありません。それは歴史が証明しています。
今回、米帝は、台湾に前国務長官ポンペオ氏を送り込みました。この辺が、米帝のしたたかなところです。ポンペオは、米民主党にとっては、不倶戴天の敵トランプの懐刀だった男です。そういうことにかまわず使える人材を使うところに覇権を維持する大国アメリカ合衆国があるのですね。感心しました。

蔡総統とポンペオ前国務長官 フォーカス台湾から引用
※勝手に引用しています。でも、こういう形で引用することを台湾当局は歓迎すると酒楽は思います。一人でも少しでも友人を増やしたいと台湾は思っている筈だからです。
これは、当然のことですが、シナに対するシグナルです。米帝は、台湾をシナに引き渡すことはないと。これほど明確なメッセージはありませんね。
日本も安倍さんを台湾に送り込めばいいのです。あるいは、岸防衛大臣を。それくらいの胆力を見せなければ、シナに足元を見られるだけです。まあ、でも靖国のヤの字もない岸田さんでは無理かー。
岸田さんは、かつて外務大臣をされてましたが、ダメでしたね。岸田さんほど外交に向かない人はいません。もっとも、今の岸田政権内にも誰もいませんが。
岸さんか、高市さんか、髭の隊長あたりが適切だと思います。隊長は、イラクで揉まれ、自衛隊内で揉まれ、胆力は備わっています。頭脳も明晰です。福島なまりは愛嬌ですww
外交は力とメッセージなのです。まず力。そしてメッセージ。しっかり目配せして、相手の一手に対応し、こちらも痛撃の一手を放ち、虚々実々の駆け引きをするのが外交なのです。
モーニングやタキシードを着て、華やかなパーティーに参加することは、外交の一断面でしかないのです。
我が国の外交を司る人たちには、自衛隊勤務を必修とすべきです。力とは何なのか、軍事とは何なのかを知らずして、外交を行うことはできません。ポンペオは、アメリカ合衆国陸軍士官学校ウェストポイントを首席で卒業した英才なのです。
ハーバードを出たことよりも、ウェストポイントを出たことの方が、彼の経歴を華やかなものにしたのは明らかだと思います。欧米の政治家、外交官で、軍事に疎いものは稀なのです。だってそうでしょう、戦争とは、外交の一手段なのです。戦争を知らずして、外交ができるわけがないじゃないですか。でも、我が国の外交官は、軍事に疎いと思いますよ。それと政治家も。
力のない政治・外交は罪なのです。それさえ知らない政治家は、政治家失格でしょう。
最後にポンペオ台湾訪問に対するシナ当局の反応を紹介しますww
ポンペオ前米国務長官が台湾を訪問へ 対中強硬派、中国の反発は必至 台北=石田耕一郎2022年2月21日 18時20分 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ2P5W46Q2PUHBI01H.html
蔡総統、ポンペオ米前国務長官に勲章授与 台米関係への貢献たたえる2022/03/03 15:52 フォーカス台湾
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202203030005
ローマの継承者は、大英帝国であり、米帝国です。
ローマの当初の主敵は、パルティア王国であり、ゲルマニアでした。ローマは、常にこの2正面を最重要正面として外交・軍事を司ったのです。
特に、パルティア王国に対する外交は、芸術的なものでした。それは、ちょうど緩衝地帯になるアルメニアを介して、間接的にパルティア王国を牽制し、懐柔していたからです。
ローマの息のかかる人材を必ず、アルメニア政権内に維持したのです。それをもって、アルメニア政府に影響力を行使すると同時に、パルティアにローマの意志を伝えたのです。
パルティア王国は、常に膨張意欲があって、それがローマに向かわないように、政治的軍事的圧力を維持していたのです。寄らば斬るぞ、と。
これをやっていたのは、2000年以上前の古代ローマなのです。凄いと思います。まあ、シナの歴史にも同じような例は見られるので、ローマの専売特許ではありませんが。
でもローマのこの外交は,以後のヨーロッパ諸国の教科書になりました。ただし、ローマの外交が見事だったのは、軍事力という背景があったからなのは当然です。軍事力のない外交は、まず成功することはありません。それは歴史が証明しています。
今回、米帝は、台湾に前国務長官ポンペオ氏を送り込みました。この辺が、米帝のしたたかなところです。ポンペオは、米民主党にとっては、不倶戴天の敵トランプの懐刀だった男です。そういうことにかまわず使える人材を使うところに覇権を維持する大国アメリカ合衆国があるのですね。感心しました。

蔡総統とポンペオ前国務長官 フォーカス台湾から引用
※勝手に引用しています。でも、こういう形で引用することを台湾当局は歓迎すると酒楽は思います。一人でも少しでも友人を増やしたいと台湾は思っている筈だからです。
これは、当然のことですが、シナに対するシグナルです。米帝は、台湾をシナに引き渡すことはないと。これほど明確なメッセージはありませんね。
日本も安倍さんを台湾に送り込めばいいのです。あるいは、岸防衛大臣を。それくらいの胆力を見せなければ、シナに足元を見られるだけです。まあ、でも靖国のヤの字もない岸田さんでは無理かー。
岸田さんは、かつて外務大臣をされてましたが、ダメでしたね。岸田さんほど外交に向かない人はいません。もっとも、今の岸田政権内にも誰もいませんが。
岸さんか、高市さんか、髭の隊長あたりが適切だと思います。隊長は、イラクで揉まれ、自衛隊内で揉まれ、胆力は備わっています。頭脳も明晰です。福島なまりは愛嬌ですww
外交は力とメッセージなのです。まず力。そしてメッセージ。しっかり目配せして、相手の一手に対応し、こちらも痛撃の一手を放ち、虚々実々の駆け引きをするのが外交なのです。
モーニングやタキシードを着て、華やかなパーティーに参加することは、外交の一断面でしかないのです。
我が国の外交を司る人たちには、自衛隊勤務を必修とすべきです。力とは何なのか、軍事とは何なのかを知らずして、外交を行うことはできません。ポンペオは、アメリカ合衆国陸軍士官学校ウェストポイントを首席で卒業した英才なのです。
ハーバードを出たことよりも、ウェストポイントを出たことの方が、彼の経歴を華やかなものにしたのは明らかだと思います。欧米の政治家、外交官で、軍事に疎いものは稀なのです。だってそうでしょう、戦争とは、外交の一手段なのです。戦争を知らずして、外交ができるわけがないじゃないですか。でも、我が国の外交官は、軍事に疎いと思いますよ。それと政治家も。
力のない政治・外交は罪なのです。それさえ知らない政治家は、政治家失格でしょう。
最後にポンペオ台湾訪問に対するシナ当局の反応を紹介しますww
ポンペオ前米国務長官が台湾を訪問へ 対中強硬派、中国の反発は必至 台北=石田耕一郎2022年2月21日 18時20分 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ2P5W46Q2PUHBI01H.html
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