「受信料に守られたNHKしか助からない」民放キー局が一斉に飛び込んだ"ネット同時配信"という沼 PRESIDENT Online 2022/04/07
ついに団塊世代のテレビ離れが始まった…高齢者がテレビからYouTubeに流れた根本原因 2022.5/12
プレジデントオンラインとsankeibizにテレビ凋落の記事が掲載されました。それぞれ、地上波放送の暗い将来について報じています。
結論を先に言えば、面白くないからです。NHKを除く地上波放送局は、基本ただです。ただの放送が成り立っているのは、CMがあるからです。CMのスポンサーは、各番組にCMを流す契約をテレビ局と交わし、一定時間、自社のコマーシャルを流すのですね。それによって、自社のイメージアップ、商品の販促などを期待するわけです。
そして、キー局とスポンサー企業の間を取り持つのが広告代理店です。〇〇ツーや〇〇ホードーです。これでテレビ局界隈は成り立っているわけです。
2記事を読むと、それぞれ納得のいく、説得力のある記事だと思います。で、それを酒楽的に超訳すると「面白くないから」という結論になります。
ネット環境とYouTubeの登場は、テレビの凋落と軌を一にしています。YouTubeがもてはやされる理由は簡単です。弱肉強食、優勝劣敗、変化に対応できるもののみが生き残る世界だからです。
テレビ業界は似て非なるものです。根本的な理由は、電波が限られていることです。NHKを除く地上波キー局は、日テレ、テレ朝、TBS,テレ東、フジテレビの5局です。この5局以外が放送業界に参入する道は、事実上閉ざされています。これが放送業界の競争を阻害しているから、放送業界は、健全な競争に晒されることがないのです。必然的に業界全体が腐敗凋落しつつある、と言うのが真実です。
お笑いタレントによるつまらない番組、クイズ番組、お金のかからない路線バスの旅、料理・グルメ番組などなど…。こういうつまらない、面白くない番組を延々と流されても、視聴者はついていけなくなってきているのだと思います。だって、つまらないからです。おまけで言わせていただくと、角度のかかったニュース報道がそれに拍車をかけています。
それが現在進行形で顕著になりつつあるのは、ネットが登場して以来の変わらぬ傾向ですね。ネットに発信の制限がないのは最大の理由でしょう。受信者は、数多あるYouTube動画の中から、ひたすら面白い動画を探して視聴しているのです。
主に自分の趣味嗜好に合った動画を見る傾向が強いと思います。釣り、ワンコにニャンコ、鉄道、旅、夜景、観光地映像、寺社仏閣、音楽その他…。数え上げればきりがないほど、ネットには、無尽蔵にコンテンツが溢れているのです。その中で、多数の視聴者を集めるには、独創的で、マニアックで、面白いコンテンツに限られるのです。そして、映画などは、有料がほとんどです。でも視聴者は面白い物ならお金を払ってでも見るのです。面白くない番組はタダでも見ないのに。
その面白いコンテンツも、速攻模倣者が現れ、次々に新たな視点を加え、視聴者にアピールしようと参入してくるのです。ユーチューバーが多数の視聴者を何年も継続的に維持するのは、至難の業だと思います。競争が激烈だからです。
しかし、視聴者は常に新しいものを求めるため、そこに健全な競争原理「ルールの無いことが唯一のルール」があり、「変化に対応できるものだけが生き残ることができる」のです。参入障壁はありません。YouTubeが面白いのは、それが原因です。「電波」を取得する必要がないからなのです。
独占業界に胡坐をかいたキー局が凋落し始めているのは必然だと酒楽は思います。繰り返しますが「面白くない」のです。地上波の番組は。面白くないものを見るくらいなら、YouTubeを見るか、読書をするか、散歩をした方がいいのです。
最後にNHKです。記事では、NHKだけは生き残ると予想しています。酒楽もその予想に同意します。しかし、条件付きです。NHKこそ受信料に守られた絶対的な独占企業です。独裁政治は腐敗するというのが、歴史の教えです。NHKもこの教えに背くことはできないでしょう。腐敗し、受信料で成り立っているNHKは、いずれ受信者の怨嗟の的になるでしょう。あるいは、NHKを含むテレビを一切見ない層が増えてくれば、受信料収入が減って、NHKは自然消滅するかもしれません。
永遠に続く体制は稀有なのです。NHKが例外になる可能性は、殆どゼロに等しいでしょう。NHK総合とEテレ、衛星2チャンネル、何故こんなにチャンネルが必要なのでしょう。過ぎたるは及ばざるがごとし、NHKの凋落は、いずれ時間の問題となるでしょう。
それは日本人にとっても日本国にとっても大変いいことです。
ご清聴ありがとうございました。ぽちっとしていただけると励みになります。フォローバナーもよろしくお願いします。

