日本の領土侵略されれば米があらゆる能力用い防衛=林外相 2022年3月23日 ロイター
有名な写真です。冷戦を終わらせたブッシュシニア、ゴルバチョフそして右端にベーカー国務長官です。
ブッシュは、湾岸戦争に勝利し、冷戦に勝利した米国で最も偉大な大統領の一人です。アメリカ人にはあまり人気がないようですが、酒楽はレーガン~ブッシュチームが米国を冷戦の勝者にした立役者だと思います。
そのブッシュチームのリーダーがベーカー国務長官です。ベーカーの湾岸戦争における活躍は、歴史に名を残したと酒楽は思います。
湾岸戦争において、勝利に大きく貢献したのは、ベーカー国務長官とパウエル統合参謀本部議長ですね。政策を主導したのがベーカーで、軍事を司ったのがパウエル、全体の判断を行ったのはブッシュ大統領です。
この3人は、見事なチームワークを発揮しましたね。特にベーカーは、湾岸戦争が始まるまで、イラクと交渉したのですが、まさしくタフネゴシエイターでした。イラク首脳部との交渉の場でのベーカーの強面は、語り草です。
もちろん、政界最強の軍隊が後ろに控えているのですから、強面で通すのが当たり前なのです。ベーカーの優れているところは、イラクに完勝したのにも関わらず、イラク領内に攻め込まなかったことです。ここにベーカーを含むブッシュチームの慧眼が潜んでいると酒楽は思うのです。
ブッシュジュニアは、大統領就任後、9.11を引き金にイラク戦争~アフガン戦争にのめり込み、合衆国の国力を大きく毀損させました。だから酒楽は、ブッシュジュニアを評価しません。
イラク、アフガンで、米国はそれぞれの国を統治できませんでした。大量のドルを垂れ流しただけで、ほとんと成果を上げられなかったのです。それほど他国を占領し、統治体制を築くのは難しいのです。日本やドイツは例外です。もともとしっかりとした統治基盤があったからです。ブッシュシニアとベーカーは、イラクからフセインを排除しても、米国の国益にはならないということを明確に見通していました。だからブッシュシニアが率いたブッシュチームは、歴史に名を遺す最強チームだと酒楽は思うのです。
ベスト・アンド・ブライテストと呼ばれたケネディ~ジョンソン政権は、米国にとっては悪夢の政権でしょう。ケネディはキューバ危機で勝利を勝ち取り、歴史に名を残しましたが、その後のベトナム戦争への介入で、米国を泥沼に引きずり込んだのです。このときのケネディ政権チームに対し皮肉を込めて、ベスト・アンド・ブライテストと呼ぶ訳です。
さて、長々と米国の政治チームについて論評しましたが、慧眼なる読者諸兄の皆様は、表題と「まくら」を聞いて、結論がお分かりと思います。ですので、簡明に述べたいと思います。
「日本の領土侵略されれば米があらゆる能力用い防衛」と林外務大臣が述べました。恥ずべき発言です。日本国民として、これほど恥ずべき発言はありません。
これが「米」を「日本」に置き換えていれば百点満点でした。そして、「戦う日本をアメリカ合衆国が全力で支援することになっている」というのが、日米同盟の本質です。
このような外務大臣の発言を誰も批判した形跡がないのも不思議です。メディアは、それを当然だと思っているのでしょう。馬鹿言え!おーいけません、またまた酒楽の暴言癖が出てしまいました。お許しください。
キモハマ政権(キシダモテギハヤシマツイの略です)は、現代ニッポンに蘇るベスト・アンド・ブライテスト(最良の、最も聡明な人々、Wiki)です。恥を知れ!

有名な写真です。冷戦を終わらせたブッシュシニア、ゴルバチョフそして右端にベーカー国務長官です。
ブッシュは、湾岸戦争に勝利し、冷戦に勝利した米国で最も偉大な大統領の一人です。アメリカ人にはあまり人気がないようですが、酒楽はレーガン~ブッシュチームが米国を冷戦の勝者にした立役者だと思います。
そのブッシュチームのリーダーがベーカー国務長官です。ベーカーの湾岸戦争における活躍は、歴史に名を残したと酒楽は思います。
湾岸戦争において、勝利に大きく貢献したのは、ベーカー国務長官とパウエル統合参謀本部議長ですね。政策を主導したのがベーカーで、軍事を司ったのがパウエル、全体の判断を行ったのはブッシュ大統領です。
この3人は、見事なチームワークを発揮しましたね。特にベーカーは、湾岸戦争が始まるまで、イラクと交渉したのですが、まさしくタフネゴシエイターでした。イラク首脳部との交渉の場でのベーカーの強面は、語り草です。
もちろん、政界最強の軍隊が後ろに控えているのですから、強面で通すのが当たり前なのです。ベーカーの優れているところは、イラクに完勝したのにも関わらず、イラク領内に攻め込まなかったことです。ここにベーカーを含むブッシュチームの慧眼が潜んでいると酒楽は思うのです。
ブッシュジュニアは、大統領就任後、9.11を引き金にイラク戦争~アフガン戦争にのめり込み、合衆国の国力を大きく毀損させました。だから酒楽は、ブッシュジュニアを評価しません。
イラク、アフガンで、米国はそれぞれの国を統治できませんでした。大量のドルを垂れ流しただけで、ほとんと成果を上げられなかったのです。それほど他国を占領し、統治体制を築くのは難しいのです。日本やドイツは例外です。もともとしっかりとした統治基盤があったからです。ブッシュシニアとベーカーは、イラクからフセインを排除しても、米国の国益にはならないということを明確に見通していました。だからブッシュシニアが率いたブッシュチームは、歴史に名を遺す最強チームだと酒楽は思うのです。
ベスト・アンド・ブライテストと呼ばれたケネディ~ジョンソン政権は、米国にとっては悪夢の政権でしょう。ケネディはキューバ危機で勝利を勝ち取り、歴史に名を残しましたが、その後のベトナム戦争への介入で、米国を泥沼に引きずり込んだのです。このときのケネディ政権チームに対し皮肉を込めて、ベスト・アンド・ブライテストと呼ぶ訳です。
さて、長々と米国の政治チームについて論評しましたが、慧眼なる読者諸兄の皆様は、表題と「まくら」を聞いて、結論がお分かりと思います。ですので、簡明に述べたいと思います。
「日本の領土侵略されれば米があらゆる能力用い防衛」と林外務大臣が述べました。恥ずべき発言です。日本国民として、これほど恥ずべき発言はありません。
これが「米」を「日本」に置き換えていれば百点満点でした。そして、「戦う日本をアメリカ合衆国が全力で支援することになっている」というのが、日米同盟の本質です。
このような外務大臣の発言を誰も批判した形跡がないのも不思議です。メディアは、それを当然だと思っているのでしょう。馬鹿言え!おーいけません、またまた酒楽の暴言癖が出てしまいました。お許しください。
キモハマ政権(キシダモテギハヤシマツイの略です)は、現代ニッポンに蘇るベスト・アンド・ブライテスト(最良の、最も聡明な人々、Wiki)です。恥を知れ!
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