米国防長官「ロシアの弱体化を望む」 目標に変更なしとホワイトハウス報道官 2022.04.26 CNN
オースティン氏は24日、ウクライナからポーランド国境を越えた非公開の場所で会見に臨み、「ロシアがウクライナ侵攻でやってきたようなことを繰り返す力を失うほどに弱体化する」ことを期待していると述べた。
オースティン氏の発言は当然です。こういう状況になって、ロシアにはウクライナ占領も、東部ドンバス地域占領も、南部地域占領も困難になるでしょう。ゼレンスキー氏が国土奪回を諦めない限り。
米欧は、継続的にウクライナを支援するでしょう。そして、ロシアへの制裁も継続するでしょう。この状況が進めば、ロシアは徐々に継戦能力を失い、現在占領している地域からの撤退を余儀なくされると思います。
戦争には莫大なお金がかかります。先般、ロシアの戦費が1日当たり3兆円に達するとの報道がありました。
ここにきて「プーチンの自滅」が現実味を帯びてきた…ロシア「一日3兆円の戦費」の衝撃中身 2022.04.11 現代ビジネス
仮に1日当たりの戦費が3億ドルだとすれば、59日、つまり約2か月でロシアのGDPと同じ費用が必要だということになります。200億ドルだとしても89日、約3か月です。もちろん、戦費の中には、備蓄されている武器・弾薬・燃料・糧食などがあるため、ストレートにこういう数字になるわけではありません。
しかし、戦争の継続が、ロシア経済を破滅に導くのは必然でしょう。冷戦が終了したのは、ソ連の経済的疲弊でした。米国の大規模な軍備増強に対応しようとしたソ連政府は、経済の破綻によって、自滅したのです。
ロシアは、ソ連と同じ道を歩もうとしています。今回は、冷戦ではなく、熱戦です。現実の戦争をロシアは行っているのです。ゼレンスキー政権の転覆を目論んだロシアですが、それには失敗しました。現在は、南部~東部を占領し、戦果としたいのでしょう。
しかし、ゼレンスキー・ウクライナは、失地回復を諦めないでしょう。米欧の軍事支援は継続されると思います。ウクライナ国民のk継戦意志は固く、失地回復まで戦争を継続するでしょう。ロシアは否応なく戦争を継続しなくてはなりません。場合によってはクリミア半島を含む戦争になるかもしれないのです。
ロシア経済は、戦争継続に耐えられない局面が必ず来ると思います。オースティン国防長官の発言は、戦争の継続の結果、必然的に訪れる結末を言ったにすぎません。
我が国にとっては朗報です。シナはウクライナ戦争をじっと観察しています。シナ経済は、ロシアよりも巨大ですが、決して強靭ではありません。ロシアは自国でエネルギーを確保できますが、シナはそうではありません。台湾・尖閣侵攻で、米欧から経済制裁を受ければ、今回のロシアと同じような状況に陥るでしょう。
シナの受ける苦難は、ロシアの比ではないと思います。14億の民がいるのです。民を食わせることができなければ、政権は倒れます。反乱がおきて。それが中国3千年の歴史です。
シナに対する経済制裁は、シナの食料品輸入に壊滅的な打撃を及ぼすでしょう。仮に日米によって海上封鎖されれば、中国への海運はストップし、物流は滞り、シナの食糧庫はいずれ空っぽになります。それがシナの終末になるのは間違いないと思います。
シナ政府が、現実的な判断をするならば、当面、台湾侵攻はしないでしょう。これまで同様サラミ戦術を踏襲していくものと思います。
しかし、ロシアがプーチン独裁の結果として誤った情勢判断をしたのですから、同じ独裁国家の習・シナが誤った情勢判断をしないとは言い切れません。我々は、それに備えなければならないでしょう。
オースティン氏は24日、ウクライナからポーランド国境を越えた非公開の場所で会見に臨み、「ロシアがウクライナ侵攻でやってきたようなことを繰り返す力を失うほどに弱体化する」ことを期待していると述べた。
オースティン氏の発言は当然です。こういう状況になって、ロシアにはウクライナ占領も、東部ドンバス地域占領も、南部地域占領も困難になるでしょう。ゼレンスキー氏が国土奪回を諦めない限り。
米欧は、継続的にウクライナを支援するでしょう。そして、ロシアへの制裁も継続するでしょう。この状況が進めば、ロシアは徐々に継戦能力を失い、現在占領している地域からの撤退を余儀なくされると思います。
戦争には莫大なお金がかかります。先般、ロシアの戦費が1日当たり3兆円に達するとの報道がありました。
ここにきて「プーチンの自滅」が現実味を帯びてきた…ロシア「一日3兆円の戦費」の衝撃中身 2022.04.11 現代ビジネス
仮に1日当たりの戦費が3億ドルだとすれば、59日、つまり約2か月でロシアのGDPと同じ費用が必要だということになります。200億ドルだとしても89日、約3か月です。もちろん、戦費の中には、備蓄されている武器・弾薬・燃料・糧食などがあるため、ストレートにこういう数字になるわけではありません。
しかし、戦争の継続が、ロシア経済を破滅に導くのは必然でしょう。冷戦が終了したのは、ソ連の経済的疲弊でした。米国の大規模な軍備増強に対応しようとしたソ連政府は、経済の破綻によって、自滅したのです。
ロシアは、ソ連と同じ道を歩もうとしています。今回は、冷戦ではなく、熱戦です。現実の戦争をロシアは行っているのです。ゼレンスキー政権の転覆を目論んだロシアですが、それには失敗しました。現在は、南部~東部を占領し、戦果としたいのでしょう。
しかし、ゼレンスキー・ウクライナは、失地回復を諦めないでしょう。米欧の軍事支援は継続されると思います。ウクライナ国民のk継戦意志は固く、失地回復まで戦争を継続するでしょう。ロシアは否応なく戦争を継続しなくてはなりません。場合によってはクリミア半島を含む戦争になるかもしれないのです。
ロシア経済は、戦争継続に耐えられない局面が必ず来ると思います。オースティン国防長官の発言は、戦争の継続の結果、必然的に訪れる結末を言ったにすぎません。
我が国にとっては朗報です。シナはウクライナ戦争をじっと観察しています。シナ経済は、ロシアよりも巨大ですが、決して強靭ではありません。ロシアは自国でエネルギーを確保できますが、シナはそうではありません。台湾・尖閣侵攻で、米欧から経済制裁を受ければ、今回のロシアと同じような状況に陥るでしょう。
シナの受ける苦難は、ロシアの比ではないと思います。14億の民がいるのです。民を食わせることができなければ、政権は倒れます。反乱がおきて。それが中国3千年の歴史です。
シナに対する経済制裁は、シナの食料品輸入に壊滅的な打撃を及ぼすでしょう。仮に日米によって海上封鎖されれば、中国への海運はストップし、物流は滞り、シナの食糧庫はいずれ空っぽになります。それがシナの終末になるのは間違いないと思います。
シナ政府が、現実的な判断をするならば、当面、台湾侵攻はしないでしょう。これまで同様サラミ戦術を踏襲していくものと思います。
しかし、ロシアがプーチン独裁の結果として誤った情勢判断をしたのですから、同じ独裁国家の習・シナが誤った情勢判断をしないとは言い切れません。我々は、それに備えなければならないでしょう。
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