高市氏「尖閣に工作物を」 対中国、施政権明示必要 2022/3/9 22:22 産経ニュース
領土の奪還は、憲法で認められていない、と高市氏が発言されました。
国際社会の法と秩序を尊重する日本の対応 内閣官房
日本は、憲法によって、国際紛争を解決する手段として戦争や武力の行使に訴えることは認められていません、内閣官房HPにはこのように記述されています。
自衛隊法第76条第1項(防衛出動) 防衛省
内閣総理大臣は、外部からの武力攻撃に際して、わが国を防衛するため必要があると認める場合には、国会の承認を得て、自衛隊の全部又は一部の出動を命ずることができる。(一部省略しています)
酒楽の意見。防衛出動を発令すればいいではないですか。1945年8月~9月にかけて、ロシア(当時はソ連)から武力攻撃を受け、不当に我が国領土を占領されています。防衛出動が可能だと思います。また日本が米国に占領されていた期間に、韓国は、不当に竹島を占領しました。防衛出動が可能だと思います。我が国を防衛するために自衛隊は存在するんでしょ?北方領土も竹島も我が国の領土だといつも国会で発言しているではないですか。武力行使を禁止されているけど、我が国を防衛するためなら、防衛出動は可能なんでしょ?
自衛隊法で、防衛出動を発令するのに時間的制約があるとは書いてありません。防衛出動に時効はないのです。でなければ政治的主張と整合が取れないではないですか。政治的にロシアと韓国の不法占拠を主張しているなら、防衛出動が可能でしょ?防衛出動が可能でないと言うなら、何故にロシアと韓国の不法占拠を主張できるのですか?防衛出動に時効があり、政治的主張に時効はないと?連動していないと?おかしくない?
何故、領土の奪還が禁止されているのでしょう?国際紛争を解決するための手段として戦争を禁じられているだけで、領土の奪還は、国際紛争ではなく、防衛出動の対象でしょ?
いったい誰が国際紛争だなどと言っているのですか?我が国の領土が不当に占拠されているだけです。防衛出動をするだけです。これのどこが問題なの?防衛出動をして、領土を奪還するために自衛隊が存在しているのではないのですか?
では聞きますが、尖閣が占領されたら、領土奪還できないんですか?この質問にどう答えるのか考えたら、領土奪還が憲法で禁止されているという考えに本質的な問題があることに気づくはずなんですがね。
くどいようですが、明日、尖閣をシナに占領されたら防衛出動できないのですか?不法に占拠されたのに?それは国際紛争なのですか?では、自衛隊など必要ないでしょ?
更に、とある国が、我が国の無人島に上陸し、武力をもって不法に占拠した場合、我がニッポンは、領土奪還できないのでしょうか?高市さんの論法だと、既成事実を作られたら終わりだということだそうですが、無人島は無数にありますよ。そこに上陸して、「我が国の領土だ」と宣言するのは簡単です。銃一丁持って。どうします?武力行使できない?そのまま奪われたままですか?防衛出動を命じないんですか?それだと、有人島でも武力制圧して、「我が国の領土だ」となりかねませんね。それでも奪還できないと?
※酒楽は法律家ではありませんので、今日の主張が法律的に正しいのかどうかについては、責任は持てません。御諒解を。
ホントに日本人てのは、バカショウジキですね。チューロのように、最初から最後まで嘘で塗り固めた国から見れば、日本ほど与しやすい国はないでしょう。憲法9条と心中しますか?
問題は韓国です。既に日韓基本条約を締結しています。
この日韓首脳会談が契機となり、歴史認識問題や竹島(独島)の帰属問題は「解決せざるをもって、解決したとみなす」で知られる丁・河野密約により棚上げとなり、条約の締結に至った。日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約Wiki
密約があったかどうかはこの際問題ではありません。竹島を置き去りにして条約を締結した日本政府の問題です。はっきり言わせてもらえば、「竹島を売った」のでしょう。条約を蹴っ飛ばしても領有権を主張するべきでした。無念です。
青山繫晴さんの道すがらエッセイを時々読んでいます。よく体を壊さないな、というのが正直な感想です。青山さんのような国を憂いる議員さんは少ないと思います。酒楽は、青山さんを応援しています。ぜひ、是非、少し休んでください。
自衛隊ではですね、指揮官は眠ることが極めて重要なのです。それはですね、睡眠不足で状況判断を誤れば、戦況が悪化し、最悪敗北するからです。幕僚と部下の務めの一つは、指揮官に眠っていただくことなのです。寝不足は状況判断の大敵なのです。
青山さん、国を憂いるならば少しお休みください。
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