3年ほど前に、韓国の規則破りを発端にして、日本政府が韓国に対し、フッ化水素以下3品目の輸出管理を厳格化したのを皆様覚えておいででしょう。その結果がどうなったのか、「井戸の外のファンドビルダー」が教えてくれました。紹介します。
<W寄稿>韓国サムスン電子の半導体収率(歩留まり)が暴落したのは、日本の輸出審査強化のせい?(1) 2022/05/17 Copyrights(C)wowkorea.jp
市場占有率
年度 TSMC サムスン
2019 48% 19%
2020 52% 19%
2021 2/四 52.9% 17.3%
2021 3/四 53.1% 17.1%
2022 予想 56% 16%
歩留まり
規格 TSMC サムスン
5nm 80-90% 50%
4nm 70% 30-35%
3nm予想 ? 20%以下
2019年から始まったこのようなサムスン電子の収率暴落現象によって、主要顧客(インテル、アップル、クアルコム、NVIDIAなど)はサムスン電子が作った半導体に対して品質の面で疑いを抱き始めた。そしてこのような疑いは顧客離れを招き、それによって市場占有率はだんだんと下落傾向を見せたのだ。
実際に、サムスン電子のファウンドリー占有率17.1%(2021年第3四半期現在)だというのもサムスン電子の自主発注分を含む数値で、自主発注分を除くと、実質的な占有率は10%にも満たないレベルだと推測される。
WoWKoreaからファンドビルダーの署名記事を引用しました。事の発端は、韓国の規則破りです。
「韓国の輸出管理脆弱」日韓事務会合 次回の予定「ない」 2019/7/12 産経ニュース
産経ニュースの2019年の記事を引用しました。もう3年近いんですね♪このときの経産大臣は、世耕さんでした。世耕さんはいいですね。輸出管理に関する事務的説明会、というものをやって、韓国側に実に冷たい対応をしたのです。当然ですね、韓国が約束を破ったのですから。その結果をファンドビルダーが説明してくれました。
サムスンがTSMCの後塵を拝し、その差がますます大きくなりつつ現実を数字で明快に示してくれたのです。
本邦メディアがやってくれるといいんですがね、本当は。でも韓国サムスンを継続的に追うほど本邦メディアは暇ではなく、日本人も関心がないということでしょう、結論は。
繰り返しますが、フッ化水素以下3品目の輸出管理を厳格にしただけです。韓国が約束を破ったので。本来なら、輸出禁止にしてもいいのですが、情けをかけたのでしょう。韓国に通じたとは思えませんが。
日本製のフッ化水素などを十分に購入できなかったサムスンは、韓国内から不足分を調達したものと思います。その結果、歩留まりが低下し、利益率は悪化の一途を辿り、インテル辺りから、品質に疑問符を突き付けられていると、ファンドビルダーは伝えています。
表を見ると一目瞭然ですね。サムスンが半導体事業から撤退するのは時間の問題かもしれません。日本を騙し、日本をなめるとこうなるという見本のような結果です。
これが日韓のあるべき関係だと酒楽が常々主張しているわけです。しつこいようですが、これは輸出管理を厳格にしただけです。韓国に対する制裁ではありません。
制裁はこれからでしょう♪徴用工問題で、韓国が本邦企業資産の現金化をすれば、それこそ韓国を制裁するでしょう、日本政府は。サムスンだけではなく、韓国企業は討ち死に必須でしょうね。
でもそれは韓国が招いた結末です。こうなることはわかっていたのです。3年前に。今更反省しても遅いです。反省していないようですが♪ファンドビルダーがいくら警鐘を鳴らしても、韓国人には聞こえないでしょう。天才ムン君が5年間鍛えたので、韓国人は、対日本という視点では、正常な思考ができなくなっているのです。ムン君の功績です。
韓国の対日本政策は、もはや止めることは不可能だと思います。伊政権がいくら足搔いても、韓国世論を覆すことはできないでしょう。そんなことをすれば、伊政権は、ろうそく革命で倒されること必定です。
だから徴用工に端を欲する本邦企業資産の現金化は既定路線であり、止めることは不可能です。韓国司法は、現金化を遅らせているようですが、止めることはできないでしょう。時間の問題です。伊政権に禁止することはできません。現金化が日韓関係の最終到達点になることを期待したいと思います。
北朝鮮をほーっておくことはできないとか、林外務大臣は、岸田さんと同じく、親中、親北朝鮮、親韓国なのでしょうね。強く言わないのは、国民の批判を恐れているからでしょう。メディアもよくわかっているようで、林大臣のマイナス面については、極力報道しないようにしていますね。
岸田さんの訪米意欲を無視し、今回は自ら日本に足を運んだバイデンは、岸田政権を信用していないことは明らかですね。特に林さんに対して。問題は、岸田さんが、それを理解しているかどうかです。どうも理解していないような気がしてなりません。
新しい資本主義の中身は空っぽで、成長と分配と言う社会主義者のようなな発言が、その都度株式市場を冷えさせている現状が、岸田政権の現在地を象徴しています。
自民党内のPBバランス至上主義者を駆逐しなければ、国家防衛も危ういということです。
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