企業のロシア離れ加速 ブランド棄損リスクも
2022/3/6 16:28 産経ニュース
http://www.sankei.com/article/20220306-6OVK7QM4HNISDKPBYQ2ASE2G5U/
曖昧な態度を続ける日本企業の姿勢について、明星大の細川昌彦教授は「今回の問題が一時的な制裁で終わると考えているなら大きな間違いだ」と指摘。その上で、「グローバルに事業を展開する企業は投資家の目やレピュテーション(評判)リスクを考えて動かないといけない。経営者は国際秩序の変化への研ぎ澄ました感度が必要で、判断を先送りすべきではない」と話している。(蕎麦谷里志、高木克聡、加藤園子)
記事の最後の部分を引用しました。
普段、企業の社会的責任などと声高らかに叫んでいる有名企業が、実は守銭奴集団だったことが明示されました。酒楽は、この手の問題について、過去何度も同じ主張をしています。
特に中国進出企業については、厳しく批判してきました。我が国の領土である尖閣諸島に対し、中国の領土であると主張し、海警局船舶をもって領海侵犯を繰り返し、日本漁船の操業を妨害し続ける中国。新疆ウィグルでの人権侵害を繰り返し、台湾の領有と侵攻を公言してはばからない中国。
これらの一連の中国の行動は、我が国に対する敵対的行動だと言われても反論できないでしょう。であるにもかかわらず、中国に進出する本邦企業、そこから利益を得ることに血眼になり、従業員の安全を軽視する日本企業。これが我が国経済界の現状です。
今回のロシアのウクライナ侵攻に対して、欧米企業は、速やかにロシアでの操業などから撤退を表明しています。それに対して、本邦企業の動きは、鈍いです。徹底的に鈍い。鈍いというよりも、できればこのまま事業を継続したい気持ち満々です。
それは、企業経営者としての判断でしょうが、ロシアからの事業撤退を表明している欧米企業との差異は際立っています。本邦企業は、ロシアに加担するのか?と問われても反論はできないでしょう。
それは、企業イメージを破壊する行為です。東芝ココム違反事件を思い出してください。アメリカの議員が、東芝製のラジカセをハンマーで破壊する映像が、世界に向かって流され、我が国のイメージは、大きなダメージを受けたのです。現在、それと同じことを本邦企業が行っているのです。これは、ロシアに対する欧米各国の批判を逆なでする行為なのです。
日本は、そこまでして利益を貪るのか?と言う結末になります。東芝ココム事案を彷彿とさせますね。そこから何も教訓を得なかった本邦企業は、今回の傍観者的態度、遅疑逡巡のツケを払わされるときがくるでしょう。
企業イメージ、ブランド価値の暴落と言う結果が間もなく訪れるのではないでしょうか。それは、本邦企業のイメージダウンだけにとどまらず、日本国そのものの意志を疑われ、国益を著しく棄損するかもしれないのです。

あまりにも鈍感だと思います。酒楽は、何度も主張していますが、中国に進出している企業は、無責任極まりないのです。中国に駐在している本邦企業の駐在員は、潜在的な人質なのです。本来なら、外務省は本邦企業に対して、ロシアにとどまらず、中国への渡航制限を設けるべきなのです。
そして、それが無理なら、せめて本邦企業に対し、中国での経済活動は、企業側の自己責任でお願いします、とはっきり言わねばなりません。いつどこで日本人駐在員が不当に拘束されてもおかしくないのが中國だからです。
外交官でさえ拘束されるのです。民間人など、赤子の手をひねるほど簡単に拘束されるでしょう。理由は簡単です。好ましからざる行動をとった、というだけです。本邦企業の経営者は、こういう事態を想定していないのでしょうか?していないのでしょうね。でなければ、あれほど大規模に中国に進出するはずがありません。
でも利を貪るツケはいずれやってきますよ。あなた方には、とても責任をとれない形で。その時になって、政府に泣きつかないでくださいね。人質を取られようが、会社がつぶれようが、全ては「自己責任でお願いします」。
先日、クリーニング屋さんに行きました。するとですね、何と二次元バーコードがおいてあるではありませんか♪店員さんに聞いてみると「はい、この前から使えるようになりました」とおっしゃるわけです。いやー良かったです。これでまた一つ、現金を使う用事が減りました。
あと残っているのは、床屋さん、とあるスーパーマーケット、そしてかかりつけのお医者さんだけです。でもですね、何度か言ってますが、現金オンリーのところは、良心的なのです。何故なら、バーコード決済は、必ず手数料を取られるからです。ただほど高い物はないのです。便利さの陰には、誰かが必ず負担を強いられているからです。それはお店かもしれないし、利用者である私たちなのかもしれません。現金オンリーのところは、それで安いサービスを我々に提供してくれている、ということなのです。
なので酒楽としては、うれしさ半分、残念な気持ち半分なのですね。また一つ、バーコードの軍門に下ったか、と言う気持ちです。
2022/3/6 16:28 産経ニュース