政治ランキング


にほんブログ村
ついに団塊世代のテレビ離れが始まった…高齢者がテレビからYouTubeに流れた根本原因 2022.5/12
プレジデントオンラインとsankeibizにテレビ凋落の記事が掲載されました。それぞれ、地上波放送の暗い将来について報じています。
結論を先に言えば、面白くないからです。NHKを除く地上波放送局は、基本ただです。ただの放送が成り立っているのは、CMがあるからです。CMのスポンサーは、各番組にCMを流す契約をテレビ局と交わし、一定時間、自社のコマーシャルを流すのですね。それによって、自社のイメージアップ、商品の販促などを期待するわけです。
そして、キー局とスポンサー企業の間を取り持つのが広告代理店です。〇〇ツーや〇〇ホードーです。これでテレビ局界隈は成り立っているわけです。
2記事を読むと、それぞれ納得のいく、説得力のある記事だと思います。で、それを酒楽的に超訳すると「面白くないから」という結論になります。
ネット環境とYouTubeの登場は、テレビの凋落と軌を一にしています。YouTubeがもてはやされる理由は簡単です。弱肉強食、優勝劣敗、変化に対応できるもののみが生き残る世界だからです。
テレビ業界は似て非なるものです。根本的な理由は、電波が限られていることです。NHKを除く地上波キー局は、日テレ、テレ朝、TBS,テレ東、フジテレビの5局です。この5局以外が放送業界に参入する道は、事実上閉ざされています。これが放送業界の競争を阻害しているから、放送業界は、健全な競争に晒されることがないのです。必然的に業界全体が腐敗凋落しつつある、と言うのが真実です。
お笑いタレントによるつまらない番組、クイズ番組、お金のかからない路線バスの旅、料理・グルメ番組などなど…。こういうつまらない、面白くない番組を延々と流されても、視聴者はついていけなくなってきているのだと思います。だって、つまらないからです。おまけで言わせていただくと、角度のかかったニュース報道がそれに拍車をかけています。
それが現在進行形で顕著になりつつあるのは、ネットが登場して以来の変わらぬ傾向ですね。ネットに発信の制限がないのは最大の理由でしょう。受信者は、数多あるYouTube動画の中から、ひたすら面白い動画を探して視聴しているのです。
主に自分の趣味嗜好に合った動画を見る傾向が強いと思います。釣り、ワンコにニャンコ、鉄道、旅、夜景、観光地映像、寺社仏閣、音楽その他…。数え上げればきりがないほど、ネットには、無尽蔵にコンテンツが溢れているのです。その中で、多数の視聴者を集めるには、独創的で、マニアックで、面白いコンテンツに限られるのです。そして、映画などは、有料がほとんどです。でも視聴者は面白い物ならお金を払ってでも見るのです。面白くない番組はタダでも見ないのに。
その面白いコンテンツも、速攻模倣者が現れ、次々に新たな視点を加え、視聴者にアピールしようと参入してくるのです。ユーチューバーが多数の視聴者を何年も継続的に維持するのは、至難の業だと思います。競争が激烈だからです。
しかし、視聴者は常に新しいものを求めるため、そこに健全な競争原理「ルールの無いことが唯一のルール」があり、「変化に対応できるものだけが生き残ることができる」のです。参入障壁はありません。YouTubeが面白いのは、それが原因です。「電波」を取得する必要がないからなのです。
独占業界に胡坐をかいたキー局が凋落し始めているのは必然だと酒楽は思います。繰り返しますが「面白くない」のです。地上波の番組は。面白くないものを見るくらいなら、YouTubeを見るか、読書をするか、散歩をした方がいいのです。
最後にNHKです。記事では、NHKだけは生き残ると予想しています。酒楽もその予想に同意します。しかし、条件付きです。NHKこそ受信料に守られた絶対的な独占企業です。独裁政治は腐敗するというのが、歴史の教えです。NHKもこの教えに背くことはできないでしょう。腐敗し、受信料で成り立っているNHKは、いずれ受信者の怨嗟の的になるでしょう。あるいは、NHKを含むテレビを一切見ない層が増えてくれば、受信料収入が減って、NHKは自然消滅するかもしれません。
永遠に続く体制は稀有なのです。NHKが例外になる可能性は、殆どゼロに等しいでしょう。NHK総合とEテレ、衛星2チャンネル、何故こんなにチャンネルが必要なのでしょう。過ぎたるは及ばざるがごとし、NHKの凋落は、いずれ時間の問題となるでしょう。
それは日本人にとっても日本国にとっても大変いいことです。
ご清聴ありがとうございました。ぽちっとしていただけると励みになります。フォローバナーもよろしくお願いします。

政治ランキング

にほんブログ村
- 関連記事
-
-
弔鐘鳴り響く 2022/05/26
-
イーロン・マスクへの好感と失望 2022/05/06
-
朝日の無理筋な主張 2022/04/05
-
守銭奴の末路 2022/03/10
-
日本人の良心はどこに行った? 2022/02/22
-
個人投資家の95%が岸田政権「不支持」 2022/02/19
-
株式市場に嫌われる岸田総理 2022/02/06
-
自己責任でお願いします 2021/12/05
-
経済成長の果実 2021/12/04
-
スポンサーサイト