http://www.sankei.com/article/20220306-6OVK7QM4HNISDKPBYQ2ASE2G5U/
曖昧な態度を続ける日本企業の姿勢について、明星大の細川昌彦教授は「今回の問題が一時的な制裁で終わると考えているなら大きな間違いだ」と指摘。その上で、「グローバルに事業を展開する企業は投資家の目やレピュテーション(評判)リスクを考えて動かないといけない。経営者は国際秩序の変化への研ぎ澄ました感度が必要で、判断を先送りすべきではない」と話している。(蕎麦谷里志、高木克聡、加藤園子)
記事の最後の部分を引用しました。
普段、企業の社会的責任などと声高らかに叫んでいる有名企業が、実は守銭奴集団だったことが明示されました。酒楽は、この手の問題について、過去何度も同じ主張をしています。
特に中国進出企業については、厳しく批判してきました。我が国の領土である尖閣諸島に対し、中国の領土であると主張し、海警局船舶をもって領海侵犯を繰り返し、日本漁船の操業を妨害し続ける中国。新疆ウィグルでの人権侵害を繰り返し、台湾の領有と侵攻を公言してはばからない中国。
これらの一連の中国の行動は、我が国に対する敵対的行動だと言われても反論できないでしょう。であるにもかかわらず、中国に進出する本邦企業、そこから利益を得ることに血眼になり、従業員の安全を軽視する日本企業。これが我が国経済界の現状です。
今回のロシアのウクライナ侵攻に対して、欧米企業は、速やかにロシアでの操業などから撤退を表明しています。それに対して、本邦企業の動きは、鈍いです。徹底的に鈍い。鈍いというよりも、できればこのまま事業を継続したい気持ち満々です。
それは、企業経営者としての判断でしょうが、ロシアからの事業撤退を表明している欧米企業との差異は際立っています。本邦企業は、ロシアに加担するのか?と問われても反論はできないでしょう。
それは、企業イメージを破壊する行為です。東芝ココム違反事件を思い出してください。アメリカの議員が、東芝製のラジカセをハンマーで破壊する映像が、世界に向かって流され、我が国のイメージは、大きなダメージを受けたのです。現在、それと同じことを本邦企業が行っているのです。これは、ロシアに対する欧米各国の批判を逆なでする行為なのです。
日本は、そこまでして利益を貪るのか?と言う結末になります。東芝ココム事案を彷彿とさせますね。そこから何も教訓を得なかった本邦企業は、今回の傍観者的態度、遅疑逡巡のツケを払わされるときがくるでしょう。
企業イメージ、ブランド価値の暴落と言う結果が間もなく訪れるのではないでしょうか。それは、本邦企業のイメージダウンだけにとどまらず、日本国そのものの意志を疑われ、国益を著しく棄損するかもしれないのです。

あまりにも鈍感だと思います。酒楽は、何度も主張していますが、中国に進出している企業は、無責任極まりないのです。中国に駐在している本邦企業の駐在員は、潜在的な人質なのです。本来なら、外務省は本邦企業に対して、ロシアにとどまらず、中国への渡航制限を設けるべきなのです。
そして、それが無理なら、せめて本邦企業に対し、中国での経済活動は、企業側の自己責任でお願いします、とはっきり言わねばなりません。いつどこで日本人駐在員が不当に拘束されてもおかしくないのが中國だからです。
外交官でさえ拘束されるのです。民間人など、赤子の手をひねるほど簡単に拘束されるでしょう。理由は簡単です。好ましからざる行動をとった、というだけです。本邦企業の経営者は、こういう事態を想定していないのでしょうか?していないのでしょうね。でなければ、あれほど大規模に中国に進出するはずがありません。
でも利を貪るツケはいずれやってきますよ。あなた方には、とても責任をとれない形で。その時になって、政府に泣きつかないでくださいね。人質を取られようが、会社がつぶれようが、全ては「自己責任でお願いします」。
先日、クリーニング屋さんに行きました。するとですね、何と二次元バーコードがおいてあるではありませんか♪店員さんに聞いてみると「はい、この前から使えるようになりました」とおっしゃるわけです。いやー良かったです。これでまた一つ、現金を使う用事が減りました。
あと残っているのは、床屋さん、とあるスーパーマーケット、そしてかかりつけのお医者さんだけです。でもですね、何度か言ってますが、現金オンリーのところは、良心的なのです。何故なら、バーコード決済は、必ず手数料を取られるからです。ただほど高い物はないのです。便利さの陰には、誰かが必ず負担を強いられているからです。それはお店かもしれないし、利用者である私たちなのかもしれません。現金オンリーのところは、それで安いサービスを我々に提供してくれている、ということなのです。
なので酒楽としては、うれしさ半分、残念な気持ち半分なのですね。また一つ、バーコードの軍門に下ったか、と言う気持ちです。
